獣の原理

 もうね?ストレートに名指ししてアレですが…

武田邦彦教授は自由経済主義者

…ですw。

「節電」は国を滅ぼす・・・共産国より共産主義
「tdyno.298-(12:00).mp3」をダウンロード

 武田教授の論をザックリ解説すると、「節約は自由競争を妨害する」…というもので、「自由競争が社会を発展させる」…となります。

 なので「節約」を否定し、エネルギーをドンドン浪費しなさいとなるワケですが、ナンか?論点がズレてます。

 「エネルギー」とは「仕事の単位(量)」であり。従来は「10のエネルギー」が必要とされた「仕事」が、現在では「1のエネルギー」で事足りるようになっているのに、わざわざ「10のエネルギー」を使う必要があるのか?

 「余った9のエネルギー」を他の「仕事」に振り分けてもイイし、「9のエネルギー」の分の資源を消費せずに済むワケですから、「サイフの中身」と同じで「エネルギー」を賢く使えば、資源を「財産」として次の世代に残すことができる…という話。

 「お金」と資源の大きな違いは、「お金」は「無」から作られるのに対し、資源は使えば使うだけ「減る」というコト。

 ワタシたちの生活はこの地球に埋蔵された資源によって支えられ、それが如何に大量に存在していようと…

使えば減る

…という事実に何ら変わりはありません。

 したがって資源の消費量を減らすことは、「次の世代」のためにも取り組まなければならない課題です。

 で、資源の使用量を減らす方法として、「節約」によって減らす方法と、「エネルギー単位」で減らす方法の二通りがあるワケで、武田教授はこの別々の考え方を混同し、ミスリードしていますw。

 エネルギーの有効利用は文明の発展=産業界の技術革新の賜物であり、「節約」とは別次元の問題です。より少ないエネルギー(仕事量)で生産活動が可能になったことで資源の消費量は抑えられ、結果的に「節約」と同じ効果が得られます。

 謂わば「節約」が「後ろ向き」であるのに対して、「技術革新(エネルギーの有効利用)」は社会にとって「前向き」なワケです。

 その点を考慮せず「エネルギーの節約なんて止めなさい」と結論付けるのは…

全くおかしな話ですw。

 しかし「エネルギーの有効利用」がもたらす未来は、一方で「余剰労働力」の発生をもたらします。

 「より少ない資源で、より豊かに暮らせる社会」とは、文明の進歩による必然的社会であり、余談ですがこの前チラと見たTVドラマ…「ガリレオ2」の中で湯川教授が言っていた…

「アポロ」に搭載されたコンピュータは、現代の「スマホ」以下の処理能力しかなかった。

…というのが、現在ワタシたちが当たり前に享受しているテクノロジーです。

 ホンの10年前のPCと現在のPCとを比べても、仕事当りに消費するエネルギーは格段に少なくなり、それが世界的規模で進行しているワケですから、世界全体で一体どれだけのエネルギーの「節約」をしたことか?…という話。

 と同時に、消費される分のエネルギーの減少は供給されるエネルギー量の減少でもあり、技術革新によってエネルギー消費の伸びは年々鈍化するワケですから、当然それらの産業に携わる雇用も鈍化…もしくはリストラ?となるのは自明で、コンピュータが進化したことで失業者も増えたであろう事は、想像に難くありません。

 「節約」という行為は子孫のためになるのか?となると、世界全体の人口は今後も増え続けるでしょうから、「技術革新」を置き去りにした「節約」だけの考え方では、遅かれ早かれ「資源の枯渇」に到達するのは明らか。かといって「節約」しなければ、もっと早く「資源の枯渇」を迎えるでしょう。

 「技術革新」による「資源の有効利用」であれば、人口の増加に反比例して一人当たりのエネルギー消費量は減少し、したがってただ「節約」するだけより、「資源の枯渇」に到達する時期をズッと後に引き伸ばせる理屈です。

 もしくは?「全く新しいエネルギー」が開発される可能性だって考えられます。

 「節約」と「エネルギーの有効利用」は別問題である…ということを理解したうえで、技術革新に導かれた近未来社会においては、必ずや…

余剰労働力

…の問題が発生ことが不可避の事態であるというコト。

 翻って武田教授の持論…

「節約はするな=エネルギーを無駄遣いしろ」

…というのは、詰まるところ「資源を無駄遣いしろ」というコトであり、文明の進歩とは相容れない考え方のように思えます。

 確かに?資源を無駄遣いしている限りある程度の「労働市場」は確保できるでしょうが、それを何世代にも亘って確保できるのか?

 ワタシには「資源の枯渇」をより一層早めるだけのようにしか思えません。

 よしんば「資源」がまだまだ潤沢に存在すると仮定しても、「技術革新」=「進歩」を度外視した放蕩三昧の社会の姿は、親の財産を喰い潰すだけの…

世間知らずの放蕩息子

…のようであり、そんな呆けた文明を「好し」とするのか?

 ただしこうした「無駄遣い」は、自由競争論者や自由経済論者にしてみれば大歓迎です。「消費の自由」は認められて当然ですが、1億人分の「個人消費」は確実にそれ相応の「資源」を消費するワケで、「資源」が不足する事態になれば「資源」の奪い合いが発生します。

 したがって「自由ナンたら」…という思想あるいは主義には、ある意味…

好戦的

…という側面が潜むことは否めません。

 「資源」の奪い合いは国家間の紛争=「戦争」にも発展し、「NWO」とやらが常々提唱している…

人口削減にも一役買うことでしょうなw。
 

 
 「無駄遣い」させ、「戦争」を引き起こし、「人口」を減らし、「資源」と「人口」のバランスを再調整する…といった、一連の流れ(モチベーション)が見え隠れするワケですが、それを一番望むのは誰なのか?

 先に述べたように、「技術革新」は「産業形態」に変化をもたらし、「余剰労働力」を生み出します。しかし繰り返しますが、これは「文明の進歩」による恩恵であり、「文明の進歩」を否定する人はいませんよね?であれば…

「余剰労働力」を吸収する「社会形態」に変化しなければならない!

…というコトになります。

 いままで100人の労働者が必要だった仕事が10人で済むようになり、90人が余剰労働力となったとしても、それでも企業の生産力と利益を維持…もしくは伸ばしていけるなら、企業(法人)が国に納める税金は以前と変わらないワケですよね?

 したがって企業(法人)単位で見れば、重要なのは「利益」であり、従業員数ではありません。つまり企業(法人)に課す税金だけを考えれば、国は安定した税収を見込めるだろう…というのがひとつにあります。

 なんてコトを言うと…

「企業競争力ガw!」

…と、目くじらを立てる人が多いワケですが、ま、「経済(経世済民)」というものが、それだけ「競争原理」に毒されているというコト。

 イイですか?ワタシたちは人間なワケですよ?

「競争原理」とは「獣の原理」

…に他ならないワケで、どんなに言葉を取り繕い、詭弁を弄しようと、本質は「獣の原理」
 

 
 ワタシたちは遥か昔に「獣の群れ」を離れ「人間」として生きる道を選んだというのに、また「獣の原理」に逆戻りしたいワケですか?

 残念ながらワタシには「未来のヴィジョン」を具体的に示すことはできませんが、ワタシより賢い人は星の数ほどいるワケで、そうしうた人たちの知恵を持ち寄るのが、それこそ武田教授が言うところの…

集合知

…ってヤツでしょ?違います?

 最後に、武田教授は現在の日本政府をして「共産主義」と揶揄していますが、それは大きな間違いです。

独裁主義

…に他なりません。それも…

金融独裁主義w!
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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