革命の先にあるもの

 「相撲」と日本人のアイデンティティーについてあらかた言いたい事は言ったので、あとは「儀式」を司る当事者の判断にお任せします。ワタシにしても当事者ではないワケですしw。

 ただ、「相撲」の存在意義についてみんなが考えるイイ機会になったのは確か。
 
春場所中止を正式決定=八百長疑惑で相撲協会-65年ぶり、国技に汚点
時事 2011年2月6日
 
 ま、マスコミの「八百長」批判に対して相撲協会が毅然とした態度で受け答えができなかったのは残念ですが…。

 で、話はいきなりエジプトに移るのですが、「革命」が膠着状態に陥っているみたいで、あまりいい兆候には思えません。昨年のタイの民主化運動をホーフツとさせます。

 タイの場合は「民主化運動」止まりでしたが、エジプトの場合は「革命」を標榜してますからそれ相応の覚悟が無いとね?

 つまり「革命」が長期化しても持ちこたえられる「組織」作りプラス…膠着状態を打開する「次の一手」が打てるか否かというコト。

 タイの民主化運動と同じくエジプトにしても「革命」の主体は「民衆」であり、日々の暮らしを犠牲にして「革命」を起こしたワケですから、「革命」が長期化すると正直…「明日の食べるものをどうしようか?」…という逼迫した状況に陥るコトにもなるワケです。

 人間、腹が減れば我が身が可愛くなるのは誰にも責めることはできませんし、食べる物欲しさから寝返るような仲間が出たとしても仕方ないと言えます。タイの場合だと民主化要求グループを一部のお金持ちが支援して運動の長期化に対応できましたが、エジプトの場合は?

 「ムスリム同胞団」という慈善団体が「革命側」に味方しており、かつエジプト国内のみならず近隣のイスラム教諸国の同団体らも支援物資は届くでしょうから、その点では「革命」の長期化にも耐えられるようです。

 次に、膠着状態を打開する手立てはあるのか?という点ですが、要は人間は同じ事を繰り返していると「倦み疲れる」=「飽きてしまう」ものであり、したがって「革命」を起す場合にも「短期決戦」が基本です。

 したがって一般的に「革命」の常套手段は「武力」になり、その意味で力ずくで「権力者」を引き摺り下ろす軍事クーデターも一種の「革命」ですが、革命後に民衆が望む社会になるかはどうかは別問題。

 現在エジプトでは「権力者」がその座を降りることを拒否し、「革命」側も「権力者」を引き摺り下ろす手立てを欠いているような状況です。傍から見ていると権力の座にしがみ付いているムバラク大統領いい年をしてまるで聞き分けの無い子供のようで、まるでどこかの国の総理大臣みたいですw。
 

 
 ムバラク氏に大統領の正当性=国民の支持が無いのは明らかであり、ならば臨時にでも新たな指導者を擁立して大統領官邸に乗り込むくらいでないとダメなのでは?

 また、現在のエジプトの状況を参考に、指導者の交代が速やかにできる国内法(憲法)の整備が必要とされる国は結構あるのではないかと?任期が残っていようがナンだろうが、「不適格」と判断された場合には即刻解任されるように…。

 でないと時間稼ぎをされて事態は混乱するばかりだし、また混乱に陥らないためにも民衆に求められるのは一時的な感情に溺れることなく…

未来を描け!

…というコトであり、「革命」のその先にある将来像を、生活を合意形成した上で行動しないとタイのように「ヘタレ」てしまうのが関の山ですw。

 みんなが思い思いの「将来像」を描いていては「革命」の成就は困難でしょうが、ひとつの「グランドデザイン」に向かって進めば必ずや成就できるでしょうし、そして「将来像」=「意識」を共有する上で不可欠なのが…

情報を共有する

…というコト。

 同じ場所をグルグル回っているようで恐縮ですが、ワタシが言わんとする事はインターネットの普及により情報、意識の共有が可能な時代にワタシたちは生きているというコトと、情報の共有によって同じ「将来像」が描けるのか?というコト。

 で、その為(情報の共有)には…

「個人革命」

…によって己の見識の幅を広げることが重要になり、詰まるところは行動の基本となる自己のアイデンティティーを確立できるか?という話。

庶民が庶民らしく暮らせる社会。

 そんなに難しい話ではないように思いますケド…ワタシとしては。
 
 
 
 
でわっ!
 
 

広告