光あるうち…

  関西電力の元副社長が、長年にわたる歴代首相への政治献金(工作)を「告白」したとのコト。 「カレイドスコープ」さんが文字を起こしてくれたインタビューを読み、トルストイの…

『光あるうち光の中を歩め』

…が思い浮かんだ次第です。
 


『光あるうち光の中を歩め』
トルストイ/著 原久一郎/訳

 

内容
 欲望や野心、功名心などの渦巻く俗世間にどっぷりつかっている豪商ユリウスと、古代キリスト教の世界に生きるパンフィリウス。ユリウスは何度かキリスト教の世界に走ろうと志しながらも、そのたびに俗世間に舞いもどるが、しかし、長い魂の彷徨の末についに神の道に入る。──福音書に伝えられているキリストの教えに従って生きよと説いた晩年のトルストイの思想を端的に示す。

 
 キリスト教の物語なので説教臭いと倦厭されるでしょうが、ワタシは無宗教なのでその辺はスッ飛ばして「普遍的」に捉えています。つまりいかなる宗教とも関係のない…というか?すべての宗教に共通する…

「光」とは何ぞや?

…が主題であって、結論めいたコトを言うと、「太陽」が人の「善悪」を分け隔てず平等に照らすのは太陽が「普遍的存在」=「真理」だからで、これを言い換えると…

万人に共通する「真理」は「光」である!

…というコト。

 そうした「真理」は「善人」だろうと「悪人」だろうと関係なく、例えば?「ヤクザ」だって自分の子供は可愛いワケで、自分の子供が「放射能」という万人に共通する脅威に怯えて暮らすような社会、国を望んでいるとは思えないワケです。

 もし「ヤクザ」が目先のカネに目が眩み「原発」を推進しているのなら、それは結果的に持続的社会の崩壊を早めることになり、社会の崩壊は「シノギ」の道が絶たれるという自滅への道を歩むコトに他なりません。「カタギ」が健全に暮らせる社会があってこそ、「ヤクザ」も共存できるという話。

 したがって「自分の子供」が可愛いのであれば、持続的組織を維持したいのであれば…

ヤクザが旗を振って反原発

…するのも「スジ」が通るワケです。それが「善人」だろうと「悪人」だろうと分け隔てない「お天道様(天照大神)」への…浅田真央選手風に言うなら…

恩返し

…であると言えます。

 話が脱線しましたがそうした「普遍的な光」は誰の心にもあり、その「光」=「真理」を遮ってしまうのが「欲望」であり、「欲望」に毒された心には「闇」が広がり「真理」から外れた状態にあるワケです。

 しかし人間は本能的に「光」を求める生き物であり、暗闇の中で死ぬことを恐れるのは当然と言え、老い先短い関西電力元副社長の内藤氏が「告白」に及んだというのも…

暗闇の中で死ぬことへの恐怖

…からであり、「善人云々」とは違うように思うワケです。
 

関電、歴代首相7人に年2千万円の献金・・・元副社長が証言
カレイドスコープ Thu.2014.07.31
 

内藤千百里・元副社長:
原子力発電所が安全と思ったことがないんです。

内藤千百里・元副社長:
んっ・・正しいことは、言うておかなぁいかんなぁ、という、素朴な死を前にした気持じゃないですか。

 
 
 内藤氏にしても「孫」、「曾孫」のことを思うと心に「闇」を抱えたまま原発を放置しておくのは忍びなく…

人は光を求める

…という本能に突き動かされての「告白」かと?

 また、内藤氏に限らず「心に闇を抱える」原子力関係者は無数にいるワケで、たまたま?内藤氏は老年であるが故に自らの一生を「暗闇」の中で終えることに恐怖を覚え「告白」に至ったワケですが、その他の人はどうするの?

「暗闇」の中で一生を終えますか?

 自分が子供の頃に享受した大自然の恵みを自分の子供、孫から取り上げても構わないと?

そこまで欲望の深淵=「闇」に堕ちてしまったと?
 

