「BREXIT」と「治安維持法」を秤にかければ…

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 
 イギリスには他の欧州諸国と違い、かつて植民地だった国々で構成される…
 
イギリス連邦 – Wikipedia
 
…があり、「EU」「イギリス連邦」を天秤にかければ、宗主国であるイギリス連邦のほうがイギリスにとって有益ではないか?というコトを以前にも書きました。

 つまり、イギリスにとって「EU」を離脱することはそれほど重大事ではなく、逆に「EU離脱」というカードを使うことで、「EU」のイニシアティブをドイツ、フランスからイギリスに引き寄せる狙いがあるのかも知れないという話(ワタシの憶測)。
 


イギリス連邦加盟国

 
 先ごろ立て続けに「テロ」があったイギリスですが、「テロリストの視点」からすればイギリスがEUを離脱することで難民の入国が制限されるようになるワケですから…

テロリストとしては、イギリスにEUに残って欲しい

…ワケであって、今回の総選挙の結果=EU離脱プロセスを進めるメイ政権(保守党)の過半数議席割れは、テロリストにとっては望ましい結果と言え、皮肉にもEU離脱に反対するリベラルなイギリス国民とテロリストの利害が一致した格好です。

 一方で、総選挙直前に発生したテロを受け、メイ政権はイギリス版の「治安維持法」の必要性を説きますが、日本と同じく…

重大な人権の侵害が懸念される

…ことに不安を募らせた多くの国民がそれを支持しなかったが故に、今回のような結果を招いたのでは?

 「BREXT」に賛成であればメイ首相が席を置く保守党に投票するトコロですが、保守党が過半数議席を獲得すると、日本の自民党のように数の力で「イギリス版治安維持法」を強行採決しかねず…

人権のほうが大切

…だという結論に至ったのかも知れませんw。
 

スノーデン氏、メイ首相の与党が過半数割れした理由を語る
SPUTNIK 2017年06月09日 23:10
 

 
メイ首相が率いる英与党・保守党の過半数割れは、人権の制限に向けられたキャンペーンが近視眼的であることを証明している。国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)の元職員スノーデン氏がそのような見解を示した。

スプートニク日本

スノーデン氏はツイッターに、「まだ確認はされてないが、早期の報告は、英国における人権終了プラットフォームに関するメイ首相のキャンペーンがあまり賢明ではなかったと示唆している」と書き込んだ。
 

 
スノーデン氏は以前、メイ首相が英国の情報機関の権限を拡大する法案を提出したことを受けて「スター・ウォーズ」の悪役ダースベイダーに喩えて非難した。スノーデン氏は同法案を、「西側世界で提出されたどんな法案よりも先を行く、完全な人権侵害」と呼んだ。

 
 ワタシとしては法律や条約で人や国を縛り付けるのはあまり感心しませんし、もしイギリスがEUを離脱しようと、欧州諸国とは「隣人関係」を維持すればイイように思います。

 また、先に述べたように「イギリス連邦」もあることですから、「BREXIT」をことさら大騒ぎする必要も無いのでは(イギリスとしては)?

 それよりも、ヤッパリ重要なのは…

人権でしょ?

…という話で、総選挙直前のテロ=ショックドクトリンにイギリス国民が引っ掛からなかったとも言えますw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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