君死にたまふことなかれ

中国で目立つ邦人自殺=04年10人、05年7人-本社圧力、抱える仕事の悩み
(時事通信) -6月18日7時1分更新

【北京17日時事】 中国に滞在する日本人の自殺が2004、05の両年で増加傾向にあることが17日分かった。日本外交筋によると、04年に中国で死亡した邦人93人のうち自殺したのは10人で、海外で邦人が自殺する場所として毎年1位を続けていた米国を抜いた。05年の自殺者も7人に上った。

 日中関係筋は「中国での在留邦人急増も要因だが、仕事の悩みによる自殺が多い」と指摘。中国駐在員らに対する心のケアの必要性も浮上しそうだ。

 中国では、日系企業が多い上海やその周辺で邦人の自殺が多いのが特徴。04年の上海地域での自殺者は5人、05年も3人に達し、北京や広州より多かった。04年には上海総領事館員が女性問題で中国当局に付け込まれ、外交機密を漏らすよう強要されて自殺した。中国勤務の長い駐在員も、邦人の自殺要因として(1)仕事の悩み(2)女性問題-を挙げている。

 日系企業の動向に詳しい専門家は「中国に進出した日系企業は独資(100%外資)が多く、地元政府との税金や許認可などのトラブルを自分で解決する必要がある」と指摘。さらに、「中小の部品企業などの代表は1人で赴任するケースが多い上、もともと技術者出身でセールスが苦手。実績が上がらず、ストレスがたまる」と解説した。

 上海のコンサルタント会社幹部は「本社からの圧力で悩む駐在員が多い」と語っており、「中華人民共和国と『本社共和国』の2つの共和国に挟まれている」(日系企業)と悩む駐在員もいる。ビジネスチャンスを求めた本社の期待を背負って赴任したものの、中国独特の企業風土になじめないケースが多いのも現実だ。2000年に中国で死亡した邦人は57人だったが、自殺者はゼロで、自殺者は近年、増加傾向にある。ただ、上海では今年、これまでのところ邦人の自殺はゼロとなっている。

 
これなんか↓まるで自分のコトを言われているよう…。

「中小の部品企業などの代表は1人で赴任するケースが多い上、もともと技術者出身でセールスが苦手。実績が上がらず、ストレスがたまる」
 
 でも、ワタシは死にませんw♪最後に何が一番大切なのか分かってるから。

「自分」に決まってんでしょ!

 ドンドン会社から逃げ出したらイイのに…殺されるくらいなら。

 きょう一日、ワタシはベトナムで何とか生き延び、きょう一日、日本では90人の社会的殺人(自殺)が発生している…これでイイの?
 
自殺者統計|自殺対策支援センターライフリンク
 
 軍事的な戦争から経済的な戦争に形は変わっても、犠牲者が出ていることに変わりありません。戦没者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。と同時に、一日も早く経済戦争における犠牲者の数が減少することを切に望みます。

 「国益」だとか「国家の品格」だとか大義を掲げたところで、「国民」があってこその話。「金儲け」よりも、経済後退を覚悟してでも「国民優先」の政策に転換しなければ「日本」という国の未来は暗いような…。
 

君死に賜ふ事なかれ

あぁ弟よ、君を泣く 君死に賜ふ事なかれ

末に生まれし君なれば 親の情けは勝りしも

親は刃(やいば)を握らせて 人を殺せとをしへ(教え)しや

人を殺して死ねよとて 二十四までを育てしや

堺の街の商人(あきびと)の 旧家を誇る主にて

親の名を継ぐ君なれば 君死に賜ふ事なかれ

旅順の城は亡ぶとも 亡びずとても何事ぞ

君は知らじな、商人(あきびと)の 家の掟に無かりけり

君死に賜ふ事なかれ、 すめらみこと(皇尊)は、戦ひに

おほみづからは出でまさね 形見に人の血を流し

獣の道に死ねよとは、 死ぬるを人の誉とは、

大御心の深ければ もとよりいかで思(おぼ)されむ。

あぁ弟よ、戦ひに 君死に賜ふ事なかれ

過ぎにし秋を父君に おくれ賜へる母君は、

嘆きの中に痛ましく わが子を召され、家を守(も)り

安しときける大御代も 母のしら髪(が)は勝りぬる。

暖簾(のれん)の陰に伏して泣く あえかに若き新妻を

君忘るるや、思へるや 十月(とつき)も添はで別れたる

少女(をとめ)心を思ひみよ この世ひとりの君ならで

あぁまた誰を恃むべき 君死に賜ふ事なかれ。
 
 
与謝野晶子

 
 
追記:

<リストラ反動>人手不足で辞められず 組合に相談増える
(毎日新聞) -6月14日 15時21分更新

 「辞めたいが辞めさせてもらえない」といった従業員からの問い合わせが労働組合などの相談窓口に増えている。会社から「代わりを探してから辞めろ」と言われたり、「辞めたら損害賠償を請求する」などと脅された深刻なケースも多い。景気回復による人手不足やリストラで仕事が特定の人に集中している最近の労働環境が背景にあるようだ。【佐藤賢二郎、東海林智】

 NPO法人「労働相談センター」(東京都葛飾区)では、「解雇」や「賃金」に関する相談が01年をピークに減少、この数年は「辞められない」など「退職」に絡んだ相談が増えた。同種相談は昨年559件で、98年の5.5倍だ。プログラマーや看護師など専門知識を必要とする20代後半から30代の若者が多い。会社は、中小企業が大部分だという。

 システム開発会社で働く男性(29)は、3月末に退職を申し出たが「開発案件が終わる9月までは認めない。辞めるなら数百万円の損害を払え」と要求された。幹部から怒鳴られ、「転職先に仕事を放り出して辞めたと伝える」と言われ、辞められない状態が続く。

 老人ホームの運営担当だった男性(32)は、待遇への不満から昨年12月、2カ月後の退職を申し出ると「辞めるなら10人入居者を増やせ」と言われた。労働基準監督署に相談して辞めることができたという。

 また、スーパーなど流通系の労組幹部は「スーパーでは人手不足で職場が崩壊寸前の所もある。パートも仕事量が増えても賃金は上がらず、『辞めたい』と言う人が増えている」と話す。

 こうした状況について、「労働組合ネットワークユニオン東京」(同渋谷区)の古山亨書記長は「02年ごろから『働きすぎ』が深刻化し、『このままでは死んでしまう』という相談が増えた。リストラ時代をこうして頑張った人たちが退職や転職を希望しても、会社側が『辞めさせない』という対応に出ている」と話している。

 
 要らなくなったら首を切り、足りなくなったら奴隷のようにコキ使う。ワタシたち労働者は利益を生み出すための部品に過ぎないワケ?

 こんな状況じゃ労働に、そして日々の生活に悦びを見出すなんて無理無理無理。それがひいては少子化問題の一因になっているのでは?

 仕えるべき主君(会社)を見極めるのも大切かと、Roninの身としては思うワケです。
 
 

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