いまアメリカでおきていること 5

 G.オーウェルが書いた『1984年』は必読の書であると繰り返し述べてきましたが、なんとアメリカでは現在同書がベストセラーになっているらしく、しかも学校の教材としても使われているとのコト。

 過去には「スノーデン事件」が起きた際に「国民監視社会」が問題になって、当時もやはり『1984年』はベストセラーになったワケですが、今回は「オルタナ・ファクト(別な事実)」という言葉が「二重思考」を連想させるらしく、それで売れているとか?
 

 
 ま、何か事があるたびに読まれるのは、『1984年』のテーマが時代を超えた「普遍性」を持っているというコトなんでしょうなw。

 ちなみにプーちゃんはドストエフスキーが好きらしいのですが(キッシンジャーいわく)、ボヤボヤしてたら私は…もとい、日本は世界の知的レベルに大きく遅れを取ることになるワケで、そうならないよう…

大衆の知的レベルの底上げ

…が必要とだと言ってるワケですw。
 

「1984年」の売り上げ急増、トランプ政権が影響?
2017.01.25 Wed posted at 12:46 JST
 

 
(CNN) トランプ新大統領が就任した米国で、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」がベストセラーランキングの上位に浮上している。

米ネット通販大手アマゾンの売り上げランキングでは、24日午前に1984年が6位に浮上。23日のランキングでも5位~7位で推移していた。

近未来の全体主義国家を描いた同小説は1949年に出版され、20世紀有数の影響力を持つ小説と評されている。全体主義国家「オセアニア」が「ニュースピーク」という言語を使って思考の自由を統制するという筋書きで、政府は監視を張り巡らし、宣伝文句を用いて絶対君主「ビッグ・ブラザー」の正当性を強要する

トランプ政権のショーン・スパイサー大統領報道官は20日に行われた就任式の聴衆の規模について、就任式の「期間」としては史上最大だったと発言した。しかし写真や統計が裏付ける現実はその逆だった。
 

 
トランプ大統領側近のケリアン・コンウェイ氏はその後、スパイサー氏が誤った説明をしたことについて「alternative facts(代替的事実)」だったと弁護した。

この発言は、1984年の小説に登場する「真実省」を思い起こさせる。オーウェルによれば、真実省では「うそ」を操っていた。

注目されたのはトランプ政権のためだけとは限らない。米国内では多くの学校が同小説を必読書と位置付ける。米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏が米政府による国民監視の実態を暴露した2013年にもベストセラーに浮上していた。

 

アメリカ社会 トランプの2017年は小説『1984年』より複雑怪奇
Newsweekjapan-2017/01/31
ドナルド・トランプが大統領に就任した1月、ジョージ・オーウェルが68年前に書いた反ユートピア小説『1984年』がアメリカのアマゾン書籍売り上げトップに躍り出た。大統領就任式の参加者の数を「史上最高」と強弁し、嘘を「オルタナティブ…

「1984年」と”オルタナティブ・ファクト”、トランプ新政権とディストピアの…
ハフィントンポスト-2017/01/31
ジョージ・オーウェルが1949年に出版したディストピア(反ユートピア)小説『1984年』が、70年近くたって、アマゾンでベストセラー1位を占める――。 このニュースは、トランプ新政権が発足した米国の現状を物語るエピソードとして、象徴的だ。

小説『1984年』米国で売り上げ1位 トランプに「反ユートピア」見る米国民
J-CASTニュース-2017/01/30
米国のメディアによると「1984年」は米国の主要な書店の一番目立つところに山積みされているという。この本が注目を浴びたのはトランプ氏や報道官が、大統領就任式に集まった人出が2009年のオバマ前大統領就任時に比べ、少ないと報じ…

小説「1984」がアマゾン1位に、「もう一つの事実」で売り上げ急増
AFPBB News-2017/01/25
「1984年」は現実世界の真実をねじ曲げる「真理省」を描いたディストピア(反ユートピア)小説。1949年に出版されたこの作品には「二重思考」という言葉が登場するが、オーウェルの説明によると、それは「相反する2つの真実を抱える権力者」…

小説「1984」が米アマゾンのベストセラー1位に–トランプ大統領就任の…
CNET Japan-2017/01/30
「1984」は70年近く前に書かれた小説だが、Amazonのベストセラーリストで突如首位に躍り出た。 1949年に初版が刊行されたこの古典的小説では、常に監視の目を光らせるBig Brotherが権力の頂点に君臨し、Inner Partyと呼ばれる専制的…

「1984」、米でベストセラーに=高官の虚偽正当化で連想か
時事通信-2017/01/25
米メディアによると、コンウェー氏の「もう一つの事実」発言と、「1984」に登場する世論誘導が似ているとツイッターなどで話題になり、アマゾンでの書籍売り上げは23日に5~7位に浮上。その後も順位を上げてトップに立った。