関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言
朝日デジタル 藤森かもめ、村山治 2014年7月28日03時41分
 


【動画】関西電力の政界工作について話す内藤千百里・元副社長=竹花徹朗撮影

 
 内藤氏が献金したと証言した7人は、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登の各元首相(中曽根氏以外は故人)。

 内藤氏は47年に京大経済学部を卒業し、関電前身の関西配電に入社。62年に芦原(あしはら)義重社長(故人)の秘書になり、政財界とのパイプ役を約30年間務めた。関電の原発依存度は震災前は5割を超え業界でも高く、原発導入を円滑に進めるには政界工作が重要だったという。

 内藤氏は2013年12月から今年7月にかけて69時間取材に応じ、11年3月の東京電力福島第一原発の事故について「政府の対応はけしからん」「長年築いてきた政・官・電力の関係に問題があった」と指摘した上、多額の政治献金を電気料金で賄ってきた関電の歴史を詳細に語った。

 

最終処分場 また突然提示 指定廃棄物「名水の里になぜ」
東京新聞 2014年7月31日 朝刊

 東京電力福島第一原発事故で発生した「指定廃棄物」の最終処分場について、環境省は三十日、栃木県内の候補地として塩谷(しおや)町寺島入(てらしまいり)の国有地を選定し、見形(みかた)和久町長に伝えた。しかし、事前説明もない突然の提示に住民は反発。国は栃木のほか千葉、茨城、群馬などの県でも最終処分場をつくる方針だが、事故から三年以上がたった今も、首都圏の負の遺産が解消される見通しは立っていない。 (神田要一、大平樹)

 国の候補地選びは、一定の面積を確保できる土地を抽出し、生活空間や水源との距離、自然度、指定廃棄物の保管量を点数化して決める。選定が先行していた栃木県の場合、市町ごとに異なる指定廃棄物の保管量も考慮に入れて総合評価し、得点が最も高かった塩谷町寺島入に決めた。

 環境省は選定後、現地のボーリングなど数カ月の詳細調査をした上で正式決定する。井上信治環境副大臣と会談した見形町長は選定に反対の意向を示した。

 環境省は二〇一二年九月、栃木県矢板市と茨城県高萩市を候補地に選定したが、突然の提示に二市は拒否の姿勢を示した。その後、同省は安倍政権下で選定のやり直しに着手した。

 選定に当たっては各県ごとに手順を作り、地元の事情に配慮する姿勢を強調した。しかし、栃木県で二度目となる今回も、反対運動を避けようと経過をこの日まで公表せず、逆に住民の反発を招いた。

 指定廃棄物は、各県のごみ処理施設や下水処理場、農家の敷地に一時保管されたままになっている。井上氏は「将来的に自然災害の心配もあり、安全に処分できる処分場を早期に設置することが必要」と述べ、処分場づくりを急ぐ方針を強調した。

 しかし、栃木県では交渉の難航が予想される。千葉県では選定作業に入っているが日程は未定で、茨城、群馬両県では手順すら決まっていない。東京都と神奈川県でも指定廃棄物が出ているが、最終処分場を建設するかどうかは決まっておらず、当面は一時保管が続く見込み。埼玉県にも基準値を超えた放射性物質を含む廃棄物があるが、地元からの申請がないため指定廃棄物として認められていない。
 
◆ 栃木・塩谷町 住民反発「自然が売り」

 豊かな湧き水を誇る町が、最終処分場建設の候補地に-。栃木県塩谷町役場前では三十日、町内の土地が候補地に選ばれたことを知った百人以上の町民がプラカードなどを手に集まり、「水を守れ」「建設反対」などと怒りの声を上げた。

 塩谷町は、千七百メートル級の連山の中腹から流れる尚仁沢(しょうじんざわ)湧水で知られる。豊かな水量を誇り、一九八五年には環境庁(現環境省)の名水百選にも選ばれた。

