風知空知

権力を握ったヤツらが好き勝手やっている

そんなもの、「政治」と呼べるのか?

…という話で、世界中で起きているあらゆる出来事は…

権力を握ったヤツらが好き勝手やっている

…という普遍的な事実に集約されますw。
 

高知・白バイ衝突死 疑惑の”ブレーキ痕”はなぜ裁かれないのか
2017年3月4日 19時15分 AbemaTIMES

 2006年3月3日、高知県・旧春野町で起きたスクールバスと白バイの衝突死亡事故。そこに残されていた1組のブレーキ痕がスクールバスに過失があるという決定的な証拠となった。一審の高知地裁では、スクールバスの運転手に対し禁固1年4ヶ月の実刑判決。しかし、その後ブレーキ痕をめぐる数々の疑問が噴出した。
 

 
 事故は道路脇の駐車場から出たスクールバスが右折しようと道に出た中央分離帯付近で、右方向からきた白バイと衝突したというもの。スクールバスに乗っていた遠足帰りの中学生22人と教師ら3人には怪我はなかった。この事故でバスを運転していた片岡晴彦元運転手が安全確認を怠り、車道に侵入したとして業務上過失致死罪に問われた。

 裁判での被告側の主張は、「左右の安全を十分に確認してから国道に入った。左から来る車をやり過ごすため道路中央で停止中に白バイが突っ込んできた」というもの。一方、検察側の主張は「安全確認を怠り、国道の中央分離帯に向けて低速で進行中、白バイに気づかないまま白バイと衝突。急ブレーキをかけ白バイをおよそ3メートルひきずりながら進んで停止した」というものだった。
 

 
 バスに乗っていた中学生らは当時「停止していたと思います」「中央分離帯でずっと待っていて、そろそろいけるかなって思っていたところに白バイが当たった」と証言している。さらに、事故の瞬間を目撃した人物がいた。事故の時バスのすぐ後ろの車に乗っていた中学校の校長だ。品川元校長は「バスは止まっていました。私の目の前で見えました」と証言した。

 集まった数々の証言にも、裁判所の判断は「第三者であるということだけで、その供述が信用できるわけではない」。また裁判官が信用したのは、事故の反対車線を走行中にスクールバス、白バイを通りすがりに目撃したという、白バイ隊員の証言だった。「目視でバスは時速10km、白バイは法廷速度の時速60km以内だった」。裁判所はこの白バイ隊員の証言を有効とした理由について「常日頃から目視の訓練をやっている白バイ隊員の証言は信用性がある」と説明した。

 さらに、検察側が出してきたのは130枚以上に及ぶ実況見分の時の写真だ。そこには検察が決定的証拠だと主張する、1組のブレーキ痕が写っていた。長さは右側が約1m、左側が約1.2m程度。検察側はバスが急ブレーキをかけた証拠だと主張。それに対して、片岡元運転手は「バスの運転手はブレーキに一番神経を使う。絶対と言い切れる。急ブレーキはかけません。ブレーキ痕がつくわけがない」と話した。検察側の主張は、時速5kmから10kmで走行中に白バイと衝突し、急ブレーキをかけたがひきずりながら停止したというもの。

 これらの証拠写真について交通事故事案鑑定人の石川和夫氏は「タイヤにはどの車種にも必ず溝がある」と指摘。しかし写真にはその溝が写っていなかった。「誰かが何かの目的で、そこに描いたと考えざるを得ない」。実際に片岡元運転手を支援する人たちが行った実験によると、飲料水を用いてブラシで地面をこすれば写真のようなブレーキ痕は容易に作れるという。

 弁護側は専門家の証言をもとに、捏造の可能性を指摘した。しかし、検察側は「事故後、野次馬やマスコミがたくさんいる中、ブレーキ痕を作ることはあり得ない」と主張。さらに高知県警は自ら異例とした会見を行い、「捏造、飲料水で塗ったということは絶対にあり得んことであります」と断言した。
 

 
 長年、この事件の取材を続けてきた瀬戸内海放送の山下洋平氏は、実際に事件の起きた現場で、対向車線の白バイ隊員の証言に基づく速度で走る実験を行った。山下氏は実験をもとにこう話す。「現場の手前は緩やかなカーブになっていて、交差点が見えてからブレーキをかけると十分止まれる」。さらに法定速度が60キロの道は、75メートル前にはドライバーの目から見通しが立たないといけないという法律もあるという。

 多くの疑問点を残しながら高知地裁、高裁で禁固1年4ヶ月の判決。上告するも最高裁は棄却し、片岡元運転手の実刑が確定した。刑を終えた片岡さんは、2010年2月に出所も改めて無実を訴え、裁判のやり直しを求める再審請求を行っている。片岡さんは「結局(事故の時バスに乗っていた)22名の子どもたちのためにも、真実だけはこういう事故であったと世に出したい。それが自分に今課せられた義務ではないか」と話した。

 これまで弁護団、検察、地裁による三者協議が続けられる中で、裁判所から証拠写真のネガフィルムを入手。フィルム鑑定の権威である千葉大学名誉教授の三宅洋一氏に鑑定を依頼した。三宅氏は警察庁科学警察研究所の顧問をしていた鑑定の第一人者でもある。

 その結果について石川氏は「三宅先生自身の写真解析ソフトを使うと、より鮮明に痕跡が浮かび上がる。三宅先生自身もスリップ痕ではなく絵である。何らかの液体で描いたものであると鑑定書で断言されています」。さらに光学顕微鏡などで解析されたネガの中に、画像そのものを作り替えた合成写真もあったという。

 再審請求には新規かつ明白な証拠があればという条件がある。11年もの歳月が経ち写真解析などの技術も進化している中、弁護側はブレーキ痕が捏造されたのではないかという様々な鑑定結果を出している。

 しかし裁判所側は「証拠の捏造が出来るわけがない」の一点張り。現在も最高裁に特別抗告を出しているが、再審請求が認められる目処はたっていない。( AbemaTV/AbemaPrime より)

 

 
 豊洲新市場の地下水汚染問題にしても、今回の調査方法がたまたま従来の段取りと違っていたから高レベルの汚染が検出されたかのように報道されていますが、じゃあ従来の方法と今回の方法の…

ドッチが土壌汚染の「真値」に近いのよ?

…という話で、ワタシからすれば従来の方法が「誤魔化し」だったんじゃないの?という話。
 
過去と異なる手順で採水=基準超の9回目調査-日程優先で都が指示・豊洲問題
jiji.com (2017/03/04-22:10)
 
 食の安全に関しては常に「最悪のケース」を想定していなければ、口に入れる食品に安心できません。築地市場の土壌汚染も取り沙汰されていますが、それなら豊洲と築地、ドッチの汚染が酷いワケ?「同じように」検査したうえで築地のほうが汚染が酷いというのなら、豊洲への移転もやむなしという話になりますが、豊洲のほうが酷いのであれば移転するなんてバカげています。
 

築地市場でも土壌汚染のおそれ
TBS News i 2017年2月28日 22時28分 (2017年3月1日 06時10分 更新)

 東京都が、築地市場の敷地について、去年3月の時点で「土壌汚染のおそれがある」と判断していたことがわかりました。

 東京都によりますと、戦後、現在の築地市場の敷地の一部にアメリカ軍のクリーニング工場が建てられ、有害物質を含む「ソルベント」という溶剤が使われたとみられるということです。去年3月、土地利用の履歴書から判明しました。都は「土壌汚染のおそれがある土地」としていますが、今はコンクリートやアスファルトで覆われているため、安全上の問題はないということです。

 「汚染という観点、もしくは法令上の問題はないという認識です。(豊洲市場)移転の問題については、基本的に再調査の結果待ちということ。それらを含めて総合的に判断するスタンスに何ら変化はありません」(東京都 小池百合子知事)

 小池知事は、「豊洲市場の問題と同じ観点で見るべきではない」と話し、別の問題だという認識を示しました。(28日23:02)

  
 築地市場が手狭になったので豊洲に移転するという話はわかりますが、あくまでも「食の安全性」が最優先だという前提です。例え「基準値未満」だと言われても、築地より高いレベルの土壌汚染が確認された土地に移転するなんて消費者心理として拒否しますw。

 ま、「一事が万事」、権力を握ったヤツらが好き勝手やろうとするのは大から小まで洋の東西を問わず、世界中で普遍的に起きている問題であり、先の「高知白バイ事件」なんてバスに乗っていた中学生の心に…

真実が踏みにじられる不条理

…を植え付けたでしょうし、そうした社会に「長いものには巻かれろ」としたり顔でへつらっている「オトナ」が多いから、世の中ちっとも良くならないワケですw。

 というか?あんな事故がありながら未だに政府・電力会社は「原発」を止めようとせず、東日本大震災や先の熊本地震の災害復興も儘ならないというのに、3年後の「オリンピック」に向けて予算を組み、スーダンでは派遣された「自衛隊」が危険な状況に置かれ、首相が「土地取引疑獄」の渦中にあるなんて…

この国は狂っている

…としか思えないワケで、「狂った国」で「狂った犯罪」が発生するのは「道理」ですw。
 

相模原殺傷、植松容疑者を殺人罪などで起訴 横浜地検
朝日デジタル 古田寛也、伊藤和也2017年2月24日11時43分


植松聖容疑者=昨年7月27日午前7時32分、相模原市緑区、恵原弘太郎撮影

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害され、27人が負傷した事件で、横浜地検は24日、元職員の植松聖(さとし)容疑者(27)を殺人など六つの罪で起訴し、発表した。精神鑑定の結果から、パーソナリティー障害で、完全な刑事責任能力を問えると判断した。逮捕から約7カ月に及んだ捜査が終結した。

 起訴された罪名は、19~70歳の入所者の男女19人への殺人▽入所者の男女24人への殺人未遂(9日から6カ月のけが)▽職員2人への逮捕致傷▽職員3人への逮捕▽園の敷地内に侵入した建造物侵入▽園内で包丁など5本を携帯した銃刀法違反――の六つ。

 植松容疑者は園の職員だった昨年2月、「障害者総勢470名を抹殺できる」「障害者は不幸をつくることしかできない」とする手紙を衆院議長公邸に持参。「抹殺後は自首」「逮捕後の監禁は最長2年、その後は自由な人生を」「心神喪失による無罪」などとも記していた。

 起訴状や捜査関係者によると、植松容疑者は事前に刃物やハンマー、結束バンドを準備し、昨年7月26日午前2時ごろに窓を割って園に侵入。職員を縛って重度の入所者を聞き出し、約45分間にわたり次々に襲いかかり、首を刺すなどしたとされる。ツイッターに「世界が平和になりますように」などと投稿したうえで、神奈川県警津久井署に出頭した。逮捕後は「障害者は周りを不幸にするのでいない方がよい」「日本のためにやった」などと独善的な供述をしたとされる。

 県警には計3回逮捕、5回追送検された。昨年9月からは、約5カ月にわたり精神鑑定を受けた。パーソナリティー障害は、物事の見方や人とのかかわり方が極端に偏っていたり、柔軟性のない振る舞いが広範囲にみられたりすることが診断の基準。米国の精神医学会の診断基準では妄想性、自己愛性など10のタイプがある。善悪を判断し、行動を制御する刑事責任能力には、影響しないとされている。(古田寛也、伊藤和也)
 
■ やまゆり園「見守っていく」

 津久井やまゆり園(相模原市緑区)を運営する社会福祉法人「かながわ共同会」の米山勝彦理事長は、植松聖(さとし)容疑者の起訴を受け、「裁判の今後の行方を注意して見守っていきます」とするコメントを出した。

 津久井やまゆり園(相模原市緑区)の入倉かおる園長は、植松聖(さとし)容疑者の起訴を受け、「午前の園内会議で、職員約10人に『しっかりと裁判を見届けていきましょう。私たちがやるべきことは目の前の支援に取り組み、亡くなった方の冥福を祈ることです』と呼びかけた」とのコメントを出した。

 相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件で、横浜地検が24日に発表した植松聖容疑者の起訴内容の要旨は次の通り。

■ 建造物侵入罪

 社会福祉法人かながわ共同会「津久井やまゆり園」に入所している利用者のうち、意思疎通のできない障害者を多数殺害する目的で、2016年7月26日未明、相模原市緑区の同園敷地内に、通用口の門扉を開けて侵入した。

■ 殺人罪と殺人未遂罪

 園内で、いずれも殺意をもって、入所者(当時19)ほか42人に対し、身体を柳刃包丁等で突き刺すなどし、入所者(当時19)ほか18人をそれぞれ腹部刺創による脾(ひ)動脈損傷に基づく腹腔(ふくくう)内出血等の各死因により死亡させて殺害し、入所者(当時51)ほか23人には、それぞれ全治約9日間ないし全治約6カ月間の前胸部切創、両手背挫創等の各傷害を負わせたにとどまり、その殺害の目的を遂げなかった。

■ 逮捕致傷罪

 外部への通報等を防ぐなどのため、同園職員の身体を拘束しようと考え、職員(当時37)に対し、包丁様のものを示しながら「騒いだら殺す」などと申し向け、逃げ出した職員を転倒させ、その後頭部を床面に打ち付けさせる暴行を加えた。さらに結束バンドでその両手首を緊縛して同園内を連れ回し、別の結束バンドで廊下の手すりに縛り付けるなどし、不法に逮捕するとともに、全治約1週間の傷害を負わせた。

 また、職員(当時39)に対し、顔面に暴行を加えた上、結束バンドでその両手首を緊縛して同園内を連れ回し、さらに、別の結束バンドで廊下の手すりに縛り付けるなどしたが、職員が隙を見て逃げ出したため、その腕をつかんでトイレに連行し、同所の個室内の手すりに縛り付け、不法に逮捕するとともに、全治約2カ月間の傷害を負わせた。

■ 逮捕罪

 職員(当時23)に対し、結束バンドでその両手首を緊縛した上、廊下の手すりに縛り付け、不法に逮捕した。職員(当時54)に対し、包丁様のものを示しながら「こっちに来い、早くしないと殺すぞ」などと申し向け、結束バンドでその両手首を緊縛した上、廊下の手すりに縛り付け、不法に逮捕した。

 職員(当時35)に対し、包丁様のものを示しながら、結束バンドでその両手首を緊縛した上、廊下の手すりに縛り付け、不法に逮捕した。

■ 銃刀法違反罪

 業務その他正当な理由による場合でないのに、津久井やまゆり園内において、柳刃包丁等5本を携帯した。

 
次の世代のために、少しでも社会を良くしなければw!
 

「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、24時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?

原発がどんなものか知ってほしい – より

 
 
 
 

人間ナメんなよ!

でわっ!

 
 
追記:

豊洲の地下水調査 不適切なのは本当に「9回目の手順」か
日刊ゲンダイ 2017年3月7日


何が不適切なのか…(写真はモニタリング井戸)/(C)日刊ゲンダイ

豊洲市場の“疑惑”の地下水モニタリング調査について、4日、都議会の特別委員会が業者を参考人招致した。そこで明らかになったのが、201カ所中72カ所から有害物質が検出され、環境基準の79倍ものベンゼンと猛毒のシアンまで出た9回目と、基準を下回った1~7回目や有害物質検出がわずか3カ所だった8回目との、調査手順の違いだ。報道などでは「9回目の手順が不適切」という話になっているが、本当にそうなのか。

 調査手順の違いとはこうだ。水質調査は環境省のガイドラインに基づいて行われ、異物が混じらないよう観測井戸にたまった水を取り除く「パージ」という作業後、新たにたまった水を採る。1~8回目の採水は、パージの翌日か翌々日だったが、9回目は当日、20~30分後のスピード採水だった。水質調査とは別に地下空間の水を排出する作業を行っていたことから、都側が採水をせかしたためという。
 
■ 「ベンゼンとシアン検出の9回目こそが正しい」と専門家

 つまり、パージ後の水を「放置した時間」に違いがあるのだが、日本環境学会元会長の畑明郎氏はこう言う。

「1~8回目の手順が間違っていて、むしろ9回目の方が正しいと思います。パージ後に長時間、1日も放置するのはよろしくない。ベンゼンは揮発してしまうし、シアンも一部揮発する。9回目にシアンが初検出されたのは、放置時間が短かったからこそでしょう。もともと地下水には濁り成分があって、長時間放置すると沈殿してしまう。本来、濁り成分も併せて調査しなければ意味がありません」

 他のケースを調べてみると、2011年の滋賀県の土壌汚染調査の資料には、こんな記述がある。

〈パージ後24時間静置している状態ではVOCs(揮発性有機物)が揮発している可能性が高い〉

〈定常状態にある地下水及び浸透水の水質を分析するなら、パージ直後の孔内の水を採取するのがいい〉

 専門家5人中4人がパージ後の水を1日放置することに疑問を呈しているのだ。

 そもそも環境省のガイドラインに、パージ後から採水するまでの時間の規定はない。1~8回目は、なぜ1日以上置いたのか? 小池知事が就任するまで、豊洲は昨年11月の開場が既定路線だった。揮発性の有害物質を検出しにくくする狙いがあったのではないのか。そんな疑念が浮かんでしまうのである。

 
 



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