風知空知

Power To The Woman

昨日の「女の平和 6.20国会ヒューマンチェーン」は、東京のみならず日本中で同様のアクションがあったようで、「ウーマンレボリューション」の到来をヒシヒシと感じますw。


「戦争いや」女性たち結集 安保法制に抗議、各地で声
朝日デジタル 2015年 6月 21日 00時 23分



【動画】安保法制に反対で女性が結集=日吉健吾、遠藤真梨撮


 戦争を知る世代 … 子を持つ母親 … 。「集団的自衛権」を使える新たな「安全保障法制」をめぐり、女性たちが 20日、各地で声を上げた。「子どもたちが戦地に行くことになるの?」「男性目線で議論が進んでいない?」不安や懸念、疑問が残ったままの現状を訴え、国会に届けようとの思いがある。


特集: 安保法制

「誰ひとり、戦争に行かせません」「よその国の戦争に加わりません」。午後 2時すぎ、手をつないだ女性たちが国会周辺を取り囲んだ。その数は主催者発表で約 1万 5千人。赤色の服やスカーフを身につけて、「怒り」を表した



安保法案に反対して、多くの女性たちが国会周辺で手をつないだ
20日午後 2時 33分、東京・永田町/日吉健吾撮影


 杖をついて参加した 矢田京子さん (76) =東京都府中市=は、戦争で父を亡くしたと言い、「戦争に参加するようになっても誰も幸せにならない」。6歳と 4歳の娘を連れた 竹川由梨乃さん (32) =横浜市=は、デモでの抗議は初めて。「テレビの前で文句を言っていても、何も変わらないと思った」と話していた。



国会周辺では安保法案に反対して多くの女性たちが集まった
20日 午後 2時 59分、東京・永田町、日吉健吾撮影


 国会正門前では、学習院大教授 (憲法学) の 青井未帆 (みほ) さんが、「政権は憲法で政治を縛るという、立憲主義を無に帰そうとしています」と訴え、音楽評論家の 湯川れい子さん (79) は、「いかなる理由であろうと、正しい戦争はあり得ません」と語った。


国会前に集まり安保法案に抗議する女性たち
20日 午後 1時 31分、東京・永田町、日吉健吾撮影


 東京での動きがフェイスブックに載ると各地に広がった。大阪市の繁華街にある公園には、赤いTシャツやワンピースを着た約 200人が集った。呼びかけ人で、前大阪弁護士会長の 石田法子さん (66) の、「憲法をないがしろにする今回の安保法制案を許せません。おかしいという声を広げよう」というメッセージが読み上げられた後、御堂筋を練り歩いた。



安保法制に反対し大阪の御堂筋を練り歩く女性たち
20日 午後、大阪市中央区、遠藤真梨撮影


「法案に反対する人がこれだけいるんだ、と示したかった」と話したのは、デモの参加が初めてという会社員の 沢岻 (さわし) 智子さん (34)=大阪市。「中国の海洋進出」を警戒する現政権が「新たな安保政策」を急ぐ状況も理解できるが、「軍事力に頼らず、日本が率先して友好関係をつくるべきではないでしょうか」と考える。



安保法制に反対し大阪の御堂筋を練り歩く女性たち
20日 午後、大阪市中央区、遠藤真梨撮影


 大阪であった抗議行動の呼びかけ人には、スペイン人シスターの マリア・コラレスさん (78) も名を連ねた。日本での生活が 56年になる コラレスさんは、取材に対し「新たな安全保障法制」の関連法案について、「たくさんの憲法学者や国民が『憲法違反』と声をあげているのに、政権がまったく聞こうとしないという事態は異常だと思う」と話す。そして、力を込めた。「憲法 9条は日本だけのものじゃない。世界の、人類の宝だと思う」



安保法制に反対し大阪の御堂筋を練り歩く女性たち
20日 午後、大阪市中央区、遠藤真梨撮影


 札幌市中央区の大通公園ではこの動きとは別に、「安保法案」に反対する「戦争をさせない北海道大集会」があり、約 5,500人 (主催者発表) の男女が参加した。北海道出身の作家、雨宮処凛 (かりん) さんは、「安倍政権は、命を軽んじる政治をしている」と主張。参加した女性公務員 (36)は、「弱者が犠牲になる戦争に結びつく法案には、絶対反対」と語った。

 名古屋・栄で午後 1時から始まった「安倍政権いかんがね 怒れる女子デモ」には、約 150人が参加。真っ赤なショルダーバッグを携えた、愛知県瀬戸市の造園業 木下輝子さん (39) には、小学生の息子と娘がいる。「自衛隊が戦場に行くようになるかもしれない。隊員のお母さんの気持ちになると、行動したくなった」



安倍政権に抗議し、デモの前に集会を開く女性たち
20日、名古屋市中区、三上元撮影


 名古屋市東区の主婦 草地妙子さん (36) も、小学生と中学生の2人の子を持つ。「今の時代を戦前のようにしたくない。子どもから、あの時、親として何をしていたのかと言われたくない」とデモに加わった。



デモ行進する女性たち=名古屋市中区
20日 13時 45分、三上元撮影


 高校教員だった愛知県春日井市の 安達葉子さん (68) は、「教え子を戦場に送りたくない。男性は社会のしがらみで行動しにくい。女性だからこそ声を上げたい」。デモを呼びかけた 一人、山本みはぎさんは、「安倍さんの政治は命を大事にしない。それが根底にあるから間違う」と話した。



安倍政権に抗議するデモ行進に出発する女性たち
20日、名古屋市中区、三上元撮影


 長崎市の中心部では「女の平和」長崎集会があり、女性 100人以上が参加。「私たちは人を殺し合うのは許しません」「レッドカード、安倍総理」などと声を上げた。



「怒」 と書かれた紙を掲げ、
「レッドカード、安倍総理」 と声を上げる女性たち
20日 午後 2時 15分、長崎市、岡田将平撮影


 ただ、立ち止まる人は多くない。呼びかけ人の 一人 安達和美さん (53) はマイクを握り、こう訴えた。「戦争が起きるわけがないと思っている人が圧倒的かもしれない。しかし、(戦争が起きた後に) あのとき反対をしていればと苦しみ、命が奪われるのは私たち国民です」。さらに、「70年前には与えられていなかった女性の選挙権が今はある」と語り、「自分自身で未来の子どもたちのことを考え、声を大きく出してほしい」と呼びかけた。



「怒」 と書かれた紙を掲げ、
「レッドカード、安倍総理」 と声を上げる女性たち
20日 午後 2時 43分、長崎市、岡田将平撮影


■ 集まり、京都や富山でも

 一つ 一つの「モヤモヤ」に立ち止まり、言葉にしようよ ―― 。こうした思いで「新たな安保法制」と向き合う女性たちもいる。インターネットのツイッターやフェイスブックなどを通じて集まる「怒りたい女子会」だ。



男性中心の政治や社会に物言う 「怒りたい女子会」
5月 31日、京都市


 先月 31日の日曜。京都市に約 30人が集まった。「YES PEACE (平和がいい) 」と書いたボードを持って街を歩いたり、「政治は男のものじゃない」と声を上げたり。その中に大学時代は「途上国支援」に関心があったという女性会社員 (29) がいた。

 「女性の声が政治にもっと反映されていたら、こんなに急ピッチで事は進まなかったかも … 」。「集団的自衛権」を使えるとした「新たな安保法制」の関連法案に対し、「後悔の念」に似た気持ちがあるという。「これまで 70年間、戦争で殺すことも殺されることもなかったことが日本の誇り。それが壊されるかもしれない危機感を覚えます」

 同じ日、富山市では、別の市民団体などが呼びかけた集まりに約 200人の女性が足を運んだ。「安保法制」に加えて、米軍普天間飛行場 (沖縄県宜野湾市) の辺野古移設にも抗議。こうした集会に初めて参加したという会社員の 永島ひろみさん (43) は長男 (5) と長女 (1) を見つめ、「漠然とした不安があるんです」と話していた。



富山市でも女性たちが声を上げた=5月 31日


■ 女性週刊誌も特集

 芸能人や皇室の話題を多く扱う女性週刊誌も「安保法制」を取り上げる。

 「あなたの子供が “アメリカの戦争” に命を捨てる!」。こうしたタイトルの「特集」を 3ページにわたって載せたのは「女性自身」(光文社) の 6月 2日号だ。

 現政権が成立をめざす「安保法案」について、「強引な手法で日本の進路を決めるのは、あまりに国民無視、国会軽視」 「米国のために日本が戦争するという内容。これは明らかに憲法違反」とする識者の指摘を掲載。小見出しで、「母が声を上げれば 日本は救える!」と謳い、「戦後 70年。私たちは今、重大な岐路に立っている」と結んでいる。



国会周辺では安保法案に反対する女性たちが手をつないだ
20日 午後 2時 36分、東京・永田町、日吉健吾撮影


 特集を組んだ理由について編集長の 田辺浩司さんは、「『女性自身』の読者は子育て世代の女性が多く、子どもの未来に関わるテーマに敏感です」と説明。そのうえで、「女性たちが『子どもを守りたい』という視点で安保法制の行方を見ているのは、取材現場からも伝わってきます」と話す。

 別の女性誌も、編集会議で「安保法制」をどう扱うか議論しているという。ある編集者は、「難しい問題だが、子どもたちの将来にも関わる身近なこととして、今後取り上げていかなければならない」と話した。

 今だからこそ「憲法」について考え、知ろうというメッセージを発するなどした「ファッション雑誌」も。インターネット上で話題になり、関心を集めている。

 

 前日の冷たい雨もあがり「好天」に恵まれたせいか?前回に比べ参加人数も 二倍に増えたようで、まずはおめでとうございます。おつかれさまでしたw。

【レイバーネット】 7000枚のレッドカードが国会を縛り上げた~「女の平和」ヒューマンチェーン

 もうね?この「勢い」でつっ走っちゃってくださいw。及ばずながら応援させていただきますです。はい。


国会会期 8月末か9月まで大幅延長の方針
NHK 6月 20日 6時53分

 ナンか?「持久戦」の様相を呈してきたようですが、「ダメなものはダメw!」ということで「持久戦」を乗り切る「戦略」も必要かも知れませんw。

 あ、それと「朝日」の記事で少し気になったのは、「怒り」を前面に押し出しているコトで、ひいては …

女は所詮、感情的な生き物である

… という「論調」に「矮小化」されてしまう危険性があります。だから「怒りの赤」ではなく、「警告の赤」とかにしておいたほうが無難かもw。

 

 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 

 



WordPress.com Blog.