善悪の彼岸

 ワタシには妄想癖がありますが、それでも一応?「物証」「状況」を組み立てて妄想を展開しています。

 で、先の「エジプト革命」にしても、革命に至る状況と革命終結後の状況をありのままに見るなら、最終的に混乱を収束させたのは「エジプト軍」であり、かつ、そのまま現在も「エジプト軍」が全権を掌握し、「革命」の主体であったハズの民衆は蚊帳の外に置かれているワケですから、こうした状況を踏まえて…

「革命」は成功した!

…と持て囃すのは、無理があるように思えるワケです。

 エジプト軍の「パトロン」はアメリカ軍であり、某ブログによると今回の「革命」は…

アメリカ寄りのムバラク大統領を失脚させる為の反米運動でもある。

…とのことですが、であれば矛盾するようにワタシには思えますw。
 


ムバラク大統領

 
 六ヶ月間の暫定政権だという話ですが、その六ヶ月間は旧来の体制=ムバラク氏が残した体制が継続されるワケですから、「革命」の本分が…

社会を根本的に変革する

…という目的ならばそれを達成したことにはならず、集まって騒いだだけなら「暴動」と変わりません。

 「暴動」が収まればその主導者たちは処罰されるのが常で、それは旧来の体制および法律の下で「合法的」に行なわれるでしょうし、また、ムバラク時代に投獄された「政治犯」の釈放の報道もいまのところなく、こうした状況からは…

「革命」未だ成らず。

…としかワタシの目には映りません。
 
 
 話は替わり、延々と報道が繰り返されている相撲の「八百長問題」ですが、「物証」「状況」を照らし合わせるに、ジッサイ…

誰か被害を被ったワケ?

 はやい話が、ヤクザが相撲賭博をしようとそれが…

ワタシたちの暮らしと何か係わりがあるの?

…という話で、相撲賭博で儲けたどこぞの組長がベンツに乗ろうと、ロレックスの腕時計を身に付けようと…

あっしには関わりないことで。

…なワケですw。
 


木枯し紋次郎

 
 翻って、相撲賭博ができなくなり別な手段で「シノギ」を得ようと、「麻薬ビジネス」にでも精を出されたら、そっちの方がよっぽど一般市民の日常生活に深刻な影響を及ぼしますw。
 
 であれば?相撲賭博だろうと野球賭博だろうと、賭博が好きな人は勝手にやっていればイイんじゃないの?

 博打で身を持ち崩す人も当然現れるでしょうが、「薬物」に毒されていない健全な体さえ残っていれば、心を入れて替えやり直すこともできます。文豪のロマン・ロラン曰く…
 
「良い土地」であれば、再び目を覚ますことは出来る。
 
…というコト。

 しかし「良い土地」を失ってしまったら=「薬物」で体がボロボロになってしまったら、社会復帰は格段に難しくなります。したがってヤクザのみなさんには、「麻薬ビジネス」をするくらいなら「相撲賭博」でもしてくれた方が、ワタシとしてはよっぽど有難いですし、それがワタシが考えるところの…
 
「許容悪」
 
…の具体的な一例。
 

 
 「八百長」は絶対に許せないという、「0」か「1」かのデジタル思考の人も多いようですが、そうした人たちは相撲をこよなく愛するが故に憤っているのかというと、どうもそうではないらしく、「倫理」「法律」の問題として捉え、「善」「悪」の二元的な見地から批判を繰り返しているようです。

愛により為される事は、善悪の彼岸に在る。

…とはニーチェの言葉ですが、ワタシ流にこの言葉を咀嚼すると…

ニーチェは「バカの壁」を越えていた

…というコトになります。「善」と「悪」の間に立ちはだかる「バカの壁」=「偏狭な知性」を乗り越える…それが「ニヒリズム」と呼ばれるものではないのか?そして「バカの壁」の向こう側にあるのは…

同じ人間だろ?

…という、「知性」よりも肉体=実体に則した「共感」ではないのか?

 現代人には「共感」が欠如していると以前にも書きましたが、人間が「共感」を失うとどうなるのか?というと、おそらく「攻撃的な社会」であったり「利己的な社会」になるのでしょうし、「同じ価値観」を共有しない他者は「異物」として「排除」されるでしょう。

 「タイガーマスク」にしても単なる「売名行為」ではなく、人間が…日本人が…大衆が抱く「共感」の発露であり、この「共感」が「日本人のアイデンティティー」に根差したものであるなら、世界がどんなに変わろうと日本人は…

困難を乗り越えられる

…と確信する次第です。はい。
 
 
 
 
でわっ!
 
 

広告