経済用語としての「グローバリズム」

 「グローバリズム」=「自由主義貿易」という文脈で使われ、「保護貿易」=「重商経済」を掲げるアメリカのトランプ新大統領(仮)の誕生で…

グローバリズムは終わった!

…などと嘯いている知識人ばかりでウンザリしますw。

 「自由主義貿易」は終わった…というよりも、「大企業に有利なルール」の見直しが迫られているワケで、人と物の移動はこれからも「グローバル化」が進み市場に供給される商品の「種類」は増え、外国との「文化交流」および「相互理解」は深まるハズです。

 お互いの国が「国内産業」を保護しながら取引するようになると、「関税」や「手続き」の上での「ハードル」が高くなり貿易高は減ることが予想され、おそらくその方法に世界経済は向かうのでしょうが、「国力」=「生産力」=「実体経済」を維持するにはそれが自然の流れ

 それぞれの国が「特定」の商品を生産する「分業体制」が極端に進むと、それぞれの国が「必需品」を他国に依存するようになり、自力で存続することが困難になります。

 世界が平和で、なおかつ善意と博愛にあふれ、お互いに必要な「物資」を融通し合う

ユートピア

…であったなら、先の「分業体制」も成立するでしょうが、現実の世界は「資源」を奪い合い、富の分配は「不平等」であり、結果として「貧困」を蔓延させています。

 そこで?スーパーエリートが「世界統一政府」=「ニュー・ワールド・オーダー」によって…

世界を一元管理する

…という発想も生まれるのでしょうが、その「スーパーエリート」とやらが…

胡散臭えw!

…という話で、だいたいが「世界を一元管理」しようなんて「ファシスト」の発想でしょ?個人の「人権」「自由」なんて無視…とまではいかなくても「制約」に縛られるようになるのは火を見るより明らか。ジッサイ自民党の「憲法(改定)草案」は現行憲法の「前文」をほぼ削除しているワケですw。
 

日本国憲法改正草案 – 自民党案

前 文

日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される

我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる

日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

 

日本国憲法 – 現行憲法

前 文

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

 
 自民党の改正案(改悪案)と現行憲法の「前文」=理念の違いは明らかでしょ?というか…

自民党案には理念なんて無い!

 「長い歴史」、「固有の文化」、「誇りと気概」…どれも「具体性」に欠ける薄っぺらな言葉であり、こっちが恥ずかしくなります。こうした抽象的な概念を振りかざし、「助け合って国家を形成」させようとしているワケです。しかも?「自由」と「規律」という正反対の概念を同時に「重んじる」という…

「二重思考」も真っ青w!

…な思考回路はまさしく「ファシスト」のソレであり、G.オーウェルの『1984年』は必読の書と言えます。

 ザックリまとめると自民党案が「国家」を憲法の柱にしているのに対して、現行憲法は「国民」を柱にしているというコトで、ドッチが「民主的」な憲法かは言わずもがな。

 話を「グローバリズム」に戻すと、「一元管理された世界」というのは「自由主義経済」と良く馴染むというコトが分かります。つまり「自由主義経済」の行き着く先は「企業ファシズム」…もしくは「金融ファシズム」であると考えられ、そうした世界を望んでいる「スーパーエリート」=「1%er」が「自由主義経済」を推進しようと躍起になるのは当然なワケですw。
 

 
 それに加えマスメディアやタレントがそうした「1%er」=「寡頭政治勢力」の手羽先となって、日常的に洗脳やプロパガンダに協力しているのが…

非常に残念ですw!
 

 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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