『織田信長のマネー革命』

 

織田信長のマネー革命 (ソフトバンク新書)
武田 知弘 (著)

 
商品説明
内容(「BOOK」データベースより)
 
戦国時代のヒーロー・織田信長。彼の強さの秘密は経済にあった―。華々しい合戦が注目されがちな戦国時代だが、その裏側で多くの戦国大名は経済でも競い合っていた。群雄割拠の乱世において信長はいかなる経済戦略を駆使していたのか。様々な角度からその非凡な手腕を探る一冊。
 
 
カスタマーレビュー
社会の不正や経済的不合理を徹底的に排除した信長の経済政策
 
信長の寺社や通貨、交通に対する政策を細かく分析している。
 
当時の有力寺社は大荘園領主・高利貸しといった性格を有し、独立した寺内町に商人を集めて流通・交易を支配して収益を上げていた。
 
信長はこうした宗教の権力支配を強制的に排除した。
 
堺など港を押さえた信長は「荷止め」(経済封鎖)ができる立場となり、他の敵対大名の硝石の入手を妨害して、軍事的な優位を確実なものとした。
 
武田信玄の西上は物資不足を打破するための最終手段であり、そのために時間と労力のかかる籠城戦を避けるために家康が逃げ込んだ浜松城を通り過ぎた、とする説はユニークである。
 
社会の不正や経済的不合理を排除することで、「誰もがやろうとしていたこと、やりたかったことを前例に捉われず、臆することなく徹底的にきっちりやり遂げた」のが信長である、とする著者の信長像こそ現実的で明快に思われ共感できる。
 
 
著者について
 
武田 知弘(たけだ ともひろ)
1967年福岡県出身。西南大学経済学部中退。1991年大蔵省入省。バブル崩壊前後の日本経済の現場をつぶさに見て回る。

1998年から執筆活動を開始。1999年大蔵省退官、出版社勤務を経てライターとなる。

主な著書に『ヒトラーの経済政策』(祥伝社新書)、『戦前の日本』(彩図社)、『ワケありな日本経済』(ビジネス社)などがある。

武田知弘ブログ http://blog.goo.ne.jp/takedatomohiro/