泥沼ですw。

 昨年の「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 現在までのシリアの状況を振り返るに、アサド大統領とロシアのラブロフ外相との会談後も戦闘が収まる気配は無く、逆に「反乱軍」側の抵抗?が激化していますが、中国と「反乱軍」との会談も不調に終わり、CNNで報じられているように、「反乱軍」側の統制が乱れている状況が伺えます。

 政府側が「一時停戦」を望んだとでも、誰と停戦協定を結んだらイイのかすら見えない可能性があるワケです。
 

シリアの反政府武装勢力で主導権争い表面化、新組織結成も
CNN 2012.02.10 Fri posted at: 10:06 JST

トルコ・イスタンブール(CNN) 反政府デモの武力弾圧が続くシリア情勢で、反体制派の武装組織の間で主導権争いが表面化してきた。

マハル・ナイミ少佐と名乗る人物は9日までにCNNとの電話会見で、シリア軍の離脱兵士を束ねる「高等軍事評議会」が新たに結成されたと主張。国内で戦う国民の代表組織とし、同評議会の指導者は軍を離反したムスタファ・シェイク将軍と明らかにした。

しかし、離反兵士で組織する「自由シリア軍」のリアド・アサド大佐はCNNの電話取材に応じ、ナイミ少佐の主張を即座に否定。「彼は革命や自由シリア軍を代表していない。誰の代表でもない」と切り捨てた。アサド大佐は昨年、対トルコ国境近くにある難民キャンプで自由シリア軍の結成を宣言、自ら指導者の地位にあると説明してきた。

トルコの外交官によると、シェイク将軍は1カ月以上前にアサド大佐が拠点を置く難民キャンプを訪れ、同大佐に対する指揮権を求めたという。

自由シリア軍などの将官が軍を離反した兵士や他の反政府武装組織をどの程度掌握しているかについては明確ではない。ただ、反体制派に転じたシリア陸軍のバシム・ハレド少尉はCNNに対し中部ホムス市で政府軍と戦う組織は「ファルーク大隊」とし、高等軍事評議会や自由シリア軍の傘下にない独立勢力と説明した。この組織の代表者と主張する同少尉はイスタンブールで活動している。

シリアでの反政府活動の主導権をめぐっては離反将官らだけでなく国外に逃れた民間人の間でも対立が顕在化している。反政府勢力と接触を保つ欧米の外交官はシリア国内の粛清で犠牲者が増え続ける緊迫した情勢にあるなか、反体制派が一本化していないことへのいら立ちも示した。

 
 こうなるともう、泥沼ですなw。反体制派同士の「権力闘争」の様相を呈してきましたし、下手すると「シリア政府軍」すら、エジプト革命のようにクーデターを起こす可能性だってありますw。

 エジプト革命で最終的に主権を握ったのは、「民主化運動」を始めた勢力ではなく、オブザーバーにアメリカが控えたエジプト軍であることは厳然とした事実です。

 そして今も、イニシアチブは軍部に握られたままなワケですから、エジプトは実質上「軍政下」にあり、「民主化運動」のなれの果てが「軍政」とは、「革命」が聞いて呆れますw。

 当然?「民主化」を求めた勢力は現状に納得せず、デモを繰り広げているワケですが、あれだけエジプトの「民主化」を煽った西側諸国が、現在の「軍政」に対しては全くスルーなのはどういうワケ?
 

エジプト 一斉ゼネスト呼びかけ
NHK 2月11日 6時39分

エジプトではムバラク政権が崩壊してからちょうど1年となる11日、若者たちが国を暫定的に統治している軍に対して、直ちに権限を手放すよう要求して全国一斉のゼネストを呼びかけ、軍への圧力を強めています。

エジプトでは、独裁的なムバラク政権の崩壊から11日でちょうど1年となりますが、若者たちは国を暫定的に統治する軍に対し、直ちに権限を手放すよう求めて抗議行動を続けています。

首都カイロでは、10日、反政府デモが始まった中心部の広場で若者たちが集会を開きましたが、祝賀ムードはなく、国防省に向かったデモ隊が、これを阻もうとする軍の兵士たちとにらみ合うなど緊張した状態となっています。

さらに、若者たちで作る政治グループは、11日、全国の労働者にゼネストを呼びかけており、地下鉄やバス、それに空港といった交通機関の労働者の一部が参加を表明していることから、市民生活に影響が出ることも懸念されています。

軍の最高評議会は、大統領選挙の立候補者の受付を1か月ほど前倒して、民政への移行に前向きな姿勢を示そうとしていますが、デモ隊は軍の統治の下では公正な大統領選挙や憲法改正ができないとして、軍に対する圧力をかけ続ける構えで、混乱が収束する見通しは立っていません。

 
革命の、その先を見よ!
2011年2月12日
 
…というのがワタシの持論なワケですが、「エジプト革命」は、結果的にはアメリカの掌中にあったというコトですか?
 

 
 話をシリアに戻すと、現実問題として全く統制の取れていない「反政府軍」…というか?もはや「軍」とも呼べないような気がしますが、そうした連中にどう対処するか?例えがアレですが、ゴキブリのようにワラワラ湧いて来る反政府勢力(テロリスト?)は、根気強く駆除していくしかないでしょwなw。

 で、ゴキブリ駆除は取り敢えず「正規軍」に任せるとして、アサド政権がその「正当性」を国際社会に誇示したいのであれば、ホムスなどの戦闘の激しい地域の住民を保護する、「一時避難所」を確保するのが先決ではないかと?

 アサド大統領は軍部と連携し、さらなる犠牲者を増やさないためにも、政府軍(正規軍)との交戦をも辞さない連中と一般の住民とを、できるだけ速やかに分離することが急務だということと、住民に避難を呼びかけその反応を見れば、どれだけの住民が「反政府軍」を支持しているかが一目瞭然でしょうし、「反政府軍」が住民の避難を妨害するようであれば、「反政府軍」の正体も知れるというものです。はい。

 「避難所」には海外からの人道団体…「国境無き医師団」などを招き入れ、完全な中立状態を確保した上で避難民からの聞き取り調査を実施し、現在シリア国内で起きていることの事実関係を究明をする…というのが、最善の対応策のように思えます。

 国内紛争にしても国際紛争にしても、国連や当事国以外が関与する限りにおいては「公正」な判断が必要とされ、強大な国の前に弱小国が泣き寝入りするような解決では…

必ず禍根を残しますw。

 世界のどこかで紛争が発生するのは避けられません。親しい友人でさえ、時にはケンカをするワケで、ましてや利害が対立する国家間となれば…という話。

 その際に、周囲(国連)が「公正」な判断を以って紛争の調停に臨まない限り、不公平を被った側はそれを根に持つでしょうし、紛争の調停国にしても、自らが紛争の渦中に立たされたとき、不公平を被った場合に異議を申し立てる正当性を失いかねません。

 「公正」な判断をするには、紛争当事者の主張の聞き取りと、第三者機関の調査が必要とされるワケですが、アメリカなど「西側」の国がそれを拒むようでは…

理性を欠いている

…としか思えませんw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

広告