北朝鮮の水爆実験にまつわるアレコレ

 先日の北朝鮮に拠る水爆実験は、どうも「自己申告」の可能性が出てきましたw。
 

北朝鮮の「水爆実験」、分析結果と整合せず=米ホワイトハウス
ロイターInternational 2016年 01月 7日 08:11 JST
 

 
[ワシントン 6日 ロイター] – 米ホワイトハウスのアーネスト報道官は、水爆実験に成功したとの北朝鮮の主張について、初期の分析結果は北朝鮮の見解と整合しないとの認識を示した。ブリーフィングでの発言。

またホワイトハウスはさらに分析を進めているとし、北朝鮮によるいかなる核実験も国連安保理決議に対する「挑発的かつ著しい違反」と非難した。

 
 「水爆実験」をしたのはSPUTNIKの事前記事からも確かだとしても、それが「成功」したがどうかは不明です。
 

北朝鮮 水爆実験に向け準備か?
SPUTNIK 2016年01月03日 17:16
 

 
「北朝鮮は、プンゲリ核実験場で水爆など熱核兵器製造に向けた準備作業を行っている模様だ」―ヨンハップ通信が、韓国国防省の報告書を引用して伝えた。

韓国の化学・生物学・放射線兵器国防司令部が作成した報告書の中では、次のように述べられている-

「すでに北朝鮮当局は、恐らく、ハイテク核兵器製造のため必要不可欠なトリチウム(放射性同位体)を生産している。北朝鮮の核テクノロジー研究、地下核実験や砲弾実験の歴史、さらには核開発開始からこれまでに経過した年月を考慮するならば、北朝鮮には、水爆など熱核兵器製造のための基礎が存在する。」

 
 水爆は放射性物質をあまり放出しないうえ、地下実験となるとその真偽を確かめるのは非常に難しく、「実験成功」という北朝鮮の自己申告を完全に否定することはできません。

 北朝鮮が「実験成功」だと言っている以上、それを前提に話を進めることにして、なぜこの時期に「水爆実験」をしたのか?が気になるワケです。

 サウジアラビアとイランが国交断絶し、シリア、イエメンなどを含む中東の不安定な情勢が「第三次世界大戦」へと世界を巻き込むのではないか?との心配が高まっているタイミングで、それに合わせて追い討ちをかけるかのような北朝鮮の「水爆実験」のニュース。

 ますます?世界を「第三次世界大戦」に導こうとする、隠された「意思」が働いているように思えてしまいますw。

 冷静に状況を整理してみるに、サウジとイランの国交断絶は、$$団を支援するトルコへの糾弾の声を逸らすための「ブラフ」であるというのがワタシの見解であり、その背後には、欧米の偽善的シリア介入をウヤムヤにする目的もあるだろうという話。

 で、もし?北朝鮮の「水爆実験」がこうした状況と呼応するものであるなら、どういう可能性が考えられるのか?

 中東における関係諸国をあげると、シリア、サウジアラビア(石油成金王国を含む)、イスラエル、エジプト、イラク、イラン、トルコあたりが「メインプレイヤー」です。

 関係国をもう少し広げると、サウジアラビアとパキスタンは軍事的繋がりが強く、外交関係でみれば、パキスタンとイランは北朝鮮と核開発で密接な関係にあります。
 
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国際関係 – Wikipedia
 
 北朝鮮の外交関係からすると、シリアとは友好関係にあり、イスラエルとは非友好的です。

 で、パキスタンはサウジと軍事的協力関係にあるワケですから、北朝鮮の立場としては友好国のシリアと、それに敵対?するサウジを二股にかけている格好になりますが、パキスタンがサウジと袂を分かつことになれば、北朝鮮=イラン=パキスタンという核開発協力関係にシリアを加えた陣営が成立するワケです。

 で、現在サウジとイランが一触即発のように報じられているワケですが、サウジが強気なのはトルコとの協力関係=欧米の支援を期待しているからで、当然そこには軍事的支援も含まれます。

 つまり軍事的バランスからすれば「イランに負けるワケがない!」というのがサウジの目算なのでしょうが、そこに北朝鮮の「水爆実験成功」のニュースが飛び込み、このことは猜疑心の強いサウジ王家に…「イランに水爆が渡ったら?」…という恐怖心を植えつけるでしょうし、そうなればサウジを「傭兵」として使っている欧米の計画に狂いが生じる恐れがあります。
 


船上でルーズベルト大統領らと会談するアブドゥル・アジズ・イブン・サウード

 
 つまりカンタンに言うと、北朝鮮の「水爆実験」はイランにとっての「援護射撃」だということ。

 で、穿った観方をすれば、サウジがビビッて計画が狂ってしまわないように、アメリカは急ぎ北朝鮮の「水爆実験」は「ブラフ」だという見解を発表したのではないか?という話。

 ま、実験が「成功」したのか?「失敗」したのか?答えは藪…もとい、地下壕の中。

 それにしても、「水爆実験」の準備はサウジとイランの「国交断絶」の前から進められていたワケで、北朝鮮が事前に情報を入手してイラン援護(水爆実験)を準備していたとなると、だれが情報をリークしたのか?もしくは北朝鮮の情報機関て、そんなに優秀なの?
 

エルドアン大統領、サウジアラビア国王と会談
TRT 更新日 30.12.2015 投稿日 30.12.2015
 

 
トルコとサウジアラビア間の戦略協力…。

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領とサウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、2国間で高等戦略協力会議を設置することで合意した。

首都リヤドにあるアル・ヤマーマ宮殿で行なわれた会談で、両国が親友、兄弟、戦略的パートナーであることを指摘し、地域が重要な過程を経たこの時期に、トルコとサウジアラビアが協力して行動することの重要性が強調された。

経済、貿易、エネルギーをはじめ、2国間関係があらゆる分野でさらに強化されることの重要性を指摘したエルドアン大統領とサルマーン国王は、シリア、イラク、イエメンを含む地域問題でも意見交換を行なった。

地域問題で両国の見解は一致しており、シリアにアサドがいる限り問題解決は不可能だということに注目した両者は、いかなるテロとも決意を持って闘争していくことにも触れた。

エルドアン大統領とサルマーン国王は、イスラム教とテロを同一視する傾向の他、手を血に染めたテロ組織のイスラム教概念の悪用を黙視できないとも強調した。エルドアン大統領は、サウジアラビアの「イスラム同盟」構想も重要なステップと見ており、トルコもこの同盟に加盟していると述べた。

エルドアン大統領は、リヤドでの会談を終え、ジッダヘ移動した。

(2015年12月30日)

 
 以上。考えられる可能性についての「妄想」でしたw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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