「考える」を考える

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 日本人数学者が難解な「命題」を解明したというニュースが流れましたが、「日本人だから」という選民思想とは無関係に、某サイトにも「日本人は世界一IQが高い」という記事がありましたw。
 
最新版の全世界知能指数調査で、日本は「平均 IQ107で 148カ国中第1位」…なのに、なんで私たちの国と私たち日本人は日々こんなに苦悩or苦労している?
IN DEEP 投稿日:2019年4月11日 更新日:2019年10月8日
 
 「IQ」が高いというコトは「考える」という能力において秀出ているワケですが、日本人は…というよりも、「人類」はなぜ「考える」という能力を獲得出来たのか?

 そもそも「考える」とは何ぞや?について私見を述べるに、「生存」のために野生動物のごとく狩猟採集生活を送っていた太古の祖先が、より「生存率」を高めようとアレコレ苦労したであろうことは想像に難くありません。

 また、危険を回避するためにも「ボw」っとしているワケにはいきません。天気や環境の変化(兆)を読み取り、事前に避難するなどの行動を起こさなければポンペイのような結末を迎えるワケです。はい。

 人類は地球上の生物の中でも「弱い」種族であったがため、身を守るために必然的に「考える」という能力を獲得したものと思われ、そして「考える」という行為は「生存」に直結します。

 で、「生存」に直結するには「思考」と「現実」が整合しなければならないワケで、ワタシたちの祖先も気が遠くなるほどの「トライ・アンド・エラー」を重ねつつ、「正解」=「現実世界との整合」を蓄積してきたのだと。
 

 
 つまり、「考える」とは「生存」のための「スキル」であると言えるワケで、「芸術」「娯楽」はその余興。

 ここで先の記事に戻ると、なぜ日本人が「考える」という行為に秀出ているのか?「IQ」が高いのか?について「考え」てみるに、前述の考察からその「要因」の一つとして…

過酷な生存環境

…が挙げられるように思う次第。

 「過酷な環境」に適応というか、順応しようと苦労を積み重ねてきた結果が、現代の日本人にも受け継がれているがゆえに、「一般的な傾向」として先の記事のに見られるような結果が出たのではないか?というコトは、言葉を替えて言うなら…

日本人の「IQ」は不幸の産物

…であり、「弱者」であるがゆえに獲得した「特性」であって、決して「自慢」するような類のものではないように思える次第。
 
縄文人の核ゲノムから歴史を読み解く
生命誌ジャーナル 神澤秀明(国立科学博物館)
 
 とはいっても「思考力」=「潜在的生存能力」に恵まれているのが事実であるなら、現在の危機的状況にこそこの…

日本人の特性

…を発揮しなければ「ウソでしょ?」という話で、国民の一人一人に「祖先から受け継いだ特性」に覚醒して欲しいものですw。

 「考える」という行為の本質は「現状の改善」であり、「現状」すなわち「生きる」という「根本」を抜きにしては何の意味もない…というか、本来の「行動原理」もしくは「本能」から外れるというのが、ワタシなりの結論。
 

現代数学の難問「ABC予想」を証明、論文掲載へ 京大・望月教授、8年越しで専門誌に
京都新聞 2020年4月3日 14:00


望月新一教授(京都大提供)

 現代数学で最も重要な難問とされる「ABC予想」を証明したとする京都大数理解析研究所の望月新一教授の論文が、同研究所の編集する専門誌「PRIMS」に掲載されることが3日までに決まった。論文はインターネット上に2012年から公開されていたが、8年越しで専門誌に掲載されることとなる。

 整数では足し算と掛け算ができるが、ABC予想はその二つの演算の絡み合い方に関する問題。1980年代に欧州の数学者たちに提唱された。ABC予想の成立を仮定すると、多くの未解決の予想が証明されるため重要な問題とされてきた。論文は四つあり、計約600ページに上る。

 PRIMSの編集委員長は望月教授だが、同研究所の柏原正樹教授と玉川安騎男教授が共同編集委員長となり、望月教授を除いた特別編集委員会をつくって今回の論文を審査した。

 望月教授は発表したコメントで、証明の難しさについて「既存の数学理論と難しさの種類が違うことはあると思う」と説明。専門の研究者にとっても「まったく違う枠組みの議論につまずいてしまうことも起こり得る」とした。

 望月教授は、16歳で米プリンストン大に飛び級で入学、19歳で同大学数学科を卒業。2002年に32歳で京大の教授に就任した。京都で研究してきた意味について「数学の研究を進めるには、ある程度話が通じる相手がある程度の人数いる環境でないと難しい」とし、数理解析研究所に優れた研究者たちが在籍する利点を強調した。

 
 どんな「天才」であろうと「祖先」から「DNA」を受け継いでいるワケであって、件の教授ほどではないにせよ、日本人全般が同じような境遇であるというのは少しばかり心強い?っス。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!