トルコが曲者

 $$団がシリアからの撤退声明を出したらしいのですが、それが事実だとしてもスンナリ事が運ぶとは思えない要因のひとつがトルコです。

 国内に「クルド人問題」を抱えているのに加え、国外=キプロス島のトルコ系住民(北キプロス・トルコ共和国)の安全保障は、NATO軍に握られているようなもの。

 キプロス島は長くオスマントルコ帝国の一部でしたが、それをイギリスが租借し、いつのまにかイギリスの植民地になってしまい、その後「キプロス共和国」として独立。

 ただし、例の?「イギリス連邦」に加盟しており、実質的にはイギリスの覇権下に留まっている状態で、しかもクーデターによって北(トルコ系)と南(ギリシャ系)に分かれたまま。
 

キプロス再統合交渉、合意達せず 安保問題で溝
日本経済新聞 2017/1/13 10:40

 【イスタンブール=佐野彰洋】40年以上にわたり分断の続く地中海、キプロス島の再統合交渉で、国連は12日、ギリシャやトルコなど関係国の外相も参加する拡大和平会議を開催した。島北部に駐留するトルコ軍の扱いなど安全保障問題の溝が埋まらず、合意には達しなかった。ロイター通信によると、南部のキプロス共和国(ギリシャ系)と北部の北キプロス・トルコ共和国(トルコのみ承認)の協議は18日にも再開する。

 南北間の協議は9日に始まり、11日には再統合後の管轄地域に関する地図を交換した。管轄地域の問題などでは一定の進展があったもようだ。

 

ブログ:時が止まった町、キプロス緩衝地帯に見た「未来」
ロイター Neil Hall|FX Forum | 2014年 04月 13日 13:11 JST
 

 
…1960年に英国から独立を果たすと、ギリシャ系住民とトルコ系住民の間で緊張が高まった。そして63年には政治的対立から紛争へと発展した。間もなく平和維持部隊が送り込まれ、首都は分割された。

情勢が一段と緊迫化したのは1974年。ギリシャ併合を支持するキプロス国防軍がクーデターを起こしたのに対し、トルコが軍事介入した。それ以来、この島は南北に分断され、現在にいたっている。…

 
 トルコは$$団支援国のひとつであり、ロシアがトルコを陣営に引き入れることは「トロイの木馬」を引き入れることに等しいワケですが、トルコが置かれた状況を鑑みれば、トルコがロシア側に寝返る可能性も無きにしも非ずといったトコロ。

 要は、キプロス島に残され、NATO軍に銃口を向けられているトルコ系住民の安全保障が懸案なワケで、この点がクリアーできれば、シリアの問題は一挙に解決の方向に向かうだろうという話。

 他には、欧州金融界が南キプロス経済に介入していたり、アラブへの前線基地としての地政学的利点(イスラエルの安全保障)もあって、イギリスがおいそれと引き下がるとは思えず、今後もトルコを使って工作を仕掛けてくるだろうという話。
 

【速報】 チャウショール外相 「 撤退しなければPKKやYPGを攻撃する」
TRT 02.03.2017 ~ 02.03.2017
 

 
メヴリュト・チャウショール外務大臣は、「マンビジから撤退しなければ、分離独立テロ組織クルド労働者党(PKK)やクルド人民防衛隊(YPG)を攻撃する。」と述べた。

(2017年3月2日)

 

 
 ま、プーちゃんは当然そんなこと百も承知の上でしょうがw。

 とは言っても、プーちゃんとトラちゃんが連携してバランスを取りながら事を進めないと…

第三次世界大戦

…にも発展しかねないのは確か。それが嫌なら、指をくわえて見ているだけじゃなく、今現在大きく変わろうとしている世界に自分が存在することの意味を考え、そして…

「目覚める」

…ことが重要だという話w。

クドイようですが…

バラバラに見える出来事が、実は複雑に絡み合っている

…ワケですw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

スウェーデン、徴兵制復活へ ロシアに対抗、女性も対象
ロンドン=渡辺志帆2017年3月3日10時09分

 スウェーデンのフルトクビスト国防相は2日、7年前に廃止した同国の徴兵制を2018年1月から復活させる方針を明らかにした。兵士に志願する若者が減るなか、近隣の軍事大国であるロシアの武力外交をにらみ軍事力を強化する。

 AFP通信などによると、1999年以降に生まれた18歳の男女の国民からアンケートの回答に基づいて1万3千人を選び、その中から毎年4千人に11カ月間の兵役を課す。女性の徴兵は初めてとなる。

 同国の徴兵制は1901年から100年以上続いたが、2010年7月に正式に廃止された。しかし、好景気を背景に賃金の低い兵士に志願する若者が減り、年4千人の要員のうち約2500人しか集められていなかった。志願兵は今後も受け付けるという。

 フルトクビスト氏は同通信とのインタビューで、14年のロシアのクリミア併合を挙げ、「彼らは我々のすぐ近くで、より多くの演習を行っている」と危機感をあらわにした。

 ロシアのクリミア併合を受けて、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するバルト諸国では軍事活動が活発化。さらに、NATO非加盟のスウェーデンも米国との軍事協力を強化していた。(ロンドン=渡辺志帆)

 
 スウェーデンではつい先日、黒装束の集団(こんな↓連中?)に先導された、難民による暴動があったばかり。
 

 
 そういえば?スウェーデンは北朝鮮に大使館を構えている、希少な国のひとつでしたw。

 また、ヨーロッパで最初に「紙幣」を発行した国だそうで、イギリスやスイスを金融先進国だと思っていたワタシとしては意外ですw。
 
スウェーデン国立銀行 – Wikipedia
 
 

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