下から世直し

 度々書いてきた事ですが、「再生産」されない社会は消えていくしかありません。植物が新しい芽をつけるように、社会も新しい芽を育てなければ枯れ木になり死んでしまうというコト。

 社会における新しい芽とは「次の世代」であり、「次の世代」が育たない限りその社会のシステムは維持できません。つまり「過疎化」、「高齢化」が進む社会および自治体は、いずれ消滅する運命にあるワケです。

 で、自治とは、「自ら治める」ことであって、国からの補助金に頼っているようでは自治とは言えません。「借り」のある側の立場が弱いのは世の常で、「貸し」のある側に頭が上がらず…つまり、「国の意向」には逆らえず、そうした自治体が「自治」を口にするなんて…

片腹痛いわ!

…という話。

 自治体が「真の自治」を獲得するには「自立した自治体」になるしかなく、それには「再生産可能な環境」が最低条件であり、「次の世代」を育てる努力、工夫が必要だということです。
 

きちんと朝食、学校から パンやバナナ週2回提供 福岡
朝日デジタル 山下知子2016年1月4日08時37分
 

 朝ご飯を食べていない子に、きちんと朝食を取ってほしい――。そんな願いから、福岡県内のある公立中学校が今年度から週2回、希望する生徒にパンやバナナなどを提供している。食品廃棄を減らす活動をするフードバンクなどから調達。食の大切さも子どもたちに伝えたいという。

 「はよ、来んね、1年生も食べに来んね!」

 昨年11月のある日の午前8時前。中学校の校舎1階の調理室前で、校長の声が響いた。ある生徒は1人で訪れ、ある生徒は友達と連れだって来た。

 この日のメニューは、パンと牛乳、コーヒー牛乳、リンゴ。校長と養護教諭がリンゴの皮をむき、教頭らがパンを皿の上に盛る。

 訪れたのは約30人。期末テスト期間中で朝の部活動がないためか、いつもの半分ほどという。子どもたちは友達との会話を楽しみながら、次々とパンを頰張った。ある男子生徒は「メロンパン2個食べました。テスト? ばっちりっすよ」。別の男子生徒は「今日は飲み専(牛乳を飲むだけ)です」。

 この学校がバナナなどの提供を始めたのは今年度から。1学期に週1回のバナナの日を設け、2学期からはパンの日も設定した。

 バナナは、輸入時の検疫検査でサンプルとして開封され、問題がなかったものを地元フードバンクを通じて輸入企業からもらう。週2千本近くが廃棄処分になるといい、こうした食品廃棄問題について、子どもたちに伝える取り組みも進める。パンや牛乳などは地元生協から。この中学校を担当する、スクールソーシャルワーカーの提案で始まった。

 狙いは、食の大切さを伝えるとともに、朝ご飯を食べていない生徒に食べさせること。校長は「朝ご飯を食べれば、午前中を爽快に過ごせる。集中力も上がる。まず身をもって知り、朝ご飯を習慣にさせたい」と話す。

 この中学校の朝食の欠食率は2割近くという。食べる時間がなかったり、食欲がなかったり、家庭の事情だったりと背景は様々だ。

 当初、「ますます家庭が何もしなくなる」「学校がすべきことなのか」と考えることもあった。だが、校長は言う。「目の前に食べていない子がいる。この子たちが大人になれば、その習慣が次の世代に引き継がれてしまう」

 
 近年母子家庭が増え、母子家庭の経済的困窮が取り上げられるようになりましたが、こうした家庭では母親が朝早くから、もしくは夜遅くまでパートなどで働いているケースが多く、そうした母親にとっては、日常の様々な雑事と仕事の両立が肉体的にも精神的にも負担になり、ストレスが溜まって子どもにつらくあたってしまうこともあるでしょう。

 母親の精神的ストレスは子どもにも影響を及ぼし、学業や人付き合いに支障が出る場合もあり、ひいては「社会の再生産」の面でもマイナス要因です。

 「健全な社会」を再生産するには、育児、教育における親の経済的、肉体的負担をできるだけ軽減する支援が必要とされ、その分の「愛情」を子どもに注ぐようになれば子どもの情緒も安定し、「健全な社会」の一員として次なる「再生産」に繋がるワケです。

 こうした地域社会の取り組みの集大成が、日本という国の「再生産」に繋がるワケですから、上記の福岡の公立中学校の校長は、福祉予算を削りまくっている安倍(歪)政権より…

よっぽど愛国精神に溢れている!

…と言えます。

 かつ、日本伝統の「もったいない精神」を継承しているワケで…

賞賛に値しますw!

 願わくば日本全国の自治体が同様の取り組みをし、地元の「再生産」を成し遂げ、その結果として「真の自治」を獲得し、全ての自治体が平等の福祉と権利を享受する…

「日本国憲法」に則った日本

…に生まれ変わることを望みます。そのが、先の福岡の公立中学校だという話。
 
自灯明的生き方のススメ ― 仏教は「ブーム」なんかになりえない
投稿日: 2014年10月20日 16時38分 JST 更新: 2014年12月19日 19時12分 JST
ハフィントンポスト 小出遥子:文筆家
 
 つまり「下からの世直し」とは、各人が「自灯明」となって自分の生き方、社会の在り方を見つめ直すことであり、ひいては「自治」の本質に立ち戻ることに他なりません。

 ただし、何も「仏教徒」になりましょうと勧めているワケではなく、「自灯明」という方便を拝借してワタシの持論である…

人間回帰

…を述べているワケですが、ワタシなんかの持論より「仏教」のほうが取っ付きやすいでしょ?
 

 
変化はすでに始まっている!
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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