「オウム 20年目の真実」

 「カレイドスコープ」氏のブログで紹介されていた「オウム 20年目の真実 暴走の原点と幻の核武装計画」を視た感想ですが…

「肩透かし」

…であった感は否めませんw。

 オーストラリアでの核兵器開発疑惑などは新たに知った事実であり…

そこまで考えてたの?

…と驚きましたが、「思いつき」の範疇を出ない稚拙な計画であり、「誇大妄想」に憑りつかれたオウム真理教を再確認しただけ。

 ワタシの見解としては…

「●チガイに刃物」

…のように?信者が集まり教団が肥大化したことでオウム真理教は「勘違い」したのではないかと。

 背景には当時の「バブル景気」という社会状況があり、「物質的な幸福」に疑問を抱く人たち(多くは若者)が、自分の居場所を求めオウム真理教に引き寄せられたのでは?
 

 
 現状に対するある種の「反社会的衝動」が入信のモチベーションなワケですから、麻原教祖の説くハルマゲドン=世界終末戦争という未来像に共感し、「ヴィジョン」を共有する信者が増えたことで一連の事件が発生した…と。

 オウム真理教の行動が「幼稚」に映るのは…

破局に向かって邁進する

…その姿勢に、テレビゲームに行き詰まり「発作的にリセットボタンを押す」かのようなメンタリティーが垣間見えるから。

 で、多くの一般の信者にとって「ハルマゲドン」は受動的なものであり、自ら進んで「ハルマゲドン」を引き起こそうとは思いもよらないワケですが、高学歴のインテリ幹部の存在があったからこそ、「ハルマゲドン」の現実化=「地下鉄サリン事件」まで発展したという話。

 幹部クラスは高学歴であるだけに社会の矛盾が余計に見えていたのかも知れませんが、とはいってもオウム真理教に「革命」が成し遂げられると考えていたなら、「ショッカーごっこ」と「現実」の区別が付かなくなっていたとしか思えませんw。
 

 
 オウム真理教の「決起」に自衛隊でも合流していたら「革命」も成功していたでしょうが、ただしその場合は「クーデター」ですw。

 番組内容に話を戻すと、ワタシが「肩透かし」だと感じる最大の理由は…

資金の流れが全く検証されていない

…からです。信者からのお布施や教団の営業利益だけでいくつもの施設を維持したり、上九一色村にサリンプラントを建設したり、ロシアからカラシニコフ銃軍用ヘリコプターを購入したり、輸入することは可能なのか?という…

素朴な疑問

…が解消されなかったというコト。
 

 
 オウム真理教のセンセーショナルな側面ばかりを取り上げ、肝心な部分はスルーしていますw。

 で、日本国内のオウム真理教は解散させられ、「アレフ」と上祐氏が主催する団体に分裂したワケですが、ロシアの信者はどうなったのかも気になります。

 カラシニコフ銃および軍用ヘリコプターの手配はおそらくロシアの信者の手引きによって行われたものであり、いわば「武闘派」の信者がロシアに潜伏している可能性は高く、第2、第3の「地下鉄サリン事件」が発生する可能性は否めず、その条件は整っているというのがワタシの考え。

 ここからはワタシの「妄想」ですが、「地下鉄サリン事件」の発生直前に上祐氏はロシア支部に渡り、そのことで事件には直接関与せず、オウム真理教としては幹部を温存したことになります。つ・ま・り…

教団再生の「芽」は残った

…という話。
 

 
 「妄想」を続けると、オウム真理教がハルマゲドン(革命)を計画した背後には、それなりの「勝算」があったのではないかと?なぜなら高学歴の幹部が自滅的な計画を立てるとは思えず、したがってオウム真理教の「ケツ持ち」をする組織があったと考える方が自然。
 
「島津論文」 – 2011年10月02日
 
 あくまでワタシの「妄想」に過ぎませんが、軍用ヘリコプターだの核兵器開発だの…

ズイブン軍事色の強い教団だなw。

…というのが率直な感想であり、社会に不満を持っているくらいで…

そこまでやる?

…という点が腑に落ちないワケですw。

 そして、オウム真理教は再生の芽=上祐氏を温存したことになり、いわばオウム真理教のケツ持ち組織は…

麻原彰晃から上祐史浩に乗り替えた

…とも考えられるワケですが、あくまでも結果だけを見た場合の話であり何の根拠もありません。ただ、教団幹部であった村井氏が公衆の面前で刺殺された後、上祐氏は雑誌の取材に…
 

「彼(村井)は刺殺される直前に、オウム真理教の事件その他はユダヤの陰謀であると言おうとしていた、そんな気配がある」

「ユダヤ叩きというのは、僕にはどういう意味なんかよくわからない

「彼はあの直前に、テレビに出演してユダヤ叩きをやろう、という計画を立てていた」

刺殺される数時間前に彼から私の方に「ユダヤ叩きをやりますよ。今から戻ります」という電話があった」

「彼はその直後に刺殺された」

「オウム出版の編集部に彼が「ユダヤの陰謀関係の本を集めてくれ」と依頼していたという事実もある」

 
…と語っていますが、本当に「ユダヤの陰謀」を村井氏が口にしていたかどうかは、本人亡き後では確かめようがありませんw。
 
村井秀夫刺殺事件 – Wikipedia
 
 村井氏の最期の言葉とされる…

「ユダにやられた」

…が言葉どおりの意味で、「ユダ」=「裏切り者」に刺殺されたのだとしたら、「ユダ」=上祐氏が最有力候補に思えます。

 で、ケツ持ち組織が麻原彰晃を切り捨て上祐氏に乗り換えることを知った村井氏は、口封じに殺されたのかも知れませし、村井氏自身もケツ持ち組織にヘッドハントされてたかも?
 

 
 麻原彰晃という教祖を上祐氏は見限り、村井氏は恭順したのでそれ故に…という「妄想」なワケですが、そうなると「ロシア支部」との繋がりが深い上祐氏の存在は、やはり第2、第3の「地下鉄サリン事件」を引き起こしかねないという話w。

 以上。ワタシの「妄想」でしたw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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