 住民によると、尚仁沢湧水一帯から候補地までの直線距離は四キロほど。町によると、湧き出た水は町内の湖に注いだ後、近隣自治体にも流れており、一帯の水源となっている。

 町内の自宅から駆けつけた農家の男性(75)は「こんなに清らかな水が湧いている土地に処分場を造るなんて、納得できない」と憤った。

 役場前では、次の訪問先に向かう井上信治環境副大臣の車を町民が「処分場建設は許さない」などと叫んで取り囲み、一時騒然となった。

 一方、候補地近くに住む七十代の男性は「何の説明も受けていない」と困惑顔。「水田をやっているので、水の安全が心配。建設に反対だが、どうやって反対すればいいのか」と途方に暮れた様子だった。町内の五十代女性は「町は自然を売りに観光客を呼ぼうとしてきた。選定によるイメージダウンは計り知れない」と、声を落とした。 (大野暢子、石川徹也)

<指定廃棄物>
 東京電力福島第一原発事故で発生した、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレルを超える焼却灰、下水汚泥、稲わらなど。6月末現在、12都県で計約14万6000トンに上る。放射性物質汚染対処特措法などでは、発生した各都県内で国が処分することを定めている。宮城、千葉、茨城、群馬、栃木の5県では、国が県ごとに最終処分場を新設する

 
 福島第一原子力発電所の「爆発事故」からもう3年が経つというのに、未だに放射能汚染は収束の気配が感じられず、逆に悪化の一途であるとしか思えませんw。
 

第一原発ALPS 12月から本格稼働 3基24時間態勢で処理能力3.5倍に
福島民報 2014/08/01 09:39

 東京電力は31日、汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)の本格稼働を12月に始めると発表した。2基を増設し、計3基を24時間態勢で動かす。汚染水の処理能力は現在の1日当たり560トンから3・5倍の1960トンまで向上する見込みだ。

 東電は9月までに、高性能の1基を含む2基を設ける。10月までに、既存の1基で放射性物質を除去する「吸着材」を交換し性能を向上させる。

 ALPSは地下水バイパスや凍土遮水壁とともに福島第一原発の汚染水対策の柱に位置付けられている。東電は当初、今年4月の本格稼働を目指していたが、昨年3月の試運転開始以降、処理水の漏えいなどトラブルが相次ぎ大幅に時期を延期していた。

 東電福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は「試運転中のトラブルを通じて、安定運用に向けたノウハウは蓄積された。当初の予定よりも遅れたが、本格稼働後は安定的な運用に努めたい」と語った。

 
 12月まで汚染水はどうなるワケですかね?キツイようですがこれまで東京電力がやってきたことは…

ヤルヤル詐欺

…以外の何物でもでもなく、原発事故被災者の賠償にしても事故処理にしても、マトモに機能しているものはひとつも無いワケでしょ?ハッキリしたことは、現代科学は未だ核反応をコントロールできないということと、核廃棄物の無害化はできないということで、これこそが…

真理=光

…であるというコトです。

 その「光」を経済発展だの技術発展だのという「詭弁」で「闇」に封じ込めてしまったのが、日本および世界における原発行政だという話。

 長くなりましたが最後に…中部大学の武田教授が高校野球に深く感銘を受け、「心は確率を覆す」という記事で…

気力があれば奇跡がおきる

…と述べていますが、教授曰く「1億分の1を下回る」という確率の奇跡が起きたという事実は「星陵」側からの視点であり、「小松大谷」側にしてみれば…

ありえない災難に見舞われた

…というワケで、原発事故もまったく同じだという話。

 「安全基準」をクリアーしたから大丈夫だという理屈…すなわち「確率論」に基づく「安全性」は「永遠の1」から逃れられない…という事実を「星陵」と「小松大谷」の試合が証明してくれたワケで…

心は確率を覆す

…ではなく、「1億分の1」の確率の事象は実際に発生するというコトに着目するのが正しいワケで、「確率」に精神論を持ち込むなんて…

イッタイどwしちゃったんですかw?
 
時事論評・・・ああ、甲子園! 心は確率を覆す
武田邦彦 (中部大学) 2014年7月29日

「201407291017.mp3」をダウンロード
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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