「自尊心」のものさし

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 自尊心とは字のままにいうなら、自分を尊ぶ心。英語にすればプライドだし、心理学用語にすればエゴ

 で、この三つを並べると、ズイブンと受け取るイメージが違う気がします。「自尊心」にはネガティブなものは感じられませんが、「プライド」だと…

あの人はプライドが高い

…などと揶揄されるように、状況によっては否定的な意味合いで使われ、「エゴ」にいたってはどちらかというと悪いイメージが先行する場合が多く、おそらく同じような心理状態を指している言葉なのにこうも受け取り方が変わるなんて、「心」というものは捉えがたいものですw。
 
私を「何者」かにしてくれるのは非効率なしがらみかもしれない
BLOGOS 紫原 明子2018年12月06日 07:04
 
 この記事に見られるような状況は一般的に見られ、ほとんどの人が共感するハズで、ひとは自己肯定無くしては生き辛いものだし、それが得られないと最悪の場合は自殺にまで追い込まれることもあり、自己肯定できる「何者」かになることは自己保存本能(生存本能)の顕れとも考えられます。しかし…

「何者」かにならないと自尊心は満たされないのか?

…とワタシは問いたい。

 「何者」かになるというのは、いわば「役柄」を手に入れるようなもので、それがエキストラの通行人であったにせよ「芝居」に参加するようなもの。そして「芝居」とは「物語」の進行であり…

ひとは「物語」を欲する

…というワタシの持論からすれば、「物語」というものさしで自分という存在を測っているワケですから、「自分」の価値は自分以外に委ねられているという理屈。

 ひとは「社会」というシステムを構成して日々を暮らしています。それはみんなで「芝居」に参加しているようなもので、その「芝居」全体を貫く「物語」は発展であったりとか、平和であったりとかしますが、「物語」は時間軸に沿って進行するものなのでそこに「方向性」が生じるのは避けられません。

 つまり「物語」とは「方向性」であり、その「方向性」に自分が合致した場合に「自尊心」が満たされるという話になるワケですが、「自尊心」が満たされれば…

「方向性」はどうでもイイのか?

…という話。
 
【ル・モンド】 せっかちな観客
 
 「自尊心」を満たすために「何者」かになろうとするのと同時に、同時進行している別な「物語」に対しては「観客」であるという「二重性」を持った自分。

 「沖縄の米軍基地問題」は自分の「物語」として受けとめれられても、「パリの大規模デモ」は他人事のようにしか思えない自分。

 どこまでが「自分の物語」で、どこからが「他人の物語」なのか?おそらく「自尊心」を満たせる物語が「自分の物語」であり、それ以外は「他人の物語」なんだろうと思う次第。

 となると、「自尊心」を決定付けるのは各人の「エゴ」という話になり、「エゴ」を放置したまま「自尊心」を尊重することすなわち…
 
凡庸な悪
 
…ではないか?という話。
 

 
 人と人のつながりを否定する気はないにせよ、一方的(強制的)なつながりは「支配」であり、決して望ましい人間関係ではありません。よね?

 「自尊心」のために「ある種のシステム」に身を委ねるのはチガウんじゃないの?と言いたいワケで、以前転載した「自灯明」についてのように…
 

揺らぐことのない本当の価値を自身の「内側」に見出し、そこを骨子として、あたらしい世界を創り上げていく
 
自灯明的生き方のススメ」-より

 
…ということが、これからの「人間回帰」の時代には求められ、「何者」でなくても充足する心=「自充心」を持てるようになるのが、その第一歩ではなかろうかと?
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:
 

成熟した社会であるはずの日本で「行方不明になる人がこんなに多いなんて」=中国
サーチナ 2018-12-06 15:12

 中国では年間20万人以上の子どもが誘拐され、行方不明になっていると言われる。一方、社会が成熟し、誘拐もほとんど発生しないはずの日本でも年間8万人もの人が行方不明となっていることに中国人は驚くようだ。

 中国メディアの一点資訊は2日、日本では毎年多く人が行方不明になっていると紹介する記事を掲載し、行方不明となる理由と失踪者がどのように生活していくのかについて論じている。

 記事はまず、日本では年間約8万人もの人が行方不明者になっていることを指摘し、「生活環境が良い日本でこれほど大勢の人が行方不明になっていることは、中国人には理解できないことだ」と主張。安定した生活を送ることが可能で、テロが起きるわけでもなく、一体何が不満で行方をくらますのかと疑問を投げかけた。

 続けて記事は、日本は自殺率の高い国で、病気や仕事のストレスにより、年間2万人ほどの人が自殺しているとし、行方不明となる人のなかにはこうした自殺者が多く含まれていると指摘。また他にも、日本には世間から逃げてきた人たちが集まるエリアがあり、そこで生活や仕事からのストレスを受けることなく生活している人も少なくないと紹介した。

 これに対して、中国のネットユーザーからは「日本にもお金のない人がいるのか」といった声が寄せられていて、記事が紹介していたことが信じられないという反応を示す人が多く見られた。

 中国は急激に経済が発展しているが、その背後では貧富の差は大きくなるばかりで、貧困から抜け出すことのできない人も大勢いるのが現状だ。より経済が発展し、成熟した社会があるはずの日本でも同じような状況が生じていることは多くの中国人には想像できないのかもしれない。(編集担当:村山健二)

 
 行方不明者と自殺者を別々にカウントしているなら…

年間10万人が社会から姿を消している

…というコトになるw。

 日本の10倍以上の人口の中国で年間20万なら、日本はその10分の1程度の行方不明者であって欲しいワケですが、この比率からすると誰の目にも日本は…

消え行く国

…であるのは明らかw。それ故?大量の移民を確保する法律の成立を急いでいるのでしょうが、そもそも…

なぜこうなったw?!

…という点を突き詰めないと、日本の未来を担う子どもたちが報われませんw。