次は伊方原発か?

 つい先日川内原発が再稼動したと思ったら、伊方原発も再稼動に向けて準備が進められているようです。

県専門部会、規制委審査「妥当」 報告書を知事提出へ
愛媛新聞 2015年08月20日(木)

 愛媛県伊方原発環境安全管理委員会は19日、松山市で原子力安全専門部会を開き、国の原子力規制委員会が新規制基準に適合していると結論付けた四国電力伊方原発3号機の審査を「妥当と判断する」との報告書案を大筋で了承した。今後、現地調査を経て中村時広知事に報告書を提出する。

 伊方原発の安全対策を検証してきた専門部会の意見は、中村知事が再稼働問題を総合的に判断する材料の一つに挙げている。

 報告書案は規制委の審査のうち立地条件などの地域特性を踏まえた対策を重点的に確認したと強調する。

 基準地震動(想定される最大規模の揺れ)に関し、審査申請時の570ガルから最大650ガルに引き上げるなど計11種類を設定した点を「最新の科学的・技術的知見を踏まえ、不確かさも考慮して地震学、地震工学的見地から適切に策定されている」と評価した。

 G.オーウェルが『1984年』で書いているように、「権力」の目的は「カネ」などではなく…

更なる権力を手に入れる

…に尽きるというコトで、そして、「権力」を誇示するためにソレを行使するということ。

 で、「権力」を誇示するのに一番手っ取り早い方法は何か?といえば何かを「強制」することであり、しかも…

嫌がること

…を「強制」することで「権力」の大きさを測ることにもなるワケです。「原発」然り、「TPP」然り、「安保法制解釈変更」然り…。

 残念ながらこうした支配体制にずっと甘んじてきたのが「日本国民」であり、伊丹万作氏がいうところの…

「奴隷根性」

…が日本人に染み付いているらしいのは、「寄らば大樹の陰」とか、「長いものには巻かれろ」とかいった、大衆の「自虐的な知恵」からも伺えますw。

 ただし、こうした状況は日本だけに限らず世界中のあらゆる地域、文化において普遍的なもので、それ故、『1984年』の世界は日本人にもスンナリ理解できるワケです。

人類は進歩したのか?

…と考えると、宇宙空間にまで滞在できるようになったワケですから、それなりに「進歩」したことは確かです。しかしその一方で、太古から延々と続く「支配システム」には何ら変化が無いワケですから、相対的には「退化」していると言えるのでしょう。

 ギリシャ・ローマ時代には、ある程度「共和制」「民主制」も機能していましたが、ローマ帝国が分裂すると「国家」の時代になり、「国家」という単位をまとめるために「ナショナリズム」が台頭し、「封建制」への逆行が始まります。そして再度「民主制」へと振り子が戻り、欧州で「近代理性」が芽生えるワケですが、同時に支配層(伝統的権力層)も洗練され…

「自由を装った支配」

…が今日まで続いているというのがワタシの理解です。

 つまり、個人の自由意志で「支配体制」に隷属することを選ばせる…という高等手法を編み出したワケで、それが…

金融による支配

…の実態だという話。

 個人の「幸福実現欲求」のために必要となる「マネー」を支配することで、「心」を支配する体制を作り上げたというコトです。

 「市場」という幸福実現の「場」を提供し、そこに「商品」を供給し、購買欲をそそる=欲望を暴走させるためにコマーシャルという「洗脳」を垂れ流しているのが、現代における支配体制の実態というワケです。

 そしてそれは個人の欲求(欲望)に合致することから、誰もが進んで奴隷となる道を選ぶようになり、「権力」の地盤はますます磐石なものになる…と。

 なぜこうした事態に世界が陥ったのかといえば、「現実世界」と「仮想世界」の分離が進んだことによるもので、まずはコレを修正する必要があるということをクドクド書いているのが…

人間回帰

…だというコトです。

 「人間回帰」により、生存のためには自然環境(生存環境)が何より重要な要素であることを自覚できれば、「原子力発電」など…

トンでもない!

…という結論に落ち着くワケで、地方交付金や原発への補助金といったカネ目当てに原発を稼動させるのは…

自殺行為

…でしかないという話になるワケです。

 日本は54基の原発を建設し、すでに環境が汚染されているかも知れませんが、それでも福島第一原発のような「致命的」な事故が発生する前に方向転換すれば、未来を担う子どもたちに生存環境を確保するくらいは何とかなるでしょう。「社会」、「文化」の「再生産」を担うのはいつの時代も子どもたちであり、「再生産」の担い手を失うということは、「家」であれば家系の断絶であり、「国」であれば国家の滅亡です。

 幸いにして今日までワタシたちが文化の「再生産」を続けてこられたのも、ワタシたちの先祖が「再生産」が可能な環境を残してくれたからで、そうした先祖の苦労を無にするような真似がどうして出来ようか?…という話。

古墳時代の製塩炉確認 上島・佐島宮ノ浦遺跡
愛媛新聞 2015年08月20日(木)

 愛媛県上島町の佐島にある宮ノ浦(みやんな)遺跡を調査している愛媛大と町教育委員会は19日、古墳時代前期初頭(3世紀中ごろ)の製塩炉1基を確認したと発表した。製塩に携わった人々が食料にしたと思われる魚の骨や、壺(つぼ)や甕(かめ)といった生活道具も出土し、村上恭通教授は「海を舞台にした当時の人々の営みが分かる貴重な発見」と話している。

 製塩炉は、製塩土器に入れた海水を高温で煮詰めるための遺構。炉の一部を縦約60センチ、横約23センチにわたり確認、地面には約5センチのくぼみを作って粘土を敷き詰めていた。砂浜の最も高い場所に設けられており、浜風を利用して燃料を効率よく燃やしていたと考えられるという。

 当時の人々の食生活の一端を示すタイやエイの骨、カキの貝殻などは、まとめて廃棄された製塩土器(古墳時代前期中ごろ)に交じっていた。炉の北西約50メートルの場所からは、煮炊きや食料の貯蔵に使う土師(はじ)器が見つかり、村上教授は「製塩作業の中核である炉とともに、生活スペースも分かった」と話す。

 大飯原発、高浜原発は運転が差し止められましたが、川内原発は運転差し止めの訴訟さえ却下され、裁判所の温度差の大きさには驚かされるばかりです。同じ日本国内で司法の判断はバラバラなんですか?と。

脱原発弁護団全国連絡会

「原発なくそう!九州川内訴訟」
 

鹿児島地方裁判所民事第3部

          裁判長 裁判官    前田 郁勝
               裁判官    杉本 俊彦
               裁判官    植野賢太郎

 

『大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨』より抜粋

5.冷却機能の維持について

小括
日本列島は太平洋プレート、オホーツクプレート、ユーラシアプレート及びフィリピンプレートの4つのプレートの境目に位置しており、全世界の地震の1割が狭い我が国の国土で発生する。この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざるを得ない。

 


日本列島とその周辺のM4以上の地震(1926~2000)

 で、これは個人的主観に過ぎませんが、「大飯」「高浜」の運転差し止めが認められたのは、勿論裁判長の「良識」によるものであることは言うに及びませんが、穿った見方をすれば?その他の要因として「京都」に近い…すなわち…

天皇陛下のお膝元にある

…というのも、理由のひとつとしてあるのでは?とも思えてしまうワケですw。

 話を川内原発に移すと、鹿児島(南九州)一帯が嘗ては朝廷に不服従であった「熊襲」の地であり、歴史的な観点からすれば…

熊襲の再討伐

…でもヤル気なのか?とまでは言いませんが、「熊襲」の末裔が多い南九州は…

見捨てられようとしてるのか?

…とすら思えてしまうワケです(妄想ですが…)。

 だいたいが、明治維新にも貢献した薩摩藩≒鹿児島県でありながら、中央からハブられているように観えるのは何故なのか?ちなみに「大男」であったらしい西郷隆盛は、ワタシのイメージからすると「熊襲」の末裔であり、もし西郷隆盛が現在の鹿児島の状況を見たら…

嘆き悲しむんじゃないの?

 維新政府の汚職を嫌っていた西郷隆盛からすれば、交付金目当てに原発を再稼動させるような輩は「国賊」以外の何者でもなく、川内市民を含めた鹿児島県民は、郷土の英雄である西郷隆盛に…

顔向けできるワケ?

…という話。

 因みに西郷隆盛と勝海舟の談合によって江戸城無血開城となり、江戸の町が戦火に巻き込まれずに済んだことは西郷隆盛に感謝する次第であり、余談ですが勝海舟の「勝」家はそもそも大分県の発祥ですから、九州繋がりで両氏は相通じるトコロがあったので、江戸城無血開城の話がまとまったのかも知れませんw。

だから歴史はオモシロイ!
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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