「隠れルペン」は現われるか?

 2016年アメリカ大統領選挙では、主要メディアの「クリントン候補圧勝」という大合唱にも関わらず、バッシングの嵐を耐え忍んだトランプ候補が当選しました。

 で、主要メディアの自己弁護によると、表面に現われない…

隠れトランプ支持者を見誤っていた

…というコトらしいです。

 そこで話はフランス大統領選挙
 

仏大統領選、マクロン氏がルペン氏抑え圧勝の見込み=世論調査
Reuters 2017年 03月 28日 16:04 JST
 

3月28日、同日に公表されたイプソス・ソプラ・ステリアの最新世論調査によると、フランスの大統領選挙では、中道系独立候補のマクロン前経済相が極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首を抑えて勝利する見込みだ。写真はリヨンで2月撮影(2017年 ロイター/Robert Pratta)
 
 
[パリ 28日 ロイター] – 28日に公表されたイプソス・ソプラ・ステリアの最新世論調査によると、フランスの大統領選挙では、中道系独立候補のマクロン前経済相が極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首を抑えて勝利する見込みだ。

調査によると、次の日曜日に第1回投票が実施された場合、得票率はルペン氏が25%、マクロン氏が24%で、ルペン氏がトップで通過する。中道右派のフィヨン元首相の得票率は18%との予想になった。

ただし、5月7日に行われる上位2候補による決選投票では、マクロン氏が62%を得票し、38%のルペン氏を抑えて圧勝する見込み。

イプソス・ソプラ・ステリアは、決選投票では社会党など左派の統一候補であるアモン氏の支持者がマクロン氏支持に回る、としている。

これ以外の多くの世論調査でもマクロン氏勝利の予想が出ている。

 
 フランス大統領選挙でも…

隠れルペン支持者は現われるか?

…という話。

 まwアレです、トランプ大統領誕生直後に、その熱気覚めやらぬうちにフランス大統領選挙が実施されていたなら…

ルペン大統領誕生!

…となっていた公算が大きいワケですが、革新的な政策を掲げながらも妨害に苦しんで遅々として前に進めないトランプ大統領の姿や、主要メディアの飽くことなきバッシングの連続を目の当たりにして、フランス国民がどう考えているかが肝ですw。

 「革命的政策(マニフェスト)」を掲げたにも拘らず、なかなかそれを実現できないトランプ大統領に失望し、革命によって建国された国でありながらフランス国民が「革命」に幻滅しているとしたら、アメリカのトランプ大統領反対勢力はグローバリスト陣営のために…

イイ仕事してますねw。

…という話。

 便宜上「革命」という言葉を使ってますが、要は「社会改革」であり、本質は…

社会をより良くしたい

…というモチベーションですw。「革命」という言葉に条件反射的に血が沸くようではまだまだw。

 したがってアメリカはどうあれ、フランス国民が「より良い社会」を望むかどうかが今回の大統領選を左右するようでないと、「革命」=より良い社会の創造を目指した建国の意義がすたれるという話。

 翻って日本は?となると、第二次世界大戦後の焦土から立ち上がったモチベーションの基軸は、なんといっても…

日本国憲法

…であったワケです。「民主化」はアメリカから押し付けられてでんでん…。と言う人もありますが、遡れば明治憲法の制定以前に多くの憲法草案が民間から提出され、なかには「五日市憲法草案」のように「民主的」な憲法草案が既にあったワケです。
 

【宮内庁】 皇后陛下お誕生日に際し(平成25年)
 


皇后陛下お誕生日に際してのご近影

 
 「5月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきる野市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。

 明治憲法の公布(明治22年)に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が、寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由など、204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。

 当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や,自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。」
 
 
五日市憲法草案とその評価 – あきる野市デジタルアーカイブ

 
 すなわち、日本人にも本来的に「民主政治」の素養があったからこそ、戦後の新憲法をスンナリと受け容れることができたというのがワタシの持論です。

 しかるに「支配層」にとって「民主化」は都合が悪いからなのか、学校教育の現場でも、国民の「心得」である「憲法」を教えることがいつの間にか打ち切られてしまい、やがてだれも「憲法」に関心を示さなくなってしまったワケですが、昨今関心が高まっている背景には国民の「人権」「尊厳」を蔑ろにする…

日本国政府

…への批判から、「国民主権」を謳う「日本国法」の精神を守ろうという動きが広がりつつあるから。

 ま、それはそれとして、決選投票は5月ですがフランス大統領選挙でもアメリカ大統領選挙のように…

隠れルペン支持者は現われるのかw?
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

私の隣人は国民戦線に票を投じた
ル・モンド・ディプロマティーク2017年1月号
ウィリー・ペルティエ(Willy Pelletier) 社会学者
 
 

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