自分で政治を悪くしている

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 
 横浜市長選挙は、自民・公明の推薦を受けた現職の林文子氏(71才)が当選しました。選挙の争点のひとつである「カジノ誘致」は封印されたようですが、今後「国」=安倍(歪)内閣の流れに合わせて取り組むそうなので、いずれ表面上に現れるかと?

 「カジノ」の是非、および「給食」の是非というのが大方の論説でしたが、「カジノ」と「給食」の両方を是とした選択肢もあるんですかね?

 思うに、「カジノ」はお金(予算)がかかっても利益の皮算用ができる「商売」であり、翻って「給食」は、費用がかかるばかりで直接的な利益は生み出しません。

 しかし、「給食」を実施することで健全な子どもたち(次世代)を育成することは、10年、20年後を見越した人材投資であり、再生可能社会には不可欠な要素です。

 逆に、「カジノ」は刹那的な享楽の場であり、再生可能社会を実現する上でのプライオリティは低いと言えます。

 食べる物にも事欠き、すぐに現金が欲しいという言い分もあるでしょうが、そうした困窮者こそ、国が「福祉」で保護する義務があるワケです。

 先に述べたように国、自治体、コミュニティーの最優先課題は「再生可能」であり、そうでないと、やがて自ら滅亡の道を辿ることになり、極論を言えば…

日本消滅

…の日が待っているという話。表面上の形だけの姿は残るにしても、中身は全く異質なものに変容し、本質は失われてしまうでしょう。

 ワタシが歴史にこだわるのも、そうした未来を想定すればこそで、これから移民が増え多様化社会を迎えるに当たって、オリジン(先住日本人)であるワタシたちは何を精神的寄り処とするのか?となると、そのひとつが…

築き上げた歴史(実績)

…だという話。

 ただし、ナショナリズムに陥り独善的にならず、公正な歴史観に基づき、移民=新時代の渡来人を受け容れる度量を培うのが最善と考える次第。
 
ナショナリズムについて
ジョージ・オーウェル (1945年)
 
 ま、それはそれとして、今回の横浜市長選は投票率が上がったそうですが…。
 

横浜市長選、林文子氏が3選…自公推薦
読売 2017年07月31日 00時46分


3選が確実になり、万歳する林氏(30日午後8時2分、横浜市中区の事務所で)


林氏を祝福する菅官房長官(左)と黒岩知事(右)(30日午後8時39分、横浜市中区の事務所で)

 横浜市長選は30日、投開票が行われ、現職の林文子氏(71)(無所属=自民、公明推薦)が、いずれも無所属で新人の元民主党衆院議員の長島一由氏(50)と、前民進党市議の伊藤大貴ひろたか氏(39)を破り、3選を果たした。

 投票率は37・21%(前回29・05%)だった。自民党は2日の東京都議選、23日の仙台市長選と連敗していたが、菅官房長官の地元で踏みとどまった。

 林氏は保育所待機児童の大幅減など2期8年の実績を強調し、自民、公明両党や経済界の支援と高い知名度で幅広く支持を集めた。争点の一つとなったカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を巡っては「誘致検討」を掲げ、反対を訴えた新人2人を退けた。

 一方、過去2回の市長選で林氏を推薦した民進党(当時民主党)は、IR誘致で意見が割れて自主投票となり、旧民主系の市議らは林氏を支援。旧維新の党系の伊藤氏は、共産党神奈川県委員会などの支援も得たが、安倍政権への逆風を生かせず、カジノ反対も支持拡大に結びつけられなかった。

 
 前回に比べれば大幅に伸びたにしても、ハッキリ言って…

それでもゼンゼン足りない!

…という話。一部の「組織票」を凌ぐにはw!
 

横浜市長選挙の開票速報と出口調査結果|票数と投票率も【最新版】
omoshiromedia.com 2017/07/30

(前略)

2013年の投票率はなんと驚きの29.5%!
 

 
2009年の横浜市長選挙の投票率が「68.76%」で-39.71ポイント下がるというまさかの失墜状態。

果たして2017年の横浜市長選挙の投票率は3割、いや5割超えとなるのでしょうか。

(後略)

 
 なんでこうも急激に横浜市民は政治に関心を失ってしまったのか?すべてはそれに尽きるワケで、今回の件にせよ、その他の選挙にせよ…

投票に行かない

…という国民自身の行動が、「負のサイクル」の根源にあるのは確かなようですw。

 ならば、それを改善する手立てを考えないとw。
 
「凡庸な悪」 について
2014年4月4日
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

カジノ開業2~3カ所が有力視 20年以降、国交相認定
共同通信 2017/7/31 17:05

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の運営ルールに関する報告書を、政府の有識者会議が31日発表した。IR事業者と協定を結んだ都道府県や政令指定都市が申請した計画を、国土交通相が審査し区域を認定する。カジノが開業できる区域数は2~3カ所が有力視され、認定は早くても2020年以降となる見通しだ。

 ギャンブル依存症対策として日本人の入場回数制限なども盛り込んだが、国民の根強い不安が払拭されるかは見通せない。政府は報告書を基にIR実施法案を作成し、秋に想定される臨時国会に提出する方針。IR区域数などの重要項目は9月以降に与党と協議する。

 
 横浜市長選挙が終わった途端…

さっそくw!
 
 
追記2:

はるかぜちゃん「昼食時間15分」横浜市立中学への訴えに共感の声
2017年7月31日 17時0分 女性自身
 

 
はるかぜちゃんこと女優の春名風花(16)が7月30日、自身が住む横浜市の学校給食についてTwitter上で訴えて話題を呼んでいる。

この日は横浜市長選の開票日。現職の林文子(71)氏の当選確実が報じられると春名は《いつになったら横浜の中学校に給食できるんだろう…(´・ω・`) 》とツイート。

横浜市は政令指定都市で唯一、中学校の学校給食実施率が0パーセント。今回の市長選でも争点となったが、学校給食導入を訴えた新人2人は敗れた。現職の林氏は、給食の代わりに予約制の配達弁当「ハマ弁」を推進してきた。だが、利用率はわずか1.1パーセント(17年4月)にとどまっている。

2年前に横浜市の市立中学校を卒業した春名は《そもそもお昼休憩が15分しかないから職員室にハマ弁取りに行ったら食べる時間がほとんどない》と指摘。《部活のある日は家に帰るまでおなかが持たなくて倒れそうでした》と自身の苦労をツイートした。

春名のツイートには《横浜の中学生の気持ちをものすごく分かっていただいていて、なんかとても心強いです!》《はるかぜちゃんのおかげで横浜市の現状が世に伝わったと思います》と感謝の声が寄せられた。

いっぽう《お昼休憩がたった15分てまじですか?》と衝撃を受けた人も。横浜市の市立中学校では、15分の昼食時間の後に20分の昼休みがあるものの、昼食は15分で食べ切らなければならないという。《ブラック企業じゃあるまいし》《楽しい食事の時間がストレスになっちゃいそう…》と子どもたちを心配する声が上がった。

《中学校に給食を作ってあげてください。無理ならハマ弁以外のお弁当を買ってもいいことにしてください。それも無理なら職員室にハマ弁を取りに行ってハマ弁が食べられるくらいのまともなお昼休憩をください》と訴えた春名。多くの横浜市民の思いを代弁したその言葉は、横浜市長に届くのだろうか。

 
 横浜市民には違いありませんが、中学生は有権者じゃないのがツライw!

 その分、オトナがしっかりしなきゃならないのに、みんな政治に関心が無いみたいだしw!

横浜の中学生、カワイソウ…orz
 
 
追記3:

身近にカジノ、反対66.8%=理由の最多は「治安悪化」-時事世論調査
時事 2017/08/07-15:21

 政府が今秋の臨時国会にカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の提出を目指し、誘致に前向きな自治体の関心が高まる中、自分の住まいの近くにIRを整備することには反対と考える人が66.8%で多数を占め、賛成の人は22.8%にとどまることが7日、時事通信社の世論調査で分かった。

 調査は7月7~10日、全国の満18歳以上の男女2000人に個別面接聴取方式で実施。有効回収率は65.1%だった。

 「もしお住まいの自治体やその周辺にIRがつくられることになった場合、それに賛成ですか、反対ですか」という質問に対し、賛成は22.8%、反対は66.8%、「分からない」は10.4%。男女別では、男性が賛成31.4%、反対58.9%、女性が賛成14.3%、反対74.7%と、男性に比べ女性の反対が多かった。

 反対した人に理由(複数回答)を尋ねると、「治安が悪化する」が最多の68.2%。以下、「青少年に悪影響がある」57.5%、「ギャンブル依存症が増加する」55.7%、「犯罪に利用される」39.4%、「騒音や交通渋滞などの弊害がある」33.8%、「反社会的勢力の資金源となる」32.9%、「地域の活性化につながらない」17.1%の順だった。

 賛成の理由(同)は「地域の観光客が増加する」55.2%、「税収が増える」52.5%、「地域の活性化につながる」50.2%、「雇用が創出される」41.8%、「インフラ整備が進む」19.5%、「娯楽の機会が増える」15.8%など。

 「日本にカジノができれば、行ってみたいか」との問いには「行きたいとは思わない」が76.6%に上り、「行ってみたい」は19.6%にとどまった。

(2017/08/07-15:21)

 
 何かとメディアが実施するアンケート、世論調査の類に懐疑的なワタシが言うのもアレですが、カジノ万歳!という人が少ないのは事実。

 日本人のほとんどは博打に消極的であり、ジェットコースターのような人生より平穏な人生を望んでいます。そのほうが子育てに有利ですから。

 つ・ま・り、「再生可能社会」を考えたとき、カジノのような施設はそぐわないというコト。

 「ギャンブル依存症」は何もカジノという閉鎖空間内のみの問題ではなく…

人生は博打だ!

…という刹那的考え方に染まることの方が問題。

 確かに「一寸先は闇」というのが人生かも知れません。それでも闇の中を進むのに信念=基準を持ちながら進むのと、その場その場で博打を打つ=刹那的判断に身を委ねるのとでは、その後の経緯は大きく違うもの。

 前者の場合、方向性がハッキリしているのでどんな結果が訪れようと前に進むことができますが、後者の場合、方向性が無いのでいつまでも同じ所をグルグル廻る羽目になります。したがって非生産的だというコト。
 

…外側に「仏」(価値)を求めるのではなく、正しい教えによって整えられた自分自身を「仏」という名のともしびとして、力強く歩んで行こうとしている人々が増えている。

なにも「仏教徒」になる必要はない。ただ、ひとりひとりが、一過性の満足なんかではない、揺らぐことのない本当の価値を自身の「内側」に見出し、そこを骨子として、あたらしい世界を創り上げていく―― そんな自灯明的な生き方は、これからの時代、大いに求められているように感じるのだ。…

「自灯明的生き方のススメ」 – より

 
 しかも、カジノ=博打にはイカサマがつきもの。親=胴元からしてイカサマすることもあるワケですから、純粋な賭けなんて存在しませんw。
 
米女性、スロットで4300万ドルを当てるも、「機械の故障です」=カジノ側
sputnik 2017年06月22日 10:06
 
 横浜市民(有権者)にしても、大部分の人は時事のアンケート結果に見られるようにカジノに否定的なハズ。にも関わらず…

政治に無関心

…であるが故に「再生可能社会」に資するであろう「給食」の実施を掲げる候補者を支持しなかった=投票しなかったワケです…orz。
 
 

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