「BREXIT」後日談

 イギリスのEU離脱を問う国民投票が終って1週間が過ぎ、その間に多くの論説が飛び交い、また現在も続けられています。

 一応はEU離脱の結果が出たワケですが、ジッサイに離脱するかどうかは微妙な雰囲気で…

ま、そんなもんだろう

…とは思っていましたw。

 だいたいが?残留派の議員が殺害されるという事件までおこった国民投票を賭けの対象としている時点で…

イギリス国民アウトw!

…としか思えないワケです、ワタシとしては。キツイようですが…

愚民だな…orz

…と。真摯な思いがあるなら…

厳粛な国民投票を賭けの対象にするなんてトンデモナイ!

…という話。

 で、賭け事に「八百長」はつきもの?で、ジッサイは離脱派が多数(2/3以上)を占めていたのに…

両派が拮抗しているような報道を繰り返し、賭け金を釣り上げていたんじゃないの?

…という妄想を抱いていたワケですが、なんでもイギリスの漁師の92%は離脱に賛成だそうですから、その他の産業…農業や酪農といった第一次産業に携わる国民もおおむね離脱に賛成だったのでは?
 

「これは銃弾を使わない第3次世界大戦」 イギリス地方都市の漁師が、EU離脱を支持した理由
長野智子 投稿日: 2016年06月30日 17時29分 JST 更新: 2016年06月30日 18時04分 JST

…「英国の領海なのに、なぜ我々は漁に出られないんだ?他国船は来ることができるのに。漁獲量の割り当てがあるからだ。だが我々の魚だ。漁業に限った問題ではない。英国全体として交渉すべきだが、決定権はブリュッセルが握っている

これは銃弾を使わない第3次世界大戦なんだ。ドイツがヨーロッパ全土を支配しようとしている。離脱しなければ崩壊を迎える」

コントロールしているのは、イギリスとは共通の利益観念を持たない他国の役人である、というフラストレーションが、グリムズビーのあちこちでくすぶっていた。実際、アバディーン大学の調査によれば、イギリスの漁師の92%が離脱に賛成している。…

 
 ザックリ言うと今回の「BREXIT」は…

やらせ

…であり、茶番だというコト。賭けの対象にして弄んでいる時点でw。

 で、「今後は云々…」という予測は後回しにして、現在起きていることだけを整理すると、①離脱派の旗振りであったボリス・ジョンソン前ロンドン市長は公約を翻し、EU主要国はEUの会議で子どもじみたイギリス批判をし、②金融界は政情不安から投資家の思惑が交錯し荒れ模様(活気づいている)というコト。
 

欧州議会 ユンケル氏が離脱派議員に「なぜここにいる」
毎日新聞 2016年6月28日 23時51分(最終更新 6月28日 23時51分)

【ブリュッセル八田浩輔】英国の国民投票結果を受けた28日の欧州議会本会議で演説したユンケル欧州委員長が、欧州議会議員で英離脱派の急先鋒(せんぽう)だったナイジェル・ファラージ氏を前に「離脱のために戦ったあなたがなぜここにいるのか」と問いかける一幕があった。

ファラージ氏は離脱を訴えた英独立党(UKIP)党首。欧州議会では4期目で反EUを主張する会派に所属する。ユンケル氏は英国民の選択を尊重すると述べた後に議場で拍手するファラージ氏に「あなたがここにいることに驚いている」と語った。その後に演説したファラージ氏は「EUという政治プロジェクトは否定された」「我々はEUから脱退する最後の国ではない」などと述べ、ブーイングを浴びた。

一方、英国民投票を巡る一連の対応や欧州委員会の運営などを巡り、ユンケル氏にも責任論が浮上している。ユンケル氏は「私は最後まで欧州統合のために戦う」と強調した。

 
 EUには「大統領」がいて、すでに連邦国家の体を成しており、イギリスのEU離脱はカリフォルニア州がアメリカ合州国から連邦離脱するようなもの。
 

欧州理事会議長 – Wikipedia

欧州理事会議長(おうしゅうりじかいぎちょう)は、欧州連合の政治的指針を示す機関である欧州理事会の議長を務め、またその機能を推し進める役職。正確ではないが、その立場から「欧州連合(EU)大統領」と表現されることもある。国際的な場において欧州連合を代表する第一人者である。

欧州連合条約第15条では、欧州理事会は任期2年半で、1度に限り再任することができる議長を任命することがうたわれている。欧州理事会議長の任免には条件を満たした多数の賛成を要する。

1975年から2009年まで欧州理事会議長は、そのときどきの欧州連合理事会議長国の国家元首または政府の長が半年で交替する輪番制を採っており、また法的な根拠を持つ役職ではなかった。

2009年12月1日、ヘルマン・ファン・ロンパイが初代欧州理事会常任議長に就任した。ファン・ロンパイは2009年11月19日に初代議長に選出されており、リスボン条約の発効にともなって就任した。ファン・ロンパイは1期目の任期満了の3ヶ月前に行われた欧州理事会にて再選され、2014年11月末まで議長を務めた。 2014年12月1日、ポーランド元首相のドナルド・トゥスクが2代目となる欧州理事会常任議長に就任した。

 
 先のハフィントンポストの記事にあるように、イギリスの漁師が置かれた理不尽な状況は、イギリスがEU合州国のひとつの州にすぎなくなったことに由来し、そうした状況(立場)に不満を抱いているイギリス国民が多いが故にその結果が…という話でしょ?

 話が散漫になりそうなので要点をまとめると、「BREXIT」のもたらす影響として…

政治への無力感の広がり

…が先ずあげられます。
 

EU離脱、旗振り役が「公約」を反故 離脱派の主張はこう変わった(一覧)
朝日新聞デジタル | 執筆者: ロンドン=渡辺志帆
投稿日: 2016年06月28日 08時05分 JST 更新: 2016年06月28日 08時05分 JST
 

 

 
 こうした無力感=挫折感は潜在意識下で世界中に伝播し、アメリカの大統領選挙、日本の参議院選挙にも少なからず影響をおよぼすことでしょう。つ・ま・り…
 
翼はいらない
 
…と考える人が増えるというコト。そして「去勢された民衆」が増えることで、旧来の政治体制の延命が図られる…と。

 つまりワタシたち(日本国民)としては…

イギリスはイギリス

…だという分別を持ことと…

厳粛な国民投票を賭けの対象にしているイギリス国民と日本の国民性は違うでしょ?

…という話で、イギリスの茶番劇を笑ってやればイイだけであって、日本は日本で今回の参議院選挙に臨めばイイように思う次第です。
 

 
 ついでにアメリカの大統領選挙に関して言えば、イギリスのトランプ氏と呼ばれるボリス・ジョンソン氏がコケたことで、本家のトランプ氏も連鎖的にイメージダウンのあおりを受け、ヒラリー・クリントン候補に有利な状況展開になるのではないかと?

 簡単に言うと「BREXIT」は世界を引っ掻き回す「ショックドクトリン」のひとつであり、世論誘導の役割を主要ニュースメディアが主体となって担い、池上彰氏の「よくわかる云々…」のような番組によって「洗脳」されてしまうワケですw。

 いずれにせよ、日本は参議院選挙の真っ最中で様々な情報が飛び交い、野党は気勢をあげていますが、ワタシからすればいつか見た風景=デジャヴ

また同じことが繰り返されるのか?

…と、いまから鬱気味ですw。

 何度でも言いますが、現行の選挙システムを改善しない限り…

民主主義のスタート地点にすら立てない!

…というコト。それでも一応、投票には行きますが…。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

イギリスがEU離脱した理由
Why UK left EU
2016.06.24
Updated by Mayumi Tanimoto on 6月 24, 2016, 13:38 pm JST
 
 
「世界はポピュリズムに流され無責任な社会に」英米在住のジャーナリスト、EU離脱とトランプを語る
The Huffington Post | 執筆者:Ryan Takeshita
投稿日: 2016年07月02日 21時04分 JST 更新: 2016年07月02日 21時04分 JST
 
 ま、こうした論調があらわれるだろうことは想定済みw。
 
 

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