「検討」と「実行」はちがう

 「もんじゅ」の廃炉が検討されているとメディア各社が報じています。
 

「もんじゅ」対応未定 速やかに結論 官房長官
NHK 9月13日 12時35分

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、安全管理上の問題が相次いだ福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」の今後の取り扱いについて、「現時点で何らかの方向性を決めたという事実はない」と述べたうえで、政府として対応を検討しており、速やかに結論を得たいという考えを示しました。

およそ1万件に上る点検漏れなど、安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」を巡っては、去年11月、原子力規制委員会が、おおむね半年をめどに日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体を示すよう勧告しましたが、現在も新たな運営主体は決まっていません。

これに関連して、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「もんじゅ」の今後の取り扱いについて、「現在、文部科学省と関係省庁、機関が連携し、政府として対応を検討しているところであり、現時点で何らかの方向性を決めたという事実はない」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「いつという具体的なスケジュールが決まっているわけではないが、速やかに結論をまとめたい。方向性を決めた時点で、しっかりと説明したい」と述べました。
 
文部科学省は存続を前提に検討

松野文部科学大臣は、高速増殖炉「もんじゅ」について、一部の報道で、「政府が廃炉にする方向で最終調整している」と報じられたことについて、「現時点で政府として具体的な方針を決定しているものではない」と述べました。

そのうえで、松野大臣は、「政府内に、さまざまな意見はあるのだろうと思うが、予算・制度・組織上の課題について1つ1つ丁寧に解決していくよう関係省庁・機関と連携し、できるだけ速やかに結論を出したい」と述べ、文部科学省として、「もんじゅ」の存続を前提に検討を進める考えを強調しました。

 
 アレ?少し話が違うんじゃない?NHK以外は憶測、思い込みで記事を書いたワケ?

 10年近く原発廃止を言い続けているワタシとしては…

ぬか喜び

…になるのではないか?と警戒する気持ちの方が大きいワケです。
 

糠喜び(ぬかよろこび) – 語源由来辞典

【意味】 ぬか喜びとは、いったん喜んだ後、実はあてはずれでがっかりするような、はかない喜び。

【ぬか喜びの語源・由来】

ぬか喜びの「ぬか」は、玄米を精白する時に生じる種皮や胚芽の粉末の「糠」のこと。

「糠」はその形状から、近世頃より「細かい」「ちっぽけな」といった意味で用いられるようになり、「糠雨(ぬかあめ)」や「糠星(ぬかぼし)」という言葉にも使われている。

さらに、「糠」が「小さい」の意味から派生し、「はかない」「頼りない」などの意味を持つようになり、はかない喜びを「ぬか喜び」と言うようになった

 
 つまり「検討」という言葉を前向きに捉えるとバカを見るという話で、役人用語で「検討」とは…

何もしませんよ。

…という文脈で使っている場合がほとんどだというコトを肝に銘じなければなりません。もしくは単なる時間の引き延ばしとか?
 
もんじゅ – Wikipedia
 
 「もんじゅ」の他にも茨城県の「常陽」が高速増殖炉タイプの原子炉で、現在は休止中です。
 
常陽 – Wikipedia
 
 「もんじゅ」がコケたということはそのプロトタイプの「常陽」も危ないんじゃないの?と考えるのが当然な気がしますが、「常陽」の名前は一切報道されません

 「もんじゅ」「常陽」に加え日本原子力研究開発機構は「ふげん」も抱えていますが、「ふげん」は2003年に運転が終了し現在解体作業中です。
 
ふげん – Wikipedia
 

 
 解体作業中が26年間にも及ぶということはアレとして、放射性廃棄物の処理方法が未定なのは問題でしょ?

 「もんじゅ」にしても廃炉となれば解体後の放射性廃棄物の処分が問題になるのは必定で、そうなると最終処分場をめぐり各自治体間で軋轢が生じることも予想されます。
 

最終処分場、議論もできず 国内貯蔵プール7割埋まる
産経 2016.9.13 05:00

核のごみの地層処分を目指す原子力発電環境整備機構(NUMO)は平成14年から、国内の自治体を対象に調査受け入れ自治体の公募を始めた。19年には高知県東洋町が名乗りを上げたが、反対運動で応募を取り下げ、頓挫した。

 危機感を持った政府は昨年5月、国主導で処分地を決める方向に転換。経済産業省は今年8月9日、調査候補地の要件をまとめた。火山や活断層の影響がなければ適性があるとすることが柱で、年内に3段階で評価した「科学的有望地」を示す予定だ。

 だが、玄海町の事例を鑑みると、有望地とされた自治体や住民による反発は少なからず予想される。…

 
イヤ…多いダロw!

 フィンランドの「オンカロ」は放射性廃棄物を10万年保管するらしいですが、人類最古の文明だってせいぜい1万年前くらいなワケですから、人類(文明)史を10回やり直せるくらいの時間をかけて穴倉の放射性廃棄物を保管するなんて…

夢物語

…にしか聞こえませんw。

 ところで、新潟県の泉田知事が、地元新聞社(新潟日報)の不当なバッシングを受け次の知事選の出馬を見送ったことが報じられています。
 

なぜ不出馬? 泉田新潟県知事に立候補撤回の真意を聞いた
日刊ゲンダイ 2016年9月11日

 29日に告示される新潟県知事選で、4選を目指していた泉田裕彦知事(53)が突然、不出馬を表明した。原子力政策に対して「モノ言う知事」はなぜ立候補を断念したのか。泉田知事を直撃した。
 
――県知事選への出馬をなぜ、撤回したのですか。

泉田事実に反する記事や県民に誤解を与えかねない記事が地元紙「新潟日報」にずっと載り、「訂正して欲しい」「適切な報道をして欲しい」と申し入れました。しかし、県から申し入れがあったことは報道されず、申し入れ内容が正しいのか否かも伝えない。あまりに回数が重なったので先月24日の定例会見で訂正を求めましたが、「異例の会見」と出ただけで、状況は変わらなかった。

「泉田知事 説明責任を果たせ」という読者の投書が掲載された時も2日後に答えをお届けしたのですが、半月以上載せてくれなかった。「県の主張を届けるのが難しいのではないか」ということから今回、「(知事選から)撤退」という決断をしました。

(後略)

 
 ま、「もんじゅ」の件との関連性は不明ですが、タイミング的にどうなのか?「ぬか喜び」で反原発派を油断させつつ、水面下で何か進行中なのかも?

 話は替わりますが本日(2016/09/14)夕刻、東京の横田基地でパラシュート降下訓練が行なわれました。ワタシが知る限り初めてのことで、きわめて異例の訓練。最近は夜間訓練も多く、妙に横田基地が活動的なっているようです。

 そういえば沖縄の米軍ヘリパッド建設に陸上自衛隊が投入されましたが、横田基地でも何か関連した訓練が行なわれているのか?

沖縄ヘリパッド移設工事 陸自ヘリ使い工事用重機搬入
毎日新聞2016年9月13日 11時09分(最終更新 9月13日 14時16分)

 まさか?建設資材をパラシュート降下させるつもりとか?
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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