演出された危機

“あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。”

“それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためだ。”

マハトマ・ガンディー


 ウwさんも「新型コロナ」には懐疑的なようで、世界情勢に明るい人の意見は説得力が違いますなw。
 
ただの風邪が覇権を転換するコロナ危機
2020年8月12日  田中 宇
 
 ただ、ウwさんの「隠れ多極主義」という推論には些か引っ掛かるトコロがあって、オバマ前大統領の時も同じことを言っていたように記憶していますが、だとしたらオバマ⇒トランプという流れは同軸線上に在るというコト?

 ワタシにはそうは思えないワケで、もちろんシロウトの思い込みに過ぎないかも知れませんが、どちらかといえばトランプ大統領は軍産複合体(ディープステート)に対する…

カウンター勢力

…ではないのか?と。先の記事のいうポンぺオ国務長官が云々…の件にしても、アメリカが中国に対して強硬な態度を採ることは軍産複合体にしてみれば「メシの種」にもなるワケでしょ?だとしたら「カウンター勢力」の意味がありません。

 ウwさんが主張する「世界の多極化」にしても、危機を利用して「多極化」を推進するという考え方もアリですが、「平和的」に「多極化」が成される方が大衆にとっては有り難いワケですよね?

 つまり、同じ「多極化」にしても「危機」を利用する「多極化」は指導層(支配層)の都合によるもので、従来からの社会(政治)システムに大きな変化は生じないのに対して、「平和的」に達成される「多極化」は大衆にとって歓迎される反面、支配層の「既得権益」を大きく損ねることになるだろうと予想されるワケです。

 ま、話が大きくなるので正直ワタシなんぞには考え及びませんが、現実の世界を離れ「1984年」の世界を参考にするならば、支配層が支配層であるために必要なのは「権力」であり、中国共産党は今回の「新型コロナ騒動」のおかげで、「権力」を確実に行使するための「国民監視システム」を国民の合意を得て構築したのは事実。

 さっそく香港の民主化運動の主要人物を逮捕しましたが、こうした「逮捕」と「釈放」を繰り返しながら心理的攻撃を与え、最終的には「転向」させるのが「党」のやり方だと「1984年」では書かれていますし、ナオミ・ウルフも指摘している次第。
 
簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ
ナオミ・ウルフ
 
 で、「カネと権力」という関係から言うと、「カネ」は現実社会では「信用」を具現化したものであって、その「信用」を担保しているのは「国」すなわち「権力」であることは皆さんご承知の通り。したがって「権力」の存在しないトコロには「カネ」も存在しないワケで、ただ「現物」による物々交換の経済活動が行われるダケ。

 しかしそれでは「富の集積」に非常に不便。物理的に「富」を保管する場所が必要になりますし、盗難や災害に遭う危険性もあります。そこで頭のイイ人は…

「富」を仮想化する

…ことを思いつき、「権力」に裏付けられた「信用」、そして「信用」に裏付けられた「権利」を行使するための「カネ」が、世界中に行き渡るようになったワケです。
 
「負債」としての「お金」
製作:ムーンファイア・スタジオ/ライフボート・ビデオプロダクション
 
 要は、「権力」がすべての「源」となっているワケで、歴史的に見れば「武力」という物理的な力が「権力」のバロメーターあった時期が長く続いたワケですが、幸か不幸か?現代社会においては「民主制」が主流となり、「選挙」で代表者を選出するという形式上、「大衆の合意」が「権力」のバロメーターになった次第。

 そ・こ・で、「権力」を維持するには「大衆」の合意を取り付ける必要があり、そのためには「情報操作」も辞さないだろうという話。そして今回の「新型コロナ騒動」は…

大衆の合意を得る格好の機会

…であるには違いなく、そのことをよwく理解する必要があるワケです。
 

 
 ひとつ確かなことは「新型コロナ騒動」が長引けば失業者が増えるでしょうし、そうして失業した人や倒産した会社の事業を誰かが肩代わりするというコト。つまり市場の独占(専有)化が進むのは明らかであり、それによって「利益」を得るのは誰か?

 おそらく現在の「危機」を煽っている連中は、そうした「利益」にありつこうとしている連中ではないのか?というのがワタシの見解であり、「資本主義のリセット」なんていうのは表面的な見方でしかなく、「市場の独占」=「専有資本の強化」にもつながり、「資本主義」は「権力」に担保されたものであることを鑑みれば…

ファシズムの再来

…も視野に入れておいた方がイイというコト。

 「自粛警察」と呼ばれる人たちや「陽性者」を差別する頑迷な人たちは戦時中の「隣組」をホーフツとさせますし(ワタシは戦後生まれですが)、一方的な情報しか流さない呆導…もとい、報道各社はまるで現代風の「大本営発表」を繰り返しているかのよう。

 ちなみに人口が14億人もいながら、中国国民は誰一人として「1984年」を読んだことが無いんですかね?もしかして中国では「発禁」とか?

 ま、話を戻すと、ウwさんのいうトコロの「多極化」は「個人の尊重」という「人権意識」の高まりに連れて不可避の流れではあるにしても、それを支配層が意図的に演出するのか?もしくは大衆の自発的な政治意識によって達成されるのか?によって結果的な世界(社会)は大きく違うというコトをワタシとしては言いたいワケで、現在までの大きな流れからすれば…

1984年的な世界

…に向かって突き進んでいるようでもあり、それに気づいた人たちが世界各地で騒ぎ始めているのではないかと(中国を除く)?

 日本にしても「陽性者」の急激な増加は、「大本営」の発表に疑問を持つ多くの人たちの故吉本隆明がいうトコロの「沈黙の有意味性」の表出ではないかと思う次第で、ま、「欲に目がくらんだ連中」には逆立ちしても理解できないでしょwなw。
 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:
 
No. 1296 コロナ禍で暴かれた経済学
耕助のブログ 投稿日: 2020年8月13日