勝たない、負けない

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 
 新年早々「LITERA」で「ウーマンラッシュアワー」の村本氏の記事を読んだ所感。
 

袋叩きも…元旦『朝生』のウーマン村本は全然間違っていない! 本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ
LITERA 2018.01.02
 


1月1日放送『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に出演した村本大輔

 
(前略)

井上「ちょっと質問していいですか。村本さんはじゃあね、非武装中立ね、それは本当に一番筋が通ってるけど、私は間違った理想だと思いますが、ただ多くの人は本当に非武装中立が何を意味するか理解しないで言っているわけね。じゃあ、攻撃されたらどうしますか?」

村本「なぜ攻撃されるんですか」

井上「いや、それを言ってんの。侵略されたら、いや、侵略されないに越したことはない。じゃあ、もし侵略されたらどうするんですか。白旗を挙げて降参なの?

村本「僕はそっちかなと思います」

井上「そしたら侵略者に対して侵略のインセンティブを与えちゃうよね。それでいいの?」

村本「なぜ侵略される、意味が分からないんですよ」

落合陽一「だって知らない人に通り魔で刺されたりするでしょ?」

村本「だからなぜ中国や北朝鮮が日本を侵略するという発想になるのか、私は分からない」

(後略)

 
 「通り魔」と「侵略」を同列にしている詭弁はアレとして、村本氏の受け答えを読んで、『風の王国』という小説を思い出しましたw。
 


『風の王国』
五木 寛之 (著)

 
 松岡正剛氏も同小説を解説していますが、ヒロインの葛城哀は父親(「へんろう会」の講主)から…

「勝つか?負けるか?ドッチを選ぶ?」

…と問われ、「負ける」ほうを選択します。そしてその答えに、「よく言った。それでこそ三代目の講主だ」と父親は満足するワケですが、この問答と村本氏が重なって見えた次第w。
 
【松岡正剛の千夜千冊】 第801夜 『風の王国』 – 五木寛之
 
 そこで、「負ける」ほうを選ぶという心理について考えて見るに、まず言えるのは、「戦う(闘う)」というコトは…

同じ土俵に上がる

…というコト。したがって、北朝鮮が云々…中国が云々…と危機感を煽っている連中は…

日本も同じレベル

…だというコトを、自ら公言しているようなモノ。

 で、彼らが北朝鮮や中国を日本よりレベルの低い国だと見做しているのだとしたら、彼らの言っていることは…

日本のレベルを下げましょう

…と言っているのに等しいことになりますw。

 つまり、葛城哀にも父の葛城天浪にも、強い自負(誇り)があるが故に「同じ土俵」に上がることを好とせず、それよりも…

自ら負けを選んだほうがマシ

…という考えに至るワケです。

 もう少し拡大して解釈すると、「人間性」を捨てるか?捨てないか?という選択を迫られ…

「人間性」を捨てて勝つくらいなら、「人間性」を守るために負けるほうを選ぶ

…という話にもなりますw。

 ワタシも若かった頃は、「負けたら元も子も無いじゃないかっ!」という考えに凝り固まっていましたが、年を重ねると、勝負の勝ち負けは一時的なものであり、状況は常に変化するものだということに気づきます。したがって一度は焼け野原になったとしても…

新しい芽は必ず生えてくる!

…というコト(その種を失わない限り)。

 そして新しい芽(次の世代)のためには「良い土壌」が必要だと、ロマン・ロランも『ジャン・クリストフ』で述べています。

 ワタシたちが守らなければならないのは「人間性」でしょ?「人間」に生まれたワケだから…。だから「人間性」という大地を手放してはならないワケで、村本氏にそうした深慮があったのだとしたら…

お若いのにたいしたもんだw!

…と思った次第。
 

 
「意外な道が必ずあるもので、それは見えないだけなんだ」
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

芸人なんて河原乞食の末裔のくせに、常識振りかざして、コメンテーターしたり、超未熟な政治知識で正論こいたりしてるのを見ると、吐き気がする。
 
by 小林よしのり

 
 差別主義、権威主義者の本音が出たか?「のし」付けて返すわw!
 

漫画家なんて河原乞食の末裔のくせに、常識振りかざして、コメンテーターしたり、超未熟な政治知識で正論こいたりしてるのを見ると、吐き気がする。

 
 

広告