「恐怖」は人を支配するのにもっとも有効である。

 先の…
 
沙門は欲望を遍知して、つねに自由人なり
 
…をもう少し掘り下げると、老・病・死のような「公平」な「苦痛」は許容できたとしても、そこに少しでも「逃げ道」があれば人はそれに執着するようになり、『1984年』の主人公であるウィンストンの』場合、「101号室」で数々の拷問を受けた後に、最後には拷問から逃れるために恋人のジュリアを身代わりに差し出すことになり、そのことでウィンストンの人間性は崩壊し、処刑を待ち望む「生ける屍」のような日々だけが残された…という「オチ」は…

選択的苦痛

…を強いられた場合の「避けがたい人間の本質」=「自己保存の本能」を描いていますw。
 

 
 老・病・死といった「先天性の苦痛」の外に、人為的な「後天性の苦痛」もあるのが人の世であり、「出家」を前提にしている釈迦はこの点についてスルーしています。

 そこで「後天性の苦痛」について考えてみるに、まず思い浮かぶのが「飢え」です。どこかの国が「食糧」を寡占すれば他の国が飢えるであろうことは自明であり、世界のアチコチで起きている飢餓の問題はこうした不公平=偏在によるもの。
 
SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)
 
 また、経済的事情(貧困)も「飢え」の原因のひとつであり、政策の過誤による部分が大きいことを鑑みると、「アベノミクス」により貧困家庭が増えているとしたら、安倍(歪)政権=自民党はこの先ずっと国民に恨まれること間違いなし。
 

【ことわざ】 食い物の恨みは恐ろしい

【読み方】
くいもののうらみはおそろしい

【意味】
食物は人間にとって必要不可欠なものであるから、恨みを持たれるようなことはしないに限るということ。食べ物に関する恨みは後々まで残るため、恐ろしいということ。

【同語】
・食い物の恨みは怖い(くいもののうらみはこわい)
・食い物の意趣は恐ろしい(くいもののいしゅはおそろしい)

【用例】
あなた、A子が楽しみにしていた大福を食べたでしょう? 食い物の恨みは恐ろしいって言うじゃない。覚悟しておいたほうがいいよ

 
 その他の人為的な「苦痛」としては、「重労働」「拷問」などによる肉体的苦痛が思い浮かびます。

思考は肉体を越えられない

…というのがワタシの持論ですが、「苦痛」は人間の思考=脳を麻痺させ、「人間性」をも破壊してしまうが故に、そうした「非人道的」な行為を日本国憲法では戒めています。
 

日本国憲法

第十八条
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる

 
 それが自民党改憲案だと、ユルwくなっていますw。
 

自民党案

第十八条
1.何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。
2.何人も、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、これを禁止する

 
ナンダカなw?

 で、「選択的苦痛」に直面したとき、人はスンナリ「苦痛」を受容れられるか?となると、よっぽど意志の強い人でない限り無理でしょ?

 「公平な苦痛」の場合には釈迦の説も通用しますが、「選択的苦痛」の場合、そう簡単には割り切れないというコト。

 「運命」=「抗うことのできない強制力」というワタシの定義からすると、「抗うことのできない強制力」が誰にでも「公平」に働く限りにおいては、人はそれを受容れる覚悟というか諦めがつくワケですが、「国政」などといった強大な権力の行使もまた「抗うことのできない強制力」のひとつであり、そうした人為的な「強制力」に抗う者には「苦痛」が課され、服従する者はそれが免除されるという「選択」を押し付けるのがファシズムであり、その際に…

恐怖で支配する

…というコトが重要になるワケです。

 そこに「逃げ道」=「選択余地」があるからこそ人は恐怖を切実に感じるのであって、老・病・死のように逃げようが無ければ…

怖れても仕方ない

…と諦めもつくワケですが、「逃げ道」がると知った途端に「逃げたい」という欲望が生まれ、そして人は本能的にそれに逆らえませんw。

 したがって「逃げたい」という欲望=恐怖をコントロールすることで…

人を容易く支配できる

…という理屈になります。

 そ・こ・で、ワタシたちとしては自らの「人間性」を守るためにそうした強大な権力=「人為的強制力」を排除する必要があるのですが、翻って現在の日本の政治状況はというと…

衆参両院の議席の過半数を自民党が占めている

…という状況にあり、自民党は強大な権力を握り「強行採決」を繰り返していますw。
 
衆議院 – Wikipedia
 
参議院 – Wikipedia
 
 つまり、『1984年』の世界が現代日本に出現しているようなもので、この流れを一刻も早く変える必要がありますw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

「マスコミに載らない海外記事」より
 

巻頭、岩上安身のツイ録をアップしましたので、全文ご紹介します。

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【岩上安身のツイ録】拷問解禁の底意にじむ自民党改憲草案の先取り!?長期勾留続く山城博治氏らの釈放を求め岩上安身も署名にサイン!「山城氏の釈放と手当、自民党改憲草案の白紙撤回のぞむ」

 遅ればせながら、沖縄で、病身の身でありながら不当勾留され、適切な手当も受けられずにいる山城博治さんの釈放を求める署名にサインしました。署名の募集サイトは以下の通りです。

※「山城博治さんらの釈放を!」署名はこちらから
https://www.change.org/p/%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E5%8D%9A%E6%B2%BB%E3%81%95%E3%82%93%E3%82%89%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%88

 署名の際に、コメント欄に以下のようにコメントしました。ここに再掲しておきます。ご一読いただき、拡散していただければ幸いです。誰にとっても「明日は我が身」です。 「山城さんの身に起きていることは、事実上の拷問です。

 憲法36条の「公務員による拷問および残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」という条項に違反する不当な勾留です。自民党のおぞましい改憲草案では、この36条の「絶対に」という文言が削除されています。

 必ずしも、拷問しないとは限らない、時にはやるぞ、という底意が感じられます。今回の山城さんの不当勾留は、この自民党改憲草案の先取りに他なりません。権力犯罪を見逃してはならない。

 山城さんの人権を守ることは、私たち、すべての日本国民の、明日の人権を守ることに直結します。私は、病身の山城さんが直ちに釈放され、適切な手当てが受けられるようにとりはかられることを日本政府に強く求めるとともに、危険な自民党改憲草案が白紙撤回されることも併せて強く望みます」

※【岩上安身のツイ録】拷問解禁の底意にじむ自民党改憲草案の先取り!?長期勾留続く山城博治氏らの釈放を求め岩上安身も署名にサイン!「山城氏の釈放と手当、自民党改憲草案の白紙撤回のぞむ」 2017.1.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/356608

 
 

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