権力と芸能

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 このところブログから離れ、趣味?の「お囃子」に没頭していました。もう、かれこれ4年ばかり続けているワケですが、なかなか奥が深いっス。

 ま、そう思えるのも、ある程度トシがいってから始めたからかも知れませんが、この4年「お囃子」と接して思うのは「囃す」という行為の意味。

 「囃す」とは、他者や周囲を盛りたてる…すなわち「応援」するようなものであって、「他愛」の精神が根底にあるのではないか?というのがワタシの個人的感想。

 もっとも?「そもそも論」からすれば、こと北多摩地区に限って言えば…

百姓の娯楽=息抜き

…に過ぎなかったワケで、収穫期である秋に収穫祭の余興として、また郷社(地元神社)や檀家であるお寺の祭礼に花を添えた次第。

 新撰組の土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」という映画で、府中の大国魂神社の「暗闇祭り」を…

虐げられた百姓の息抜きの祭りだ

…と日野(南多摩)出身の土方歳三に確か?言わしめていますが、北多摩にしても同じようなもので、虐げられていたかどうかはアレとして、決して楽ではない日々の暮らしの鬱憤を晴らすのに「お囃子」がうってつけだったという背景はあるんじゃないかと?

 「お囃子」と他の伝統芸能の大きな違いは演者が演奏中に入れ替わるコトで、どこも「某囃子連」を名乗っているワケですが「連」とは「連中」で…

お囃子をするヤツら

…という意味。したがって固定されたメンバーで演奏されるワケではなく、それぞれのパートを数人で入れ替わりつつ、ダラダラと演奏し続けるワケです。つまり参加自由

 もちろん「お囃子」を練習した上での話しですが、「歌舞伎」だの「能」だのといった伝統芸能や、一般的な芸能(役者、ミュージシャンなど)と違い…

スタープレイヤー不在(不要)

…の芸能だと言えるワケで、おそらく民間芸能とは本来そういうものであったハズ。百姓や町人の日々の鬱憤を気晴らしをするには。

 主役不在というか、数奇者であれば誰でも参加できるのが民間芸能(お囃子)の良さで、その根幹となるのが「囃す」という共通の目的。

何かとツラい毎日だけど楽しくやろうぜ!

…という庶民の思いが「お囃子」の根底にはあるように思うワケで、世界を見渡しても演者が入れ替わり立ち代りする民間芸能は稀有であり、そうした芸能が日本にあるということを嬉しく思う次第。

 と、同時に、最近?は「保存会」という名目で活動している「囃子連」が多いワケですが、先の「庶民の憂さ晴らし」という観点からすると…

不満を保存してドーすんの?

…という気もするワケです。「保存会」なんて高尚な看板掲げたところで、所詮は庶民のお遊びに過ぎず、言ったら「べーゴマ」とか「凧揚げ」と同じレベル。

 ま、「べーゴマ」や「凧揚げ」にしても「保存会」を名乗って活動している団体はあるワケですが、「庶民のエネルギー」は保存されるものではなく、自発的に湧き上がるものであるのが本来。

 したがって「保存」が必要なほど「庶民のエネルギー」が失われているという話になるワケで、流行の流行り廃りはあるにせよ、「庶民のエネルギー」が失われた時点でその民間芸能は死んだも同然であり、それをゾンビのように「形だけ」残し続けるというのは如何なものか?

 それで得をするのは「伝統」という看板を後生大事にする連中であって、そこに「庶民のエネルギー」=生命力は感じられませんw。

 とは言っても、「保存会」という看板を掲げれば何かと補助金が得られるのもまた事実。なんせ役人が「仕事しているフリ」ができるのでw。

 ただそうなると…役人の紐付きになると、庶民のものであった民間芸能が役人(権力)の手に渡ってしまうコトにもなるワケで、権力と芸能の関係についても考えさせられますw。
 

 

ラサール石井「政府が問題起こすと芸能人が逮捕」
日刊スポーツ 2019年11月16日21時54分


東京湾岸署に入る沢尻エリカ容疑者を乗せたと思われる車輌(撮影・中島郁夫)

沢尻エリカ容疑者の逮捕を受けて女優の東ちづるが、ツイッターを投稿。「芸能人の逮捕に、必要以上に大騒ぎしなくていいです。私たちの暮らしに支障はありません(擁護ではありません)。騒ぐべきは、政治家や特権階級の人たちが法を犯しても逮捕されてない現実にです」と主張した。

タレントのラサール石井も「まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ」とツイートした。安倍首相の「桜を見る会」をめぐる問題などを踏まえた発言とも受け取れる。

[2019年11月16日21時54分]

 
 ま、いまは関わっている「お囃子」の楽しさがより多くの人…特に次の世代を担う子供たちに伝わるよう、「庶民のエネルギー」を失わないよう練習に励む次第w。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
 
追記:

 これもマスコミが報じない「不都合な真実」か?
 
歪曲が軽信され続ける地球温暖化人為説
2019年11月15日 田中 宇
 
 


2019年11月17日 16時12分 共同通信