鏡に映った自分の姿

ヒトラー作品467万円で落札 水彩画など15点、独で競売
共同 2016/11/20 10:09

 【ベルリン共同】ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーが1907~25年に描いたとされる水彩画や油絵など27点が19日、南部ニュルンベルクで競売に掛けられ、うち15点が計3万9800ユーロ(約467万円)で落札された。落札者は明らかになっていない

 競売会社ワイトラーによると、最高値が付いたのは、農家と滝のある山岳地帯の風景を描いた水彩画で、落札価格は6500ユーロ。ヒトラーが青年時代を過ごしたオーストリアのウィーンにある劇場を描いた水彩画も5千ユーロで落札された。

 作品はほとんどがヒトラーの署名入りで、オーストリアのキリスト教聖職者の自宅などに保管されていた。

 
 この手のニュースに「脊髄反射」して…

ネオ・ナチの関係者が落札したに違いない!

…と憤慨する人もいるでしょうが、単に「コレクション」として落札した物好きの可能性もありますし、「歴史的価値」を見出し学術的な目的で落札した人がいたのかも知れません。よね?

 ドイツ国内のことを良く知らないのでアレですが、ヒトラーに関するものが何でもかんでもタブー視されるというのは…

臭いものには蓋をしろ

…という心理状態の顕れであり、「なぜナチスが台頭したのか?」という検証、自己反省にとっては有益と言えません。

 ドイツ国民がヒトラーを熱狂的に支持した理由、ユダヤ人を差別した理由、それを明確にしておかないとまた同じ過ちを繰り返すことになりかねず、それを回避するには「隠す」のではなく、すべてを白日の下に晒すしかありません。

 先の「神武天皇」の件にしても問題の根は同じであり、神武天皇=右翼思想と脊髄反射的に決め付け「神話」の世界に閉じ込めてしまうのは、逆に「神話」を利用する者たちに利するだけだというコト。

 つまりヒトラーを「神話」の世界=タブー視して不可視領域の存在にすることで妄想は膨らみ、悪魔的…もしくは神格化された極端な偶像が捏造されてしまうワケです。

 「神武天皇」にしても同じコトで、安倍(歪)政権が「神武天皇」を利用して日本を右傾化しようと企んでいるとするなら、逆に「神武天皇」を徹底的に研究してその人間像を広く周知することで、「同じ人間」に対するカリスマ的熱狂がいかに馬鹿げているかに気づけるワケです。

なのにLITERAは…orz
 
安倍政権が「神武天皇は実在した」を本気で喧伝、産経もトンデモ神武本出版! 神話で国民を支配するカルト国家化
LITERA 2016.11.17

 極端なコトを言えば、安倍(歪)政権が近所の八百屋のおじさんを「神」のごとく奉じようとまわりの人間からはバカにされるだけでしょ?だって「八百屋のおじさん」は「神」なんかじゃないことはみんな知っているワケだから。

 同じように「神武天皇」が八百屋のおじさんなみに周囲のみんなに知られてしまえば、「神武天皇」を利用しようなんて真似もできなくなるという話であり、そこに歴史を研究することの意義もあるワケです。

 ヒトラーの絵の件にしても、それこそ関連資料は後世のために具に残しておくべきで、「ヒトラー資料館」でも設立しヒトラーを神格化できないように予防線を張るのが最善の対処法だとワタシ的には思う次第です。はい。

 で、なぜドイツではヒトラーをタブー視するのか?を考えてみるに、要はヒトラーとナチスを支持したのはドイツ国民であり、すなわちヒトラーはドイツ国民の…

鏡に映った自分の姿

…だというコト。その醜悪な姿から目を逸らしたいという潜在意思がヒトラーを「タブー視」する根本理由であり、そのことをドイツ国民が自覚しない限り「神話」の暗闇の中からヒトラーは何度でも「亡霊」のように現れるワケで、したがって…

暗闇(無知)を取り払え!

…というのがワタシたち「前進党」の党是なワケですw。
 

 

 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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