今夏の参議院選挙からネットによる選挙運動が解禁されるということで、多くのネットユーザー(ワタシも含めて)がそれを前向きに歓迎していることと思いますが、以前に述べたように、ワタシはインターネットというものに全幅の信頼をおいているワケではないので、喜んでばかりもいられません。
で、つい先日「エネミー・オブ・アメリカ」という映画をTVで放送したのですが、この映画を見るとネットの世界にも「自由」なんて存在しないことがよwく解りますw。
Enemy Of The State (1998)
「陰謀論」もヘッタクレもないワケで、なにしろオバマ大統領の補佐官が公言しているワケです…
人類の政治的な覚醒は、世界統一政府の妨害になる。
…と。
「政治的に覚醒した人間」が増えると、「超エリート」による社会支配に支障をきたすという理由から、コントロールできないのならいっそのこと…
殺してしまえ!
…という極端な思考に走るようで、サイコです。コワイです。
そして、その一環として、「ワクチン投与」が世界的規模で進められているとしたら?
ワクチンの件はさて措きネット選挙の話に戻ると、「エネミー・オブ・アメリカ」で描かれているように、「情報」は電気信号に変換され、したがって信号の経路を押さえた者がネットを支配することになります。
そしてそれは情報の操作が可能であることを意味し、「エリート」に不都合な情報へのアクセスを遮断したり、もしくは「トラフィック」を操作して接続し難くしたり…
やりたい放題
…なワケです。
つい最近も某官僚が民間のネット接続会社に天下ったというニュースを見かけましたが、ネット環境を国家権力が掌握してしまえば「言論の自由」なんて…
お題目に過ぎない
…ということになり、ネットを過信する若者たち?の危なっかしさを感じるワケです。
今回のネット選挙解禁がどこまで「管理された選挙」になるのか?注意深く見守る必要があるのと同時に、ネットに依存するするだけでなく、人海戦術も必要なのではないか?
例えば?選挙期間中に「何らかの理由」でネット回線が使用不能に陥った場合、力を発揮するのはやはり人と人との直接的なコミュニケーションになるワケで、普段はネットに触れることも無いおじさん、おばさんの横の繋がりのほうが絶大な力を発揮することになり、「後援会」という基盤を持つ代議士であったり政党の方が有利な状況にあるワケです。
さらに言えば、「エネミー・オブ・アメリカ」で描かれた世界は着々と「エネミー・オブ・ジャパン」になりつつあり、当然のことながらネット選挙は当局の監視の下に置かれ、当局による過剰(違法)なネット監視や介入を回避する上でも、直接的な情報交換は有効なワケですが、ま、いまのご時世ではなかなかそうも行きませんw。
であれば、最低でもネットは監視されていることと、通信設備は押さえられていることぐらいは心得た上で、インターネットの…
利用できる部分だけ利用する
…と割り切った方イイように思うワケです。
ところでネット上に個人情報が流出した事件のニュースをよく目にしますが、アレって被害を受けた人はキチンと被害届けを出して損害賠償を受け取っているんですかね?チョット気になったものでw。
人間ナメんなよ!
でわっ!
追記: