「反日」って何?

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 安室奈美恵さんが、先日亡くなられた翁長沖縄県知事への追悼メッセージに…

沖縄の為に尽くしてこられた知事のご遺志がこの先も受け継がれ云々

…と書いたことを…

反日

…と揶揄する若者がいるようですが、故翁長知事が辺野古基地の新設に反対の立場を表明していたので…

国の方針に従わない=反日

…という思考回路にそって、親翁長=反日というレッテルを貼るワケですが、国の方針≒現内閣の方針であって、現内閣の方針に反対すると「反日」なワケ?

 だとすると、2020東京オリンピックに反対しているワタシは立派な反日だし、現内閣が推し進めようとしている「改憲」に反対するひとたちも、「反日」ですw!

 つ・ま・り、自民党の支持者以外はすべて「反日」という話で、そこまで言われるんだったら…

反日上等!

…と、開き直るしかありませんw。
 
翁長氏悼む安室さんに「反日なの?」 沖縄を見る目の今
朝日デジタル 仲村和代 2018年9月3日09時06分
 
 安室奈美恵さんは若者に人気があると思っていましたが、何でも若者に自民党支持者が多いそうで、非自民系の芸能人は生き辛い世の中ですなw。

 もっとも?そうした世論調査が当てになるとは限りませんが、周りの顔色というか、「空気を読む」のに長けた若者たちは、メディアの垂れ流す大量の情報に流されやすいのかも知れませんw。

 ま、それはそれとして、「反日」の起源について考えてみるに、明治までは日本人全般に「国家」という観念が薄かったワケですから、「反日」というレッテル貼りが登場したのは明治以降であるコトは確か。

 そこで思うに、なぜそこまで「日本」というナショナリズムに拘るのか?と。G.オーウェルが「ナショナリズムについて」で述べているワケですが…

ナショナリストは命名に拘る

…という気質があり…

自らの「言葉」=「イデオロギー」で世界を埋め尽くしたい

…という野望に常に駆られているワケです。

 翻ってみると、そこにイデオロギーの対立があるからこそ、先のような衝動に駆られるワケで、となると?「日本」というイデオロギーの対極に何かが存在するが故に、「日本」というナショナリズムに拘るのではないか?という話になり、それはイッタイ何なのかというと…

倭国

…の存在が浮かび上がって来るワケですw。

 『旧唐書』に見られる「倭国」と「日本」の併記。その後「倭国」は歴史の表舞台からは姿を消すワケですが、「国」は消えても残った「国民」は各地で生き続け、「日本」という新興国に身を潜めて生活したワケでしょ?国としては「倭国」のほうが「日本」より大きかったワケですから、現在の日本国民のほとんどは「倭国」の末裔とも言えますw。
 

倭国

倭國者,古倭奴國也。
倭の国の者、古の倭の奴国なり。

日本

日本國者,倭國之別種也。
日本国の者は、倭の国の別種なり。

以其國在日邊,故以日本爲名。
その国が日辺(極東)に在るので、故に日の本を名のる。

或曰:
或いは曰く:

倭國自惡其名不雅,改爲日本
倭の国がその名が雅でないと自ら嫌悪し、日本と改める。

或云:
或いは云うに:

日本舊小國併倭國之地
旧くは日本は小国で、倭の国の地を併合した。

『旧唐書』 – より

 
 さて、「倭国」が連邦体制の国であったことは「魏志倭人伝」などから読み取れるワケですが、沖縄もそうした連邦の一翼を担っていて、しかも?「白村江の戦い」以降の本州内のドタバタに巻き込まれること無く、ある意味…

「倭国」の血筋(伝統)を守り続けた

…とも言える地なワケです。ま、それ故、明治以降「日本」からは差別を受けることになるワケですが、本州に潜伏している「倭国」の末裔は、決して沖縄を見捨てませんw!
 

 
 話が大袈裟になってアレですが、問題は、そうした歴史的確執があるならあるで、それを白日の下に明らかにし…

確執を越えて新しい日本を創る

…という有志(若者)が増えなければ、「日本人は救われない」という伊丹万作氏の言葉通りになってしまうという話。
 
戦争責任者の問題
伊丹万作
 
 だからこそ、ワタシは性懲りも無く歴史に拘り、かつ、確執を越えるために…

人間回帰

…をダラダラと訴え続けている次第。
 

 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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