TPPにはウラがある!?

 TPP参加是非を巡る議論が繰り返されていますが、そもそもTPPは、2005年6月3日にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国間で調印し、2006年5月28日に発効。2011年現在、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーが加盟交渉国として、原加盟国との拡大交渉会合に加わっているものですよね?

 ナンかおかしくないですか?アメリカは後発のTPP参加表明国なワケですが、そのアメリカがTPP協定のイニシアチブを握っているかのような報道に、誰も疑問を感じないワケ?

 シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヶ国はTPPの原加盟国であり、その協定の内容に関してはハッキリしているワケでしょ?だったら先ず、その4ヶ国に協定の内容を確認するのがセロリー…もとい、セオリーなんじゃないの?なんで対アメリカ的交渉論になっているのか、そこがまず疑問なワケですよ。

 聞くところによれば?アメリカの議員でさえTPPの内容を知らないそうじゃないですか。これって異常でしょ?何かが変だとフツー思うでしょ?交渉に参加するしないの前に、交渉の対象となる協定の内容すら知らされないワケですから。

 もう一度お尋ねしますが、TPP交渉のイニシアチブを握っているのは、TPP原加盟国ですか?それとも後から参加交渉に加わっているアメリカなんですか?

 原加盟国は既に協定に従い貿易しているワケで、そこに後から参加しようとするアメリカが、あれこれ条件を変更できるんですかね?原加盟国にしてみれば「イイ迷惑」であり、アメリカのTPP加盟を拒否できる立場にあるんじゃないの?

 なのに何故?日本がアメリカに対してヘコヘコしながらTPP参加交渉への顔色を伺うのか?日本は原加盟国にお伺いをたてるのがスジなんじゃないの?そこからして…スタートの時点からしておかしいワケですw。

TPP推進派と慎重派、交渉参加の是非めぐり論戦 フジテレビ「新報道2001」で
FNNニュース

安倍首相が今週、アメリカを訪問するのを前に、TPP(環太平洋経済連携協定)の推進派と慎重派が、17日朝のフジテレビ「新報道2001」に出演し、交渉参加の是非をめぐって論戦を交わした。

自民党の中谷農林水産戦略調査会長は「TPPというのは、大きな経済ブロックをつくるわけで。中国、韓国、ASEAN(東南アジア諸国連合)も2つに分断しちゃいますので、全くいい話ではない」と述べた。

みんなの党の江田幹事長は「何を恐れているのか。こんなに、国際交渉に参加する・しないが問題になったことがないんですよ」と述べた。

また、自民党の小池広報本部長は、「日本がどこに参加するか決断しないまま、どこにも居場所がないなどとなると、日本が空洞化してしまうのではないか」と指摘し、TPP交渉参加を決断すべきだとの姿勢を強調した。

(02/17 12:24)

 TPP協定について知りたいなら、先ず原加盟国にその内容を確認し、その要請に対して協定内容を秘密にするというのなら、そんな秘密クラブのような協定に参加する必要はありません。健全なビジネス、健全な貿易が保障されるとはとても思えませんw。

 くどいようですがナンで?TPPの原加盟国でないアメリカがデカイ面をして、また日本の政治家もアメリカに媚を売るような輩が多いのか?いままで日本側に伝えられたTPPの内容なんて、本来の(原加盟国が履行中の)協定とは、全く別物かも知れません。

 で、もし原加盟国がアメリカのTPP参加を拒否したら日本はどうするワケ?その可能性について触れた論説にお目にかかったことがありませんが、アメリカに気を使って日本もTPP加盟を辞退するんですか?

 ワタシの論旨を整理すると…

1 すでにTPPはシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヶ国で調印、発効している。
2 したがって後発の協定加盟希望国は、現状の協定を尊重しなければならない。
3 TPP協定の主導権は先行する原加盟国にあり、協定を乱す国の加盟を拒否する権限を持つ。
4 結論として、アメリカ主導のTPPなどありえない。

…となるワケで、TPP参加交渉の順番が間違っているとしか言えません。繰り返しますが、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4ヶ国は既にTPP協定に調印しているワケですから、先行している原加盟国にお伺いを立てるのがスジなんじゃないの?

 それが何で?アメリカにお伺いを立てにいくのか?そしてその事実を全く無視して、条約の内容ばかりが連日TVで取り沙汰されるのか?正常な判断力が欠如しているとしか言えませんw。

 連日報道されているTPPの協定内容とはイッタイ何なのか?少なくとも現状の協定の内容とは別物らしいことは察しがつきます。であれば、アメリカが勝手に決めたものを交渉に持ち込んだところで、原加盟国にはアメリカの参加を拒否する権限があるワケです。

 つまりこの話は、最初から変なワケです。ひょっとしたらTPPは…

「何か別なもの」の隠れ蓑

…である可能性もあるワケです。「アベノミクス」が原発推進に向けた「隠れ蓑」であるように、TPPのウラというかその先には、「別なヴィジョン」が描かれているような印象を受けます。

 だ・か・ら、何度でも言いますが…

ヴィジョンを持て!

…というコトで、持たざるものは、持つ者に負けるのが常であり、知識、技術、資金…様々な要素がありますが、これらは「ヴィジョン」の実現のための要素であり、一番重要なのは「ヴィジョン」を持つことですw。

 新時代の明確な「ヴィジョン」がないと、旧時代の利権・権威主義の生き残りを計るゾンビーズには勝てないワケです。はい。

 昨日パキスタンで爆弾テロがあり、80人が亡くなったとのこと。イッタイいつからワタシたちは、爆弾テロに驚かなくなってしまったのか?80人もの人が死ぬということに鈍感になってしまったのか?「テロ」が日常風景になってしまったのか?さらに言えば…

人の命が軽くなってしまったのか?

パキスタン爆弾テロ、80人死亡 南西部の市場、過激派犯行
東京新聞 2013年2月17日 14時09分

【イスラマバード共同】 パキスタン南西部バルチスタン州クエッタの野菜市場近くで16日、爆弾テロがあり、地元当局者によると、子供や女性を含む市民80人が死亡、175人が負傷した。死者はさらに増える可能性がある。イスラム教スンニ派の過激派組織「ラシュカレジャングビ」の広報担当者が犯行を認めた。

 警察幹部によると、爆発があったのは国内少数派シーア派が住む地区で、付近には学校など教育関連施設が立ち並んでいる。警察は爆弾が車に仕掛けられており、シーア派を狙い遠隔操作で爆発させたとみている。

 クエッタではスンニ派過激派がシーア派を襲撃する事件が多発している。

 愛する者を失う悲しみは全ての人にとって…というか?もしかしたら、すべての生き物に普遍的な感情かも知れません。事故や自然災害の不可抗力によるものはアレとして、戦争などによる「確信的な殺し合い」が絶えることなく続くこの世界は、悲しみで満たされていくばかりです…。

 話が逸れてスミマセン。要はTPPに関する報道の真意を理解するためにも、「ヴィジョンを持て!」と言いたいワケです。そして、悲劇の連鎖を断ち切るためにも。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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