ステルス革命

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 先ずは手垢にまみれた「革命」という言葉について再確認すると…
 

…「革命」の「革」はあらたまるという意味だが、古代中国では、天子は天命を受けて天下を治めるので、王朝が交替するのはその天命があらたまったからとされていた。このことから、もともとは王朝が変わることを「革命」といったのである。…

日本語、どうでしょう? - より

 
…というコトらしく、現代的な「革命」の考え方とは少し…というか、だいぶ違います。要は、「支配層の交替」を革命と呼んでいたワケです…古代中国では。
 

 
 で、「革命」の正当性は「天命」にあり、天=神によって選ばれたという自負および神を畏怖する被支配層の信仰心が、新らしい支配層のバックボーンだというコト。

 中国の歴史書(正史24史)に目を通すと、時の天子が頻繁に行幸したり、廟を祀ったりした記述が多々見られるワケですが、それもこれも…

天(神)に選ばれた

…という自分の立場の保鞏に勤めていたからに他ならず、大衆に対するデモンストレーションでもあったワケです。

 「天命」があったかどうかはアレとして、「革命」は形而上(不可視領域)の根拠に由来するものであり、いうなれば…

だれでも「革命」を名乗ることができた

…ワケです。目に見えないものが根拠なワケですからw。そして「成功した革命」だけが後年「革命」として認められるという話。なぜなら、失敗した「革命」は「天命」に沿っていなかったという理屈になるから。

 ならば?すべての「革命」は後から承認されるというコトで、「革命ダw!」と騒いでいるうちは未だ、その真偽は不明なワケですw。

 方や、現代的な「革命」の解釈からすると、被支配層と支配層の入れ替わりであったり、もっと視野を広げると…

社会全般における変革

…を「革命」と呼んでいるワケですが、そこに「天命」は介在しません。現実的な欲求であったり状況の変化が起因となって…

「革命」に発展

…しているワケです…よね?したがって、「革命」は天=神の手から人の手に移ったというコト。

 さて、人の手に移った「革命」ですが、ならば人が「革命」を欲する衝動は何に由来するか?となると、先に挙げたように…

現実に即した切実な欲求

…に他なりません。技術革新などによる革命(産業革命)は「受身の革命」であり、本来?の「革命」とは、また別な文脈になるのではないかと?

 で、「現実に即した切実な欲求」=「思い」が「革命」の原動力であるなら、「思い」もまた「不可視領域」に分類されるワケですから、「天命」と同類であると言えますw。

 となると、「革命」の本体は「不可視領域」にあるように思えるワケで、この「不可視領域」を具体的な言葉で述べると…

こころ≒精神

…ではないかと?したがって…

こころ(精神)を制する者が革命を制する

…という話になり、グラムシの唱えるトコロの「ヘゲモニー論」の真髄であると同時に、それを理解しない限り…

人民の、人民による、人民のための革命

…の成就への道は、まだまだ遠いと。
 

 
 トコロで最近、「日本スゴイ!」というキャンペーン?の一方で…

このままだと日本はヤヴァい!

…という漠然とした危機感を、ごくフツーの人でさえ(ワタシの伯父でさえ)持つようになったらしく、さりとて「どうしたらいいのか?」という答えを持ち得ず(本心では旧来の価値観の崩壊を恐れ)半ば諦観に囚われているようですが、先の短いご老人はそれでイイとしても、この先ン十年も生きていかなければならない者にとっては…

たまったモンじゃないw!

 ま、「老人」たちが敷いたレールの上に…

「タダ乗り」してきた「ツケ」がまわってきた

…と言えなくも無いワケですが…orz

 いずれにせよ、現在の状況を好転させる=革命を欲するなら、先ず自らのステルス領域=こころ(精神)に自覚的、確信的になることが、その「第一歩」だと言えるワケですw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 

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