トランプ報道官の「オルタナティブ・ファクト」で大喜利 「1984」との類似点も
ITmedia-2017/01/23
このような風刺的模倣が投稿される一方で、全体主義社会を描いたジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984」との類似性を指摘する人も多い。「党は自分たちの目と耳による証拠をすべて拒否するよう命じた。それが彼らの最終的で最重要…

【考察】トランプ氏大統領就任後にアメリカで50年前のSF小説「1984年…
ロケットニュース24-2017/01/27
そしてそのアメリカの影響は世界に何をもたらすのか? そんななか、アメリカのAmazonで意外な書籍が突然1位に輝いたという。その書籍とは、今から約50年前のSF小説『1984年』(著者ジョージ・オーウェル)である。一体なぜ、半世紀も前の…

トランプの情報規制と拷問発言で1948年の小説『1984年』がベストセラー…
ギズモード・ジャパン-2017/01/27
トランプの情報規制と拷問発言で1948年の小説『1984年』がベストセラー首位独走完売。 … を語る中、アメリカで1948年に書かれたディストピアン小説『1984年』(ジョージ・オーウェル著)が、明日の世はないかのような勢いで売れています。

「1984」販売急増 トランプ時代に重ねる?読者
テレビ朝日-2017/01/27
半世紀以上前に出版された小説「1984年」は、独裁国家が歴史を改ざんし、国民の思考を抑え込む恐怖を描いています。 ニューヨークの書店広報担当:「『1984年』の売り上げがここ2週間で急激に伸びて、通常の4倍売れている」 書店を訪れ…

 
 ひょっとしたら?アメリカ国民がマスメディアを信用しないのは、多くの人が『1984年』を読んで「目覚めた」からかも知れませんw。それに引き換え日本は…orz。
 
世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる(2010-2014年)(最新)
 
 2016年の大統領選挙であれだけマスコミに叩かれたにもかかわらずトランプ候補が当選したのは…

「1984年」を読んで「目覚めた人たち」がいたから

…だったりして?

 ただ今回の再ブームではトランプ大統領が「ビッグ・ブラザー」にされているのが、ワタシからすれば「こじつけ」もしくは「すり替え」であり、「二重思考」は既存のマスメディアの「お家芸」であることは「イラクの大量破壊兵器」、「シリア政府軍の化学兵器使用」、「ISISの実態」、「ボストンマラソン爆弾事件」などなど…多くの「偽旗事件」=ショックドクトリンからしても明らか。
 

MXテレビ沖縄ヘイト番組 東京新聞が謝罪「責任と反省」
琉球新報 2017年2月3日 07:30

【東京】東京新聞は2日付朝刊の1面で、米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対する市民をテロリストに例えるなどの内容を放送した東京ローカルテレビ局・東京MXの番組「ニュース女子」で同紙の長谷川幸洋論説副主幹が司会を務めていたことに「他メディアで起きたことであっても責任と反省を深く感じている。とりわけ副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処する」などとする論説主幹・深田実氏の見解を掲載した。深田氏は読者に「おわびします」とした。

 番組内容について「本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なる」とし「事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものではない」と指摘。「そのこと(番組内容)が偏見を助長して沖縄の人々の心情、立場をより深く傷つけ、また基地問題が歪(ゆが)められて伝えられ皆で真摯(しんし)に議論する機会が失われかねない」との見解も示した。

 2日付朝刊「読者部だより」では、榎本哲也読者部長が「本当のことをお伝えする努力をこれからも続けていく」とする見解を出した。

 
 つまり自分たちがやってきたこと及びやっていることをトランプ大統領に責任転嫁しようとする…

弁証法的手法

…が使われているワケで、当のアメリカ国民はもちろんですが日本国民にしても、それを見破れるかどうか?が現在の「1%er」が支配する世界を変革する上でのキーポイントになります。
 
簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ
「マスコミに載らない海外記事」 より
 
 多くの人は急激な社会の変化を嫌いますが、その最たる理由は「漠然とした不安」であり、そして「漠然とした不安」の正体はほとんどの場合が「知識の不足」に由来します。仏教的に言うなら「無明」であるが故に…

何が正しいのか分からない

…という状況に置かれると、とりあえず数の多い方…もしくは声の大きい方に従うという雰囲気に流されてしまい、要は…

より多くの人を騙したほうが勝ち

…という危険性が「民主主義」には潜んでいるという話で、「自灯明」的な生き方とはかけ離れているワケですから…

心の平穏は得られない

…というコトになりますw。
 
自灯明的生き方のススメ ― 仏教は「ブーム」なんかになりえない
ハフィントンポスト 小出遥子
 
 「自灯明」たらんと欲するなら…

正しい教え(知識)を身につける

…しかないワケで、「普遍性」を備えた「正しい教え」を身につけた人が増えるということは、グラムシが言うところの「ヘゲモニー」の増大であり、「ヘゲモニー戦」を勝ち抜く=社会変革の第一条件でもあるワケですw。
 
グラムシと反原発
2012年8月1日
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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