電気の歴史

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 江戸時代から明治時代へと日本が大きく転換した原因のひとつに、欧米列強による植民地化への危機感があったのは、昨年放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」などで皆さん既にご存知かと?

 で、近代化に出遅れた日本が先を行く欧米列強に伍していくには、「富国強兵」政策によって強引にでも「国力」を上げなければならなかったワケで、「富国」のために産業を振興する上で重要になるのは「エネルギー」であることも、スグに想像がつくと思います。

 産業を振興し、外貨を稼ぎ、その資金で「軍備を増強」する。つまり何だカンだ言っても、最終的には「軍事力」が最優先課題であったワケです。

 当初は寄り合い所帯であった明治政府(薩長土肥連合)も、産業の発展に伴い「カネ」が回るようになると、それまで民間に任せていた各種事業を政府の管理下に置くようになります。

 電気事業もそのひとつであり、電気事業は「国策=軍事」にとって最重要案件とされ、電気事業と軍需産業は切っても切れない関係となります。

【電力事業連合会】 明治時代 電気の歴史年表

【電力事業連合会】 大正から昭和へ 電気の歴史年表

松永安左エ門 – Wikipedia

 「軍事」と「電事」の繋がりは第二次世界大戦後も切れる事はなく、「朝鮮戦争」の勃発により「警察予備隊=自衛隊」が編成され、日本は「共産主義の防波堤」という役目を担い、国内の工場は朝鮮戦争軍需特需の操業で多くの電力を必要としました。

 そしてそれは戦後日本の復興の一助ともなり、日本は連合国(アメリカ)に対して経済的な「借り」を負ったとも言えます。

【電力事業連合会】 昭和後期-1 電気の歴史年表

【電力事業連合会】 昭和後期-2 電気の歴史年表

 戦後、連合国側との取引によって罪を免れた「戦犯」が何名かおられ、その中には時の総理大臣にまで上り詰めた御仁もいますが、戦後の総括を免れ、過去の利権を手放さない輩が案外ゴロゴロしてるんじゃないんですかね?ワタシたちが知らないだけで。

 それはアレとして、ワタシが脱原発を主張するのは生存権、生活圏が原発事故によって広範囲に蝕まれるからで、それに?大事故が起きようと起こるまいと、原発からは放射性物質(核廃棄物)が日常的に排出されています。

 加えて、核廃棄物の処理も全く目処が立っていないのが現実で…

いつかどうにかなるだろう。

…という軽い気持ちで原発を動かされちゃ困るワケですよ。

 施設の保守点検にしても、必ず「被爆者(HIBAKUSHA)」を生み出さなければならず、誰かが犠牲になって苦しまなければ成り立たない、そんな「非人道的な発電所」が本当に必要なのか?

【電力事業連合会】 平成時代 電気の歴史年表

 原子力発電推進派の人たちが「軍事」に重きを置いて考えているのであれば、彼らの擁護姿勢もスンナリと納得できるワケです。「戦争」になればどうせ人が死ぬんだから、原発周辺の住民が苦しんでいても気にも留めないんでしょうなw。

 ワタシたちは、この豊かな自然に恵まれた環境(国土)を愛し、それを守り伝え続けてくれた先人を偲び、そして次の世代に引き渡す中間地点にいるに過ぎません。

【ログ速】 戦前の電力会社について語ろう

戦前における村営電気事業の成立過程と部落有林野(pdf)

 上記PDFの資料には、村単位で自主的に発電していた戦前の様子が書かれていますが、小さな集落、自治体であればこそ可能な「発電」の実態も垣間見えます。

…町村営電気事業は、明治末期から昭和初期にかけて全国に90 余りが開業し、しかも一部を除いて、昭和17(1942)年に電力国家管理政策によって、現在の九電力の原型である各地の配電会社へ統合されるまで存続していた。…

 法律によって統合されなければ、「限界集落」と呼ばれるような地域でも、場所によっては「自治発電」により電化された生活を享受していたワケです。

 この、「電力国家管理政策」が元凶であって、現在も戦時体制が続いているようなもので、そこから垣間見えるのは、戦後総括を免れた軍属(官僚)が未だに蠢いているという状況であり、その延長として?核爆弾製造施設となり得る「原発」を手放したくない…というコト?

 東京電力と自衛隊の「黒いウワサ」もネットで目にしますが、ま、ワタシとしては「与太話」にしか思えないにしても、電力事業と軍事の長wい関係だけは疑い様の無い事実であり、そこに「原発推進派」の本心が垣間見える気もするワケです。

 でないと冷静に判断すれば経済的にも、環境的にも何のメリットが無い「原発」を、推進する必要性が理解できませんw。

 ちなみに?JAL123便墜落現場周辺で放射能が検出されたらしいのですが、ワタシはこういうこと↓

劣化ウラン – Wikipedia

原子力産業以外での用途

高密度性を利用した用途
ウランは密度が高い金属であるため、従来使用されていた鉛やタングステンに代わり、ロケットや航空機の動翼カウンターウェイト、列車や車両等の重心微調整用の重り(マスバランス)として使用されている。

 
…ではないかと思っていますw。
 
 
 
 
でわっ!
 
 

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