シリア内戦の別な見方。

   
 ウwさんが、シリア内戦?の終結に向けてロシアと中国が主導権を握る(最早握っている?)だろうと分析していますが、ワタシとしてはそうなる事を望んでいたので、そうであれば、ま、ヨカッタです。はい。

露中主導になるシリア問題の解決
2012年3月31日  田中 宇

 で、シリアの内戦が小康状態に落ち着いたところで、チュニジアから始まった、一連の「アラブの春」と呼ばれる民主化要求運動について、再検証してみる必要があるかも知れません。

エジプトデモを読み解く3つのポイント

 チュニジアは後回しにして、エジプトに於ける民主化革命?の経緯を辿って見るに、ワタシ、スッカリ忘れていたんですけど、エジプトは第一次から第四次までの中東戦争にて、

イスラエルと交戦

してるんですよねえ。他にも、イラク、シリア、サウジアラビア、ヨルダン、モロッコ、レバノン、北朝鮮がアラブ陣営となり、イスラエルと戦火を交えています。

 最終的にはイスラエルに勝てなかったアラブ陣営ですが、アラブ陣営内部も、石油の利権を巡る行き違いなどから纏まりに欠けていたようで、エジプトの大統領がサダトに変わるとイスラエルとの和平路線を打ち出し、それが原因でイスラム(アラブ)右翼に、暗殺されてしまいます。

第一次中東戦争

第二次中東戦争

第三次中東戦争

第四次中東戦争

 おそらく、エジプトが北朝鮮にロシア(ソ連)製のミサイルを転売したのも、この時期ではないかと思われます。エジプトはソ連製の武器の供与を受けていましたが、アメリカ製の武器を擁するイスラエル軍にどうしても勝てない。

 となれば、今後もイスラエルと武力で対峙するには、先ずはアメリカ製の兵器が必要になる・・・。そう考えたサダト大統領が、アメリカに近付くために「名を捨て実を取る。」形で、イスラエルとの和平に切り替えた可能性も考えられます。

 で、そのままズルズルと、アメリカ軍がエジプト軍の軍事顧問を引き受けているワケですが、エジプト軍部の「本心」は?

 まあ、他のアラブ諸国からは「裏切り者!」呼ばわりされるワケですが、致し方ありません。

「実は・・・。」

なんて、口が裂けても言えません・・・。

 サダト大統領の心中を、ムバラク大統領が察していたとしたら、イスラエル、アメリカにとっては脅威以外の何物でもありません。したがって「エジプト革命(?)」は、ムバラク大統領を失脚させた事で、イスラエルの安全保障に貢献したとも言えます。

 で、エジプトの安全が確保出来たとなると、地政学的に見ても次に向かうのは、必然的にシリアになるワケです。

 イラクはね?例の「大量破壊兵器」のインネンをつけられて、みなさんご存知の通りです。ヨルダン、レバノンは小国なので、当面介入する必要も無い・・・ま、格下扱いなのでしょう。

 残るはシリアで、シリア軍がどれ程のものなのか?ワタシは知る由も無いのですが、シリア軍と直接交戦となる事態は、他のアラブ諸国を刺激したくないイスラエルとしても望むところではなく、そうなると、現政権が崩壊し、親米・親イスラエル政権に取って代わるのがベストなワケです。

 そういったロードマップ(策略)に、イスラム教の宗派間闘争や、石油の利権を巡る部族間闘争が利用され、現在のシリア内戦に発展した?とも見れるワケです。はい。

 ま、確かな裏付けも無い、ワタシの勝手な想像に過ぎませんが、想像ついでに言えば、今後ロシアと中国がアラブ連盟と歩調を揃えてシリアの内戦?を調停するつもりなら、「中東戦争」は、避けては通れない「過去の遺恨」として、もう一度向き合わざるを得ないでしょう。

 そしてアラブ連盟にしても、何故?アラブ連盟が纏まらないのか、その理由のひとつとなっている「石油利権」の在り方・・・王族による独占が正しいのか?それともアラブの民で恩恵を分け合うのか?どっちが・・・

アッラーの御心に叶うのか?
 

よくよく考えた方がイイんじゃないですかね?

 ま、信仰心を持たないワタシが言うのもアレですが・・・。

人間ナメんなよ!

でわっ!