直感精読

 「47ニュース」のコラム、「ひふみん伝説」を読んで思うトコロがあったので、先ずは転載します。
 

『直感精読』


第25期名人戦で対戦する大山康晴15世名人(左)と升田幸三実力制第4代名人(右)=1966年4月7日、東京・千駄ケ谷の将棋会館

 日頃、色紙の揮毫に好んでつづる言葉に『直感精読』がある。

 初めに頭の中に浮かんだ指し手や感じ方は将棋の局面や物事の急所を見ている。であるので、ふと頭に浮かんできた直感やひらめいたことは重視し、頼りにするべきというのが、私の62年に及ぶ現役生活からつかみ取った経験則である。

 そういった勝負哲学や経験則は、長年にわたり勝負師として生きる中で幾つも見いだしてきたが、実戦で、ある一手を初めにひらめいていたのにもかかわらず、現実にはその一手を指さないで負けてしまうことがままある。

 昨年10月に指された第64期王座戦予選での対及川拓馬六段戦もその一つであった。実際に一度は脳裏に浮かべた有力な闘い方を採用せずに、不本意な負けを喫したのである。

 本局の対局日当日は、昼食休憩に入ると将棋会館を出てタクシーに乗り、四谷方面へと向かった。お目当ての焼肉店で焼肉を食するためである。

 実は、私の公式戦対局史上初の画期的な出来事であった。思い切って斬新な昼食メニューに挑戦してみたわけだが、結果的にはこの一手がよくなかったと、今は反省している。では実際にはどう振る舞えばよかったかについて、今はまだはっきりとは判らないが、問題があったのだと私は思っている。

 故大山康晴15世名人は、敗戦のとき、「どの手を指したから負けたかは考えない。どういう心理状態であったときにどういったミスを犯したかについて考える」と語ったことがある。まさにその名言通りなのだと今にして思っている。

2016年01月15日

 
 
 己の「直感」を大切にせよという話なワケですが、ワタシもそうですが、大抵の人は素直に直感に従うことができません。「直感」=「ひらめき」が浮かんでも、周囲の雑音や雑念に流されてしまうコトがほとんどです。

なぜ?素直に「直感」に従えないのか?

 「直感」とは謂わば「思考のジャンプ」であり、「思考の条件反射」とも言えます。アスリートが練習を積み重ねて肉体を研ぎ澄まし、試合などで条件反射的な素早い動きを見せるのと同じように、「思考」の積み重ねにより「考える回路」が鍛えられ、「A ⇒ B ⇒ C」という順番を経ずに、「A ⇒ C」と、条件反射的に思考回路が直結するのが「直感」と呼ばれるものです。

 こうした「思考」の積み重ねによる「直感」とは別に、「本能」の働き=「命の危険」を察知する「直感」もあり、こうした「先天的直感」と、訓練により獲得する「後天的直感」の…

ふたつの「直感」

…を、人間は兼ね備えているワケです。

 「将棋」などの「勝負」や「試合」は擬似的な戦いであり、負けるというコトは「死」を意味することでもあるが故に、「先天的直感」が働く場合が多いのですが、同時に「頭を使う」ことも要求されるので、「後天的直感」も働きます。

 「直感」に素直に従えないのは、ふたつの直感が噛み合わないからではないか?というのがコラムを読んだワタシの感想で、ワタシなりに「直感精読」の意味を解釈すると、「直感精読」とは、頭に浮かんだ「直感」の根拠を突き詰めることであり、「先天的直感」と「後天的直感」の整合を図ることと言えます。

 そして先に述べたように、「直感」に素直に従えないのは「雑音」「雑念」に惑わされるからであり、「惑う」という精神状態を戒めているのが、故大山名人の言う…

「どういう心理状態であったときにどういったミスを犯したか」

…であるワケです。

 「惑う」という精神状態は、日常生活のあらゆる局面に顕れます。そのほとんどは「命」に係るようなことはありませんが、中にはそうでないものもあり、その具体例のひとつが「原発」だと言えます。

 「原発」は「先天的直感」=「放射能の危険性」からしても、「後天的直感」=「確率的安全性」からしても、研究用以外は直ぐに「廃止」すべきものであるのに、「経済」だとか「資源」だとか「環境」といった「雑念」が、正常な判断を狂わせているワケです。正常な判断を下すハズの司法関係者さえも…

原発がどんなものか知ってほしい
平井憲夫
 
武田鉄矢の「テレビ放映を短縮する覚悟ないなら原発に反対するな」発言を嗤う
LITERA 2015.04.21
 

 
『原発広告』(亜紀書房)著者 本間龍さんインタビュー
【週刊通販生活】
 
三菱重工製の蒸気発生器を使ったアメリカの原発2基が廃炉に。その代償は?
NAVERまとめ 更新日: 2015年07月29日
 

 
安倍晋三が「原発を簡単にやめられない」本当の理由!原発利権
NAVERまとめ 更新日: 2015年10月07日
 
平成27年(モ)第38号 保全異議申立事件
平成27年12月24日 福井地方裁判所民事第2部
 
 国際問題に関しても同じことが言え、$$団の資金源を断つという「明快」な国際協調行動が遅れたのも、各国の利害関係という「雑念」によるもので、「打つべき手」が後手にまわると、後の局面で挽回するのは至難の技です。  
 
EUへ移民を送り込むビジネスは麻薬取引に匹敵する儲けあり
SPUTNIK 2016年01月17日 22:46(アップデート 2016年01月17日 22:51)
 
 「雑念」「雑音」を取り払い、「直感」を精査して事に対処することが肝心になるワケですが、ただただ「雑念を捨てろ」と言われても、「雑念」は後からいくらでも湧いてくるものです。

 したがって、「雑念」よりも強い「基準」を持つことが、「雑念」「雑音」をろ過するフィルターを獲得するコトに繋がり、それが…

人間回帰

…であるというコトです。
 

 
 ネット上には、「2016年は激動の1年になる」という書き込みが多く見られますし、ワタシもそう思います。しかし「人間回帰」を精神的支柱に据えて事に当たれば、「ショックドクトリン」や、「煽り屋」=「アジテーター」が大騒ぎしても、必要以上に心配したり、狼狽することもなく、粛々と1年を過ごせると思う次第です。はい。